ベルマーク運動説明会 5月31日(金)静岡
(2019/06/20)印刷する
沼津市立片浜小学校 左から 2019年度母親委員長の工藤和美さん、 2018年度母親委員長の工藤美咲さん |
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私達は、沼津市立片浜小学校PTA母親委員会2018年度母親委員長の工藤美咲と2019年度母親委員長の工藤和美です。宜しくお願い致します。
子どももPTAも元気いっぱい
まずは、簡単に片浜小学校の説明をさせていただきます。創立146周年を迎える長い歴史を持つ小学校で、親子二世代、三世代が卒業生というご家庭も珍しくありません。
児童は現在389人。子供たちは学年を超えて非常に仲が良く、元気いっぱいに明日の運動会の練習に励んでいます。
そんな元気いっぱいな子供たちに負けないくらい、PTA活動もとても盛んです。そんな中、ベルマーク活動を受け持つのが私達、母親委員会です。
各クラスから1名選出の委員さんと、有志のボランティアさんで、4月と8月を除く年間10回、平日の午前中に活動をしています。
また、1ヶ月に一度、平日の夜にもボランティアさんとベルマーク活動をしています。
毎月一回の回収日に子供たちが学校に持って来てくれたベルマークを、5、6年生の環境委員さんが大まかに仕分けをしてくれ、そのベルマークを母親委員さんがきれいに切りそろえて行きます。
その後にベルマーク番号ごとに苺パックに仕分けをして、点数ごとに分けていきます。それから、台紙に両面テープ等を使って貼り付けて、台紙1枚ごとに計算します。非常に細かい作業が続きます。
しかし、毎月のように顔を合わせるメンバーなので賑やかにおしゃべりしつつとてもリラックスした雰囲気で楽しく作業をしています。作業をしている部屋がちょうど児童玄関前なので、休み時間になると通りかかった子供たちが覗き込んだり手を振ったり、とても楽しそうです。
地域イベントと合同で「ベルマーク祭り」
地域の皆さんもベルマーク活動にとても協力的なので、昨年度も沢山のベルマークを集めて送ることが出来ました。
そして更にたくさんの方にベルマーク回収にご協力頂けるように、片浜小学校では、「ベルマーク祭り」を毎年開催しています。「ベルマーク祭り」とは、2013年に更なるベルマーク活動の認知を拡げる為に、母親委員会が考え出したお祭りです。
片浜地区では、地域コミュニティの活性化の為に、「片浜コミュニティ祭り」というものを開催しています。11月中旬頃に地域の方々のハンドメイド作品や絵、書道作品等の展示に加え、売店、消防車の体験乗車等、子どもも大人も楽しめる大人気のイベントです。
その「片浜コミュニティ祭り」と合同開催することで、より多くの皆さんに参加して頂けると考え、始まったようです。
最初の頃は、クイズに答えてポイントを貯めたり、ベルマークの塗り絵を塗ってポイントを貯めて、お菓子すくいや景品をプレゼントしていました。
2013年度から始まって6回目の昨年度は、「ベルマーク祭り」は過去最高の来場者数を記録しました。10時から開始の受付の前に、多くの子供たちがワクワクしながら並んでいる姿がとても印象的でした。
クイズラリーで会場を巡る
受付では、参加者名簿に名前や学年を書いてもらい、1人1枚解答用紙と携帯用鉛筆をお渡しします。この時に気を付けているのは、付き添いの大人や小さな子、おじいちゃんおばあちゃんにも声をかけることです。より多くの方にベルマークを知ってもらいたいので、なるべく沢山の方に参加を呼びかけています。
解答用紙を受け取ったら、クイズラリーのスタートです。
「ベルマーク祭り」会場の一角には、クイズがある場所が書き込まれた会場図を貼ってあります。参加者は、その会場図を基にクイズを探します。
ここでのポイントは、なるべく「コミュニティー祭り」会場の色々なブースにクイズを貼らせてもらったことです。
参加者は、ベルマークのクイズに答えながら、売店でジュースを買ったり、スポーツ吹き矢のコーナーで吹き矢体験をしたりと、色々なブースを回ることで、様々な体験をして貰っています。
時には意地悪にも、展示品の中にクイズを貼ってみました。ハンドメイドのネックレスとネックレスの間に貼られたクイズを見つけ出すのは、なかなか大変だったようで、主催者側の私達にとっては「してやったり」でした。
解けるかな?実際の問題です
クイズは全部で8問あり、全て3択問題です。ヒントが書いてあるので正解率は高いですが、ここでみなさまにも眠気が吹き飛ぶ様に、2問のクイズにご参加いただきたいと思います。
クイズを私が読み上げますので、挙手にてご参加下さい。
第1問 ベルマークを切りすぎてしまったけど、どこまでは大丈夫でしょうか?
1. 番号があれば大丈夫
2. 切ったらダメ
3. 半分以上あれば大丈夫
では、お聞きします。1だと思う方挙手をお願いします。(3番まで繰り返し)
答えは、3番です。
第2問 ベルマークキャラクターのこの子の名前は何でしょうか?
1. すずちゃん
2. りんちゃん
3. ベルちゃん
(ここで画用紙の絵を見せながら1つずつ聞く)答えは、ベルマーク財団の方にお聞きしてみましょう。
そう、答えは2のりんちゃんです。
ご参加ありがとうございました。実はこの2問が正解率が低く、難問だったようです。
少し“お手伝い”の後にくじ引き
8問のクイズラリーを終えた参加者は、最初の受付に戻って来ます。
解答用紙は私たちが丸付けをします。全問正解の方もいれば、間違ってしまうことも多くあります。間違えてしまった方には、もう一度クイズをやり直すか聞きますが、そのまま終了してしまっても一向に構いません。ベルマークについて興味を持って知ってもらうことが目的だからです。
クイズラリーを終えた参加者には、ほんの少し母親委員活動のお手伝いをお願いします。
小袋に入った5枚程のベルマークを協賛会社さんごとのイチゴパックに仕分けをして貰います。
「ベルマーク祭り」の会場内には、協賛会社さんが扱うベルマーク商品についてのラミネートが飾ってあるので、そちらを参考にして仕分けをしたり、小さなお子さんにはその場にいた小学生・中学生が手助けしたり、ベルマーク番号が見づらいご高齢の方にはスタッフが付き添いサポートをします。
仕分けが終わるといよいよくじ引きです。
仕分け終えて空になった小袋を、くじ引きコーナーでスタッフに渡すと、くじを引くことが出来ます。ご寄付頂いた交通安全グッズや花の種、石鹸やお皿なんてものもあり、選ぶのもとても楽しそうでした。
また、ベルマーク番号26・森永製菓さんのベルマーク商品「ムーンライト」や「マリー」等の小袋も景品として大人気でした。
片浜小学校を卒業した中学生が楽しそうに参加をしていたり、小さなお子さんを全く面識のない片浜小学生が面倒をみてあげていたり、ご高齢の方と小学生が楽しそうにおしゃべりをしていたり……。世代間交流にも役立っていそうです。
うれしい誤算、予定より早く終了
参加者の皆さんから「なんとなく集めていたベルマークは、片浜小学校に持ってくれば良いのね。」とか、「普段買ってる商品にベルマークがついているのを初めて知った。今度からは忘れずに切り取っておくね。」等、うれしい声も沢山聴くことができました。
結局10時から開始した「ベルマーク祭り」は、14時までの予定でしたが、13時過ぎには用意した解答用紙220枚を配り終えてしまい、早々に終了をしなくてはなりませんでした。嬉しい誤算であるとともに、残念でもありました。
当日にベルマークを持って来て下さった方も多く、ベルマーク活動が着実に片浜地区に根付いていってるなあと感じました。
今年度も11月には「ベルマーク祭り」を開催予定です。
昨年度よりも多くの参加者が見込まれますので、今年度の委員長さんにはプレッシャーだとは思いますが、楽しくベルマークに親しむ1つの機会として盛り上げていただきたいと思います。
そしてますます片浜地区の皆さんにご協力頂いて、片浜小学校のベルマーク活動が盛んになって行くように、私自身もできる限り協力していきたいと思っています。
これで、沼津市立片浜小学校のベルマーク活動報告を終わらせていただきたいと思います。長時間にわたり、ご清聴頂きありがとうございました。
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(パワーポイントを使って説明)
=GRANSHIP 11階会議ホール・風