京都・井手やまぶき支援学校から感謝メッセージ
(2024/12/19)印刷する
今年度支援した特別支援学校のひとつ、京都府立井手やまぶき支援学校(江口直美校長、児童・生徒173人)から、財団が贈った備品を活用している写真が届きました。
同校が希望したのはサイバーホイール。透明の大きな筒に入って動くと、回転するつくりになっていて、室内でも全身を動かすことができます。バランスをとろうと体が自然と動くことから、遊びながら運動感覚を養える教材です。
届いた写真には、遊びの指導の時間にサイバーホイールを使う小学部4年生の児童が写っています。「透明な教材のため、周りを見ながら中に入ることができ、子ども自らが回転させながら遊んでいます。中に入っている玉がバランスをとる目安となっており、鈴の音も楽しめています」と先生方がコメントを寄せてくれました。
特別支援学校では「自立活動」という指導領域があります。井手やまぶき支援学校では自立活動推進担当(理学療法士)が、様々な身体へのアプローチを中心に日々指導をしているそうです。「安全に取り組めることで児童生徒たちの好奇心や探究心を伸ばし、遊びながら発達を促すことができるのが、井手やまぶき支援学校の良いところ」とのことで、これからもサイバーホイールを大いに活用してもらえそうです。