バーチャル体験発表/愛知・たつみ幼稚園


(2021/05/06)印刷する

 愛知県岡崎市の学校法人白菊学園 たつみ幼稚園は、2020年度の岡崎会場でのベルマーク運動説明会で、活動体験発表を予定していました。説明会はコロナ禍で中止になりましたが、今回、2019年度に同幼稚園のベルマーク係リーダーを務めた佐藤由美さんから、発表用に作った原稿とパワーポイントの資料に、新たな購入品などを加え、送っていただきました。


 たつみ幼稚園のベルマーク活動を報告させて頂きます。

新園舎が完成、のびのびとした環境

 まずは幼稚園の紹介からさせていただきます。

 たつみ幼稚園は愛知県岡崎市にある、満2歳児クラスから年長まで、全園児170名(2019年度)のマンモス幼稚園です。昭和56年創立で、今年で創立40周年を迎えます。

 令和2年度に新園舎がリニューアルし、ピカピカの園舎と広い園庭で子どもたちは毎日のびのびと元気に過ごしています。

 「すこやかで 明るく たくましく。」を教育方針に純真な心と身体をまっすぐに育て、実りある将来を作りたいと先生方一丸となって子どもたちの笑顔と思い出を作ってくださっています。

 幼稚園では、知的好奇心をくすぐる活動や感性を豊かにする活動、身体を育む教育など先生たちの意図的な教育を中心にバランスのとれた保育が行われています。

自宅作業中心、できる範囲でコツコツと

 さて、PTA…ベルマーク活動としましては、1984年から総計で300万円以上のベルマークを回収してきております。たつみ幼稚園では、共働きのご家庭も多くPTAとしては「できる人ができる範囲で協力してやっていきましょう」というスタンスが強いです。ですので、無理せず、コツコツと細く長くやっていくことを目標にしています。

 ベルマークの回収・集計に関しても、「一家庭・一運動」などはなく、少数精鋭でパパっと集計しております。また、働きながらPTA活動に参加してくださっている保護者のために、なるべく平日の日中に集合して行う作業を避けて、比較的自由に時間を作れるであろう自宅作業をメインに集計作業を行っております。

 以前はPTA役員全員で集計を行っていたそうですが、年々の担当者が工夫と失敗を重ねて「速い!正確!密にならない」方法を確立してきております。

 令和元年度の回収だけで、9万点の回収を超えましたので、たくさんの備品も幼稚園に寄贈することができました。

 三輪車・平均台・体重計・折り畳み式のサッカーゴール・ライン引きなど、こどもたちのより良い幼稚園生活に役立っています。

お便りコンクールに応募

 より多くのベルマークを回収するために、令和元年度メンバーでは今までよりもベルマーク活動を宣伝することに務めました。

 年に2回のPTA新聞で活動を報告するだけでなく、「ベルマーク新聞」や「webベルマークのチラシ」を作成したり、幼稚園の月のおたよりに集計結果や購入品を掲載して頂く等、保護者の目にとまる機会を増やすことにしました。

 年末など、年賀状の季節には「使用済みインクカートリッジはありませんか?」と呼びかけるポスターを貼って頂いたり、掲示物の工夫もしております。

 また、ベルマーク財団の様々な施策にもチャレンジいたしました。

 WebベルマークPRチラシに関しては2019年度にコンクールで優秀賞に選出され、10000点のベルマークをいただきました。

 ベルマーク新聞では、2019年度・2020年度共参加賞として図書券を頂き、絵本や紙芝居を寄贈させていただいております。

 2021年度は「てあらい ぴっかぴか」という紙芝居をおとどけいたしました。

 そのほかにも、ベルマーク財団HPや財団から送付されるチラシからできそうなものがあればチャレンジしてみるのも良いかと思います。

テトラパック回収の点数が倍増!

 園では、ベルマーク本体の他にもテトラパックやインクカートリッジも回収を行っています。元年度特に注力したのがテトラパック社製紙パックです。

 2018年度までの回収において、テトラパック社製でない紙パックが回収されたり、洗っていない・開いていないなどの不衛生な紙パックが回収されるなどの問題がありました。そこで2018年度のメンバーで相談し「テトラパック社製紙パックの集め方てびき」を作ってくださいました。てびきを活用出来たおかげで、以降は回収できないテトラパックも減り、回収できる紙パックは倍増いたしました!

Webベルマークを本格導入

 2019年度からWebベルマークも本格導入いたしました。

 「登録に個人情報がどこまで必要なのか」「誰が何を購入したかがPTA役員に分かってしまうのでは?」などの不安が役員からも上がりました。そこでそれらを払拭できるような、かつ身近に簡単に使って頂けるような工夫をしようと思い、Webベルマークのチラシを作成するにあたりました。

 特に役員とそのお友達、家族に広めて頂くために、役員会等で働きかけもいたしました。

続けていくことが大事

 最後になりますが、昨今何かと議論を呼ぶPTA活動・ベルマーク運動ですがとにかく細々とでも続けていくことが本当に大事だと思います。

 私たちは、その上で回収率UPを目指して
 ※保護者の目にベルマーク活動が触れる機会を増すこと
 ※財団の施策にチャレンジすること
を意識していきました。

 また、活動が円滑になるように、「困った」を困ったままにせず、次の代につながるような工夫をしていくことができればよいと思います。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

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