体験報告



四国



6月26日(金) 高知

高知県土佐清水市立清水小学校
宮本 早苗さん(09年度PTA企画広報部長)
山形 美和さん(08年度事業部長)
吉川 妙 さん(同副部長)
(右から)
 ベルマーク運動が始まって来年で50年ですが、清水小学校は1961年1月16日に参加登録しました。全国で参加第1号ということです。50年という節目を迎え、新たな気持ちで取り組みを進めることを決意しました。
 児童が412人で、学校では5、6年生による委員会活動があり、ベルマークは事業委員会が中心になっています。委員会活動の中でベルマークの収集、仕分け整理を行ない、20人ほどが携わっています。
 昨年度はベルマークの得点を競ったりする期間を設けたりしました。ベルマークへの関心を持ってもらうためです。低学年を中心に関心を高め、保護者も意識して取り組むようになりました。
 PTAはこれまでは3部会にわかれ1年から6年まで縦割りで活動してきました。ベルマークは事業部が担当し、2002年には累計で300万点を超えました。平成に入り急激に点数が伸びたこととしては毎月15日をベルマークの日と設定したこと、いつでも回収できるよう市役所や公民館などに回収箱を設置したことなどがあげられます。学校だけでなく地域の協力を得られるようになりました。
 PTA組織も見直し、一昨年より学年で部会を構成することになりました。同学年なら保護者同士の横のつながりが強まるからです。
 年5回ほど、ベルマーク整理作業を行っています。学級担任も参加しての作業もあり、参観日にはなかなか話すことのできない先生との情報交換の場にもなっています。
 課題としては、
1. PTA活動が一部の保護者の負担にならないようにする
2. 長く続けられるようにする
3. 達成感が感じられるようにする
4. 児童への還元について、どう有効利用していくか、  ……などです。


=6月26日、高知共済会館3階「金鶏(大ホール)」で

6月25日(木) 徳島

徳島県北島町立北島小学校
三木 尚恵さん(ボランティアグループ・ベルマーク委員会09年度委員長)
賀川 美幸さん(08年度委員長)
宇山 智子さん(同副委員長)
(右から)
 北島小学校は児童548人です。ベルマーク委員会は発足して3年が経ちます。昨年度のベルマーク収集点数は6万7537点と、県内4番目に多い点数となりました。昨年度のバナージュのキャンペーンでも県内1位に輝き、賞品のバナナ320本は、子どもたちに配布し食べさせていただきました。
 保護者によく知ってもらうためベルマーク通信を発行しています。
 収集箱を職員室前と児童館、幼稚園などに置いています。カートリッジの回収箱は職員室前に置いています。昨年度収集6万7537点のうち1万1635点がカートリッジの点数です。
 委員会は毎月1回、第2木曜日の午前中です。10人ほどの参加で、作業は楽しく情報交換の場にもなっています。切り、番号別に仕分けします。1人が数えたものを他の人がもう一度数え整理袋に入れ、記入します。
 在校生だけでなく先生方も積極的にベルマークを収集してくださり、購買でもキョクトウのノートの取り扱いを始めてくださりました。財団に送る作業も先生方がしてくださるので非常に助かっています。これまでに一輪車、黒板消しクリーナー、ドッジボールなど買いました。これからも先生方、保護者、地域の皆さんの協力をいただきながら活動を続けていきたい。

(スライドショーを使って発表)
=6月25日、徳島市立文化センター会議室で

6月24日(水) 高松

香川県高松市立中央小学校
川口 百合子さん(08年度PTA本部役員)
眞鍋 美紀 さん(09年度本部役員)
真鍋 貴子 さん(同厚生部長)
浜谷 奈緒美さん(同副部長)
(右から)
 今年、創立37年目を迎えます。児童は増加し続け870人が在籍しています。「笑顔・元気・やる気のある中央っ子」の育成を目指しています。あいさつの心、働く心、決まりを守る心の「三つ葉の心」を誇りに勉強、運動に励んでいます。そんな折、昨年秋にベルマークに参加して以来の累計で400万点を達成しました。
 ベルマークを担当しているのは各クラスから1人ずつ選ばれたPTA厚生部の保護者です。各学年4人、計24人です。
 年4回、収集を行っています。今年度から、児童の回収袋を各家庭で使用済みの封筒を利用していただいています。校区内のお店に、児童手作りの回収箱を置かせていただき地域の方々にも協力してもらっています。
 クラスごと集まったベルマークは各クラスの部員が自宅で整理します。企業、点数別に5枚か10枚つづりにしていきます。回収して2週間後ぐらいに、みんな集まって整理します。働いている人も参加しやすいよう夜6時くらいから2時間程度します。カップラーメンの入れ物を利用しています。家庭で束に出来なかったのを5枚、10枚の束にします。
 トナーやインクカートリッジの回収も大きなウエートを占めています。
 これまでに一輪車10台、逆上がり練習機などを購入しました。
 多くの保護者に支えられてきたベルマーク活動ですが、課題がないわけではありません。昨年の説明会で、児童が仕分けなどに参加している例が体験発表されていましたが、私たちも子どもに積極的に参加してもらいたいと考えるようになりました。子どもたちにも達成感もあるでしょうし、中央小のベルマーク運動も大きなものへ広がっていくと思うのです。今後は子どもたちの参加ということを学校に働きながら、一層の活動を続けていきたいと思います。

(スライドショーを使って発表)
=6月24日、アルファあなぶきホール(香川県県民ホール)多目的大会議室で

6月23日(火) 松山

愛媛県新居浜市立角野小学校
大澤 真由美さん(09年度PTA副会長)
加地 千草 さん(同会長)
(右から)
 角野小学校の2008年度ベルマーク集計は26万7428点になりました。県内トップです。ベルマーク運動に参加してからの累計も450万点を超えています。
 全児童643人にベルマーク袋を1年に5回配布し収集しています。1回の収集でスーパーの買い物かご一杯になるくらい集まります。
 仕分け作業の場所は学校向かい側にある公民館を利用しています。ベルマーク担当の役員、クラス委員は年2回、2時間。ベルマーク整理担当の保護者は年1回、2時間、朝昼夜のうち都合の良いときに作業します。約150人で行います。
 切る作業しながら10枚ずつ束ねます。あとで計算しやすいからです。番号別に分けたら計算ですが、桁違いなど計算を間違えないよう気をつけます。
 各家庭からベルマークを提出する際、適当な大きさ、形に切ること、同じ番号・同じ点数であれば仕分け・整理してもらえるように呼びかけていきたいです。

=6月23日、ピュアフル松山6階鳳凰の間で