ぼくたちの学校では、各クラスから2人以上のベルマーク委員を選び、毎月1回の専門委員会で、さまざまな対応策などを話し合っています。
まず、月末の4日間をマークの収集日とし、マークを入れる個人用の封筒と集計表を生徒全員に配布します。集まったマークをクラスごとに仕分け・集計して提出してもらい、毎年9月に全校集計します。
全校のベルマーク活動をまとめているベルマーク専門委員会では、収集期間中、校舎の階段や昇降口付近で生徒に呼びかけたり、各クラスの委員にポスターをつくってもらうなど、さまざまな広報活動を繰り広げています。
しかし、郡山一中が全国でもトップクラスの活動校になることが出来たのは、生徒自身の力だけでなく地域の皆さんの協力があったからです。
校内の出会いの広場にベルマーク財団から贈られた「ベルマークポスト」があり、卒業生や地域の皆さんがマークを持ち寄ってくれます。私たちは、集めたマークでグランドピアノやパソコンなどさまざまな物を購入しましたが、昨年度は地域の皆さんへの感謝の気持ちを込めてベルマークで買った点字タイプライター5台を郡山市に贈呈しました。目の不自由な方たちのために役立てていただきたい、との願いからです。
私たちは、この運動に参加することによって、「やりがいのある奉仕活動」との思いが芽生え、「協力することのすばらしさ」や「継続の大切さ」「根気強さ」「感謝の気持ちを育てること」など、さまざまなことを学びました。
これからも年間収集目標100万点と、大きな心の成長を目指してがんばって行きたいと思っています。
(パソコンを使って説明)
=6月20日、福島県郡山市のビッグパレットふくしまで
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