ベルマーク運動説明会 6月19日(水)沼津
(2019/07/03)印刷する
沼津市立第四小学校 左から 齋藤かおりさん(平成30年度研修・広報委員長)、 小栗真由美さん(平成30年度ベルマーク担当) |
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皆さん、こんにちは。沼津市立第四小学校で昨年度、研修・広報委員として活動していました斎藤と申します。
前回、私達が体験説明会に参加した時、吉原小学校のPTAの方々が劇をしながらの素晴らしい発表をして下さったので「とてもそのような発表はできません!」とお断りしたのですが、「短文での発表でも構わない!」と言っていただきましたので、今回お受けすることにしました。
人前での話は慣れていませんので、お聞き苦しいところがあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
各学年3クラス、約500人の児童
まず、学校紹介をさせて頂きます。
沼津市立第四小学校は、この会場から少し南に行った、狩野川沿いにある小学校です。創立1928年(昭和3年)、昨年90周年を迎えました。平成30年度は生徒数503名、今年度は491名と少し減りましたが、各学年3クラスと育成クラスが2クラスある学校です。
学校教育目標は、やさしく・かしこく・たくましく。やさしくは思いやる心、かしこくは学びあう力、たくましくはたくましい体をめざし、学校と家庭、そして地域の方々が登下校を毎日見守るなど協力し合って、子供達がより良い学校生活が送れるように取り組んでいます。

すべてのPTA係が廃止に
より良い学校生活を送る為の1つとして、PTA活動があります。
第四小学校のPTA活動には、3つの専門委員会があり、ベルマーク集計はその中の研修・広報委員会が行っています。
これまでPTAと専門委員の役員以外のすべての保護者には、ベルマーク係・ドッジボール係など学校活動の係が1つついていました。
しかし、保護者の負担を減らす為に活動が見直され、昨年度からすべての係が廃止になりました。
係がいなくなっても活動自体はあるので、特に人数が必要なベルマーク集計をどうしたらいいのかと悩むところから、私達の活動は始まりました。

回収は子供達、PTA役員が仕分け
まず、第四小でのベルマーク活動の流れをお話したいと思います。
毎週金曜日、子供達が家庭から持ってきたベルマークを各クラスに置いてある回収箱に入れます。それを1ヶ月に1回、福祉委員の子供達がクラスを回り、箱を集めて、入っていたベルマークの枚数を数えています。
たくさんのベルマークを集める為に、福祉委員は「どのクラスが一番多く集められるか?」などの声掛けをし、多く集められたクラスを発表したり工夫をしています。
最近では、学校へ地域の方が持って来て下さることもあるそうです。
そうして集められたべルマークを、役員が集計日前日までにベルマーク番号ごとに分ける作業をし、いよいよベルマーク集計となります。
以前は70人以上が集計
集計は、7月と12月に一回ずつ、年2回。午前10時から正午の2時間行っています。
一昨年まではベルマーク係が各クラス6~7人いたので、全体で約100~120人。年2回の集計の内、係は1回以上参加となっていたので、毎回50~60人の係に役員が加わり、70人以上で作業をしていました。
午前中は番号ごとに分けてあるベルマークを、セロハンテープやホチキスを使って10枚の束にしていきます。全体作業終了後の午後は、役員6~7名程で集計を続け、点数計算や企業別の封筒に入れたり、インクカートリッジ・テトラパックもまとめます。
このような感じで毎年活動していました。
年度初めにボランティアの呼びかけ
しかし先程お話したように、昨年度から係が廃止になったことにより、参加者50~60人がマイナスになってしまうことが課題となりました。
そこで、年度始めのPTA総会で、ベルマーク集計ボランティアの呼びかけ、集計の案内と同時にボランティア依頼のプリント配布、集計前日に学校の一斉メール配信での協力呼びかけを行いました。
結果として、昨年度のベルマーク集計は2回とも役員を含め40人程でした。人数は減ってしまいましたが、集計作業は心配することなく順調に終えることができました。


仕分け箱に児童が入れる方法へ
実際に活動して、他にも改善点があることが分かりました。それは集計前に役員で行う仕分け作業です。今回私も仕分けをしましたが、とても大変でした。
少しでも負担が減る方法はないかと役員で話し合い、昨年この活動体験発表会で見た、吉原小学校の仕分け方法を取り入れたらどうかと考え、学校側に相談しました。
どのような方法かというと、家庭から持ってきたベルマークを、子供達が品番別の回収箱に入れるという方法です。吉原小学校では、給食で飲んだ牛乳パックを組み合わせて回収箱を作っていました。
他の学校でも、子供達からの回収の時点で仕分けをしているのかもしれません。しかし私達の学校では、福祉委員の子供達が、集めて枚数を数え、その後PTA役員が仕分け、集計……という流れで長年やっているので、仕分けの回収箱を置くとしたらどのような物がいいのか?どこに置いたらいいのか?子供達が分けられるのか?等々、考えるところがたくさんでした。
それでも、昨年度末には「仕分けの箱を用意したので置いてみます!」と学校の方からお話があり、少しずつ体制が変わってきたところです。
協力の成果は子供達のために
私のこの話が参考になるかは分かりません。どちらかというと、何かいい案があれば教えていただきたいと思っております。
この活動を通して感じたことは、役員・ボランティアで参加して下さった方々を含め、保護者の皆さんの協力があって成り立つものだということです。
その協力があって集まったベルマークから、昨年は 黒板拭きクリーナー4個・充電式ドライバー1個・防滴メガホン2個を購入しました。学校で生活する子供達の為に使用しています。これだけの物を購入できるのならば、地道に続けていった方がいい活動だ、ということも分かりました。
第四小では、まだまだ改善すべきところがあると思います。役員も毎年変わりますので、その年その年良いところを取り入れ、保護者が負担にならないようにしながら、ベルマーク集計の活動が続けていけたら嬉しく思います。
ご清聴ありがとうございました。

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(パワーポイントを使って説明)
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