福井・県立清水特別支援学校から感謝メッセージ


(2021/02/03)印刷する

 ペルー発祥の打楽器「カホン」を演奏する児童の写真がベルマーク財団に届きました。送ってくれたのは福井県立清水特別支援学校(細川裕校長)の原田由香里先生。四角い箱状になっており、上に座って、前面を手のひらでたたいて音を出します。今年度の財団からの支援として同校が希望し、寄贈された楽器です。

 原田先生によると、カホンは「全ての音楽の授業で大活躍」とのこと。今回の支援では、カホンの他にデジタルカメラや電子ホイッスルなど、学校生活に欠かせない備品もそろえることができました。写真も実はそのデジタルカメラでさっそく撮ったものだそうです。「学校祭などの行事から日常の様子まで、子どもたちの学びの一場面を鮮明に切り取ることができます」

 同校は小学部、中学部で14人の子どもたちが在籍しているほか、福井南特別支援学校高等部清水分教室として6人の高校生も学んでいます。県内では一番小さな特別支援学校ですが、「小さい学校だからこそ、子どもたちの顔や名前だけでなく、健康状態なども教職員間で共有することで、安全・安心な学校生活をサポートできるよう心がけている」と原田先生は言います。小・中・高で共通した教材を使い、子どもたちが戸惑わないような工夫もしているそうです。

 近隣の学校との交流も盛んで、小学部では20年以上も交流を続けている学校があるのだとか。公民館や郵便局などに授業で制作した作品を展示してもらう機会もあるとのことで、地域全体で子どもたちを見守っている様子が伝わってきました。

 原田先生は「ベルマーク活動にご参加の皆様に、間接的にではありますが、お礼を申し上げる機会になれば幸いです」とコメントを結びました。いつもベルマーク運動にご協力くださる皆さん、ありがとうございます。

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