体験報告



四国



6月29日(金)高知


高知市立横浜小学校
種田  智加さん(2006年度ベルマーク部長)
岡田  理愛さん(同副部長)
(右から)
 横浜小学校は児童478人、PTAベルマーク部員114人です。
  整理・集計は6、10、1月の各2日間です。作業は生涯学習室で行います。「はさみはなるべく使わないで作業しましょう」と呼びかけています。時間短縮のためです。毎回、子どもたちが手伝いに来てくれるので、あめ玉などを子どもたちと一緒にいただきながら作業をしています。
  「ベルマークきっず」というお便りを発行しています。出来るだけ分かりやすく楽しくなるようにしています。子ども用のも出していますが、ベルマークに興味持ってもらうようクイズを出すなど工夫をこらしています。
  ベルマーク収集点数は04年度には400万点に達し財団から表彰されました。昨年度は県内3番目の収集実績です。ベルマークやインクカートリッジの集まりが非常に良く、部員の作業の頑張りが結果に出たのではないかと思っています。お願いに町内会を回りたくさん寄付していただき感謝しています。
  ベルマーク活動の中でうまくいかず悩んだこともありましたが、当時の教頭先生から「できる人で、できることを、無理なくやっていこうよ」と、励まされたことが今でも忘れられません。
  学校、家庭、PTA、地域の4つの車輪で、これからもいきいき元気な横浜小らしく、愛の鐘をならしていきたいと思います。
(スライドショーを使って発表)
=6月29日(金)、高知共済会館で


6月28日(木)徳島


徳島市立昭和小学校
鶴野  輝江さん(2006年度研修部長)
 昭和小学校は、昔は1000人余だった児童が今は600人足らずです。PTA専門部には広報部、人権教育部などあり、ベルマーク活動は各クラスから2、3人選出の研修部が中心に取り組んでいます。
  収集は、先生にお願いして学年便りに「1日はベルマークの日」と書いてもらいます。子どもたちへの習慣づけです。PTAは1年を3つに分け、各クラスの担当者を決めます。6月の収集日の2、3日前、ベルマークを入れる個人用の封筒、ベルマーク収集のお願いの手紙を担任の先生を通じて子どもたちに渡し、回収された封筒は担任から児童を通じてPTAの担当者に届けられます。
  担当者はベルマークを会社別に分け、集計作業がある月まで自宅で保管します。また月末になると、先生に封筒を配ってもらい、回収と同じ作業を繰り返します。
  作業の効率化を図るため先生方に回収方法を書いたイラストつき手紙を渡して、担当者と担任の先生の間でトラブルがないようご協力いただいています。やはり担当者と担任とのコミュニケーションがうまくできているのも、より多く収集できる要素です。
  集計は7、12、3月に行っています。出席者はきめられた日(2日間)に集まります。欠席の人は児童を通じて担任か、職員室のベルマークのかごに、整理したベルマークを入れてもらいます。部長はこれらを回収し他の担当者と一緒に仕分け作業をします。
  仕分けは1日目、イチゴパックに並べて会社別にベルマークを入れていきます。全クラス入れ終わったら18クラス分に分けます。出席している方から自分の出来そうな会社のマークを持って帰ってもらいます。残りは欠席している人に、児童を通じて持って帰ってもらいます。担当者は自宅で枚数、点数を計算し、番号別の集計袋にいれて封をします。2日目は集計袋を持ち寄り、欠席者は児童を通じて部長に届くようにしてもらいます。部長は全てを記入し発送します。
  このベルマーク活動のおかげで昭和小の読み聞かせグループ用に絵本を買うことになりました。
=6月28日(木)、ウェルシティ徳島で


6月27日(水)高松


高松市立栗林小学校
後藤  美和さん(2006年度クラス部長)
大矢根 久美子さん(同)
高橋   純子さん(同副部長)
(右から)
 栗林小学校は名園栗林公園の東に位置しています。香川県でも有数のマンモス校で児童は31クラス1100人を超えています。
  ベルマーク運動は1961年から始まり累計点数が1100万点を超え、香川県初ということでベルマーク財団から表彰を受けました。
  ベルマーク活動は作業が煩雑であり携わるメンバーの負担が大きくなる傾向があります。そのため、作業段階を整理し、ぞれぞれ単純化することで負担を軽くしています。この点に重点を置き、発表させていただきます。
  仕分け、集計は年6回、発送は年2回です。活動に参加するのはPTA役員、児童、先生、ボランティアです。PTAの役員とボランティアは学年ごとに1つのグループになり、担当の月に仕分け作業を行います。仕分けは1年6回なので年1回の作業分担ですみます。
  ボランティアの募集は1人1役お手伝いアンケートでベルマークボランティアを募集のほか、作業2週間ほど前にお手伝いスタッフを募集します。
  実際の流れを言いますと、学校には各教室ごとにベルマークBOXを設置、ベルマークの番号ごとに6つのグループに分類されています。児童は自分で仕分けして入れます。この後、各クラスのリサイクル係りの児童がベルマークを1カ所に集めPTAに引渡します。PTA役員は児童の作業を見守り手助けします。すでに児童が6つのグループに分けているので、保護者の作業はそれを個々の番号に分けて集計するだけです。このため作業は午前中に終了します。
  集計は集計用紙を使います。集計終了したベルマークと集計用紙を同じ番号を記入したビニール袋に入れます。例えば青く16と書かれた袋には本年6月に集計したマークと集計用紙が入っています。次回7月は赤色、次々回9月は黒色の袋に入れ10月に3カ月分まとめて発送します。
  栗林小のベルマークの特徴は児童の協力、参加メンバーの組織化、作業段階の整理です。この結果、誰もが分かりやすく年度が代わりに担当者が代わっても困らないようになっています。児童に協力してもらうことで保護者の負担が軽くなっているということが私たちの活動の1番のポイントであり、それが長く続く秘訣だと思います。
(スライドショーを使って発表)
=6月27日(水)、ウェルシティ高松で


6月26日(火)松山


松山市立石井東小学校
門田  朝希さん(2007年度PTAベルマーク委員会リーダー)
田島  廣江さん(同サブリーダー)
池田  知子さん(同)
(右から)
 ベルマーク委員は各クラス2人ずつ選出し、今年度は58人の保護者で活動しています。だいたい月1回の集計と、7月の前期集計、12月の後期集計を行っています。
  毎月初めがベルマークの日になっており、子どもたちが持ち寄ります。カートリッジ類はインク漏れを防ぐため玄関に常時設置してある専用の箱にいつでも入れるようにしています。
  毎月の集計は、全校で集めたものを各テーブルに小分けにします。大きさを揃えて切ります。次に番号を貼り付けたカップラーメントレーを用意して、仕分けし易い様に工夫しています。その仕分けしたものを番号別専用トレーに入れ、集計表に点数・枚数・合計点数を書き込んでもらっています。これが毎月の流れです。昨年は8万5000点ありました。
  石井東小の特色として毎年秋に東っ子祭というPTA主催のバザーがあります。東っ子祭というのは、学校教育部、スポーツ少年団やベルマーク委員会が、それぞれの出し物を出し合って地域の人たちに楽しく参加してもらうお祭りです。
  ベルマーク委員会では毎年3つのゲームをやっていますが、ベルマークを集めるという意識づけのため、お金でなく、ベルマーク5枚で1ゲーム又はカートリッジ1個で1ゲームできるようにしています。
  昨年の例ですとストラックアウト、ボールころがし、フリスピーの3種類のゲームをしました。1ゲーム終了後、1個10円くらいのお菓子を渡しています。簡単な手作りのゲームですが、毎年多くの子どもたちに楽しみにしてもらっています。1日4時間ほどの東っ子祭だけで約1万3000点ほどのベルマークが集まりました。
  毎年このような活動を経て、一昨年、累計400万点を達成しました。ベルマーク委員を始めて3年目ですが、カートリッジの定着が目に見えて分かるのでうれしく思います。
(スライドショーを使って発表)
=6月26日(火)、ピュアフル松山で