体験報告



四国



6月11日(火)高 知


高知市立高知小学校
井上 広美さん   岡林 明子さん
高田 一恵さん   田村圭英子さん
山崎江里子さん
 本校は昭和32年に開校し、今年4月には45周年を迎えました。「まごころをこめて生きぬく、たしかな人間づくり」を基本方針として「世界の鐘」「校章橘」をシンボルに「勉強にうちこむ子」「仲良く助けあう子」「ねばり強い子」「ゆたかな心の子」を4本の柱とし、そんな子ども像に向かって、努力を続けております。
 活動はPTAの総務部が中心になり、年7〜8回「ベルマークたより」を出して集まっていただき、集まる日は参観日の個人面談の待ち時間などを利用しています。昨年末、ベルマークが累計で300万点を達成しました。参加以来36年間、コツコツやった地道な努力が大きく実りました。このことは「かわら版」といって、PTAが発行している広報誌に載せ全員で喜び合い、運動がボランティアにつながっていることも伝えました。各家庭から集められたベルマーク袋は、学年ごとに分けられ児童ベルマーク係が「ありがとう」のハンコを押しています。収集箱はベルマークのホームページからダウンロードして作り使っています。パソコンを使ってぜひ作ってみてはいかがでしょうか。
 これまでに逆上がり補助器、掃除機、黒板消しクリーナー、スリッパなどを購入しました。(パソコンとOHPを使って説明)
=6月11日、高知市の高知共済会館で


6月12日(水)徳 島


徳島市立八方南小学校
吉岡 多美さん
増田 実代さん
 運動は、PTAベルマーク部が担当しています。毎年、各クラスから2名が選ばれ昨年は44名で活動していました。昨年は月1回第3土曜日に部会を開き、ベルマークの仕分け作業をしていました。会社別に仕分けをし、持ち帰って集計をして、次回の部会に持ってきてもらいました。仕事をされている方は、子どもさんを通じて持ち帰り作業をお願いしました。発送は学期ごとに、担当を決めて部会以外の日に集まり、集計表とベルマークを確認しながら会社用袋に書き込み発送していました。
 以上が昨年までの活動方法ですが、今年からは毎週土曜日が休みなので、部会に多くの人たちが参加できる方法を検討中です。今年からは、会社番号別に仕分けできるペットボトル9個を一まとめとして、各クラスに置き、子どもたちに各自が持ってきたベルマークを分別してもらいます。それを部会の前日に、各クラスの子どもたちの中から選ばれた「ベルマーク係」が、図書室に持ってきてくれて、その後の仕分けをPTAのベルマーク部員が、9チームに分かれて、さらに分別作業をする事にしました。その結果、時間の短縮と部員にかかる負担が軽くなったように思います。
 細かい作業ですが、「手先が器用になるのでは」などと思いながら、何事も楽しんでやって行きたいと思います。
=6月12日、徳島市のウエルシティ徳島で


6月13日(木)高 松


香川県観音寺市立観音寺南小学校
高橋 昭夫さん
 私たちの学校では、学校と地域が協力して、ベルマークを集めています。学校では毎月10日をベルマークの日と決め、児童に収集を呼びかけています。一方、自治会では地区によって違いはありますが、子供会の子どもが中心になって進めています。そのほか、スーパーや写真屋さんにベルマーク箱を設置して、PTAの担当者が取りに行っています。
 10年の歳月をかけて、ベルマーク資金でグランドピアノを手にすることができました。新しいピアノをベルマークで購入しようという目標を立て、これに絞って点数をためてまいりました。この目標は歴代の役員、委員に引き継がれ、多くの方々のご協力のおかげで、やっと昨年度後半に220万点を達成することができました。
 昨年度は本校の創立120周年という節目にあたるということもあって、グランドピアノを体育館に搬入し、12月22日に「創立120周年ピアノコンサート」を開催することができました。たくさんの父兄や先生方、児童・生徒たちが参加し、立派な演奏会を喜んでくれました。
 「あんな小さなマークが、こんなグランドピアノになるんだ」――小さなことも、ずっと続けることに意義があることを感じました。
=6月13日、ウエルシティ高松で


6月14日(金)松 山


松山市立湯築小学校
平井 千春さん
伊東 栄子さん
松田 美恵さん
石渡 尚美さん
 本校は松山市の中心部に位置し、児童数585名、家庭数434世帯、教職員29名の中規模校です。とりわけ愛好心、郷土愛をこい願った道後温泉にゆかりのある校章です。
 ベルマーク活動の最初の仕事は、各家庭へ「ベルマーク運動協力のお願い」のプリントと協賛会社のベルマーク一覧表、回収用の封筒のセットを配ります。プリントではマークの切り取り方や集め方を詳しく説明します。さらに担任の先生方にもプリントを配っていただき理解を求めます。
 毎月第2週目の1週間をベルマーク回収期間として「ベルマーク週間」と呼んでいます。第1週目に各クラスの担任に「ベルマーク集めのお願い」のプリントを配り呼びかけます。このプリントを配布するようになってから、伝え漏れや聞き漏れなどの心配がなくなりました。これを受けてクラス担任が家庭に連絡帳を使って知らせます。家庭からマーク袋を持参すると、担任の先生から裏にスタンプを押していただけるので、子どもたちは大変喜んでくれます。集まったマークは回収箱に入れ、仕分け・集計作業は学期に2回くらいの割合で学校教育部のベルマーク担当者とボランティアの合わせて20人くらいで行いました。手作業で地道な作業でしたが、雑談を交えながら楽しい情報交換の場にもなっていました。
 こうした活動の結果、昨年度は11万8150点のベルマークを集めることができました。今年は子どもたちの希望により、屋外用のソーラー式掛け時計を買いました。先日、朝礼で校長先生から子どもたちに「ベルマークをたくさん集めたので、こんなにすてきな時計がつきました。今年もがんばってたくさん集めよう」とお声をかけていただきました。子どもたちもやる気満々です。(OHPを使って説明)
=6月14日、松山市のピュアフル松山で