ベルマーク運動説明会 5月31日(金)大分
(2019/06/19)印刷する
大分市立下郡小学校 高橋雅代さん(中央) 左は昨年度PTA会長の西田さん、 右は同副会長で施設部担当の福田さん |
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こんにちわ。私は大分市立下郡小学校で昨年度施設部部長をしていた高橋雅代です。今年度は部長を退いていますが、財団の方から前年度役員を経験した方に……というお話がありましたので、貴校の取り組みをお話ししようかとやってまいりました。どうぞよろしくお願いいたします。
と言っても、下郡小学校が特別な活動をしているわけでも、大きな成果を達成しているわけでもありません。みなさんの学校と何ら変わりはないと思いますが、これからもこのベルマーク運動を通じて子どもたちの教育環境をよりよくするための一助となるよう努力して行きたいと思いで今日の発表をしたいと思います。
平成13年開校の大規模校
わが下郡小学校は、平成13年に隣の滝尾小学校から分離し開校した比較的新しい学校ですが、昨年度は児童数855名、学級数は25学級という大規模校です。
校舎の教室、廊下、中庭広場(通称 森の広場)は木材を多く使った温かみのある作りになっています。さらに、体育館や屋外トイレの洗浄水に雨水を利用したり、流水池の動力等に太陽光を利用するなど、環境に配慮したエコスクールになっています。
学校教育目標は「夢に向かって,学び合い,認め合い,鍛え合い,主体的に生きる子どもの育成」。学校・家庭・地域が目標を共有して子どもたちを育てようと頑張っています。
続いて下郡小学校のPTA組織です。
本校では執行部をはじめ、委員長部、施設部、環境保健部、生活指導部、文化部、広報部で構成されています。
今回ご紹介させていただくベルマーク活動は施設部が担当し、各クラスより1名選出してもらい、その中から部長、副部長、書記を選出し、4~5月に行われるPTA総会で活動計画の承認をいただいてから活動を開始します。
昨年度は25名の部員で活動し、ベルマークは10万9681点集まりました。

ベルマーク便りは年4回発行
施設部の活動は年2回のベルマーク等の回収・集計・発送と、ベルマークだよりの発行、校内のカーテン洗いを行っています。
カーテン洗いは一人一仕事といって、保護者全員が1つ仕事をしようという下郡小学校PTAの取り組みです。執行部やその他役員、父親部になられていない方は、校内のカーテンを自宅で洗ったり、研修会に参加したりして、子ども達の為に頑張っています。
本校のベルマークの回収方法です。まず校内の地域活動拠点室(通称PTA室)の前にベルマーク、カートリッジ、昨年度からはテトラパックの回収BOXも置いています。
次に、地域の方々にもたくさん協力をしていただいています。年度初めには地域の方々にもベルマーク一覧表とベルマークだよりをお配りしています。地域の方の回収場所としては、学校をはじめ、校区内のスーパーマーケットや公民館などに回収箱を置かせていただいて、毎月担当になった部員が回収に行っています。
児童全員にもベルマーク袋を配り、毎月初めに担任が回収し、クラスの施設部に渡して集計をしています。自分のクラスのベルマークは各自で集計してもらっています。初回はベルマーク袋と一緒にベルマーク一覧表、ベルマークだよりを配っています。
ベルマークだよりは年4回発行しています。第1回は前年度ベルマーク点数で購入したもののお知らせと今年度の協力のお願い、第2、3回は前期後期の集計結果と昨年度からベルマーク取り組みの目標を持たせようとBEST3のクラスを載せることにしました。
最後の回は、一年間の集計結果とお礼を書き発行しています。

集計に決まりはなし
下郡小学校ベルマークの集計方法に、決まりはほとんどありません。私もそうですが、部員さんはほとんどの方が初心者なので、各家庭での集計作業に不安がありました。なので昨年度は写真付きで部員に説明をしました。その内容をご紹介します。
まず、集まったベルマーク袋からベルマークを全部出し、ベルマーク袋の裏にスタンプやサインなどを書いて担任へお返しします。次に集まったベルマークを会社別に分けます。一社の中で点数別に分けます。似ている様で点数が違ったりすることもあるので、よく確認しながら分けていきます。
紙に枚数と点数を書いて合計を計算します。数えたベルマークは封筒に入れておきます。そして、年2回前期・後期にベルマークやカートリッジを持ち合い、集計作業を行います。
集計作業ではまず、部員が持ち寄ったベルマークを会社ごとにカゴへ入れ、集計した紙をカゴのそばにおきます。数の多いものはパソコンを使って集計していきます。数の少ないものは電卓を使って集計していきます。そして、すべての集計が終わったらベルマーク財団の袋に点数などを記入し、ベルマークを詰めて発送します。
カートリッジは付属品等を外し、数を数えながら箱詰めをしていきます。
想像以上に集まったテトラパック
テトラパックは昨年度初の試みでしたが、想像以上に集まりました。
箱詰めも初めてなので、テトラパックのHPを参考にして見よう見まねで詰めていきました。どうやったらたくさんのテトラパックを詰めることができるのか、相談しながら詰めていきました。
半年ほどで21.6キログラムも集まり点数にすると486点になりました。
こちらを向いて笑っていらっしゃるのが昨年度のPTA会長の西田さんです。
そして、次の写真の右の方が昨年度副会長で今年度会長の堀野さん、左の方が昨年度副会長で施設部担当の福田さんです。執行部の方も飛び入りでお手伝いをしてくれます。
子どもたちから「愛」のお返し
この一年間でPTAの絆の強さや子どもたちへの愛情を感じました。そんな愛情をたっぷり受けた子どもたちから、施設部へプレゼントが届きました。
これは昨年度の6年生がミシンを使い、作ってくれたベルマーク袋です。担任と役員がベルマーク袋のやり取りにナイロン袋やジップロックを使っているのを見て、大変そうだなと思い作ってくれたそうです。
手作りのベルマーク袋はそれだけでもすごいのですが、学年で色が違うこと、そして予備の袋まで作ってくれました。
そして、心温かい手紙まで書いてくれて、私たち親が子ども達の為に頑張っている事を子どもたちはしっかり見ているんだな、頑張ってきた甲斐があった!と心から思いました。
加えて、昨年度はベルマーク財団からもうれしいものが届きました。今までの集票累計点数が200万点を超えたという感謝状です。
こういうものをいただくと、ますますやる気が出てきますよね。
我が家は親子でベルマーク探し
そして、やる気が出るという話の流れで、最後に私事ですが、我が家の取り組みも紹介させていただきたいと思います。
我が子は昨年度下郡小学校へ入学したピカピカの1年生でした。今は2年生ですが。私が施設部になったのもあり、我が家ではベルマーク商品はそのままの状態で袋にため込んでいます。そして、担任からベルマーク袋が配られてきたら、子どもにベルマークを切り取らせ、それを自分のベルマーク袋に入れて学校に持たせています。
初めはうまく切れず、ベルマークを切ってしまったこともありました。なので、切るところをペンで書きその線を切るように教えました。段々上手になったので今はそのまま切らせています。
そんなことをやっていると、子どももベルマークを意識するようになり、「ママ、これベルマークついてる」「ベルマークがついたお菓子を買った」などという様になりました。
親子でベルマーク探しをするのもなかなかいいなと思いました。ぜひ、みなさんも親子でベルマーク運動に参加してみてはいかかですか。
これからもコツコツとベルマークを集め、子ども達の明るい未来の為に、そして全ては子どもの笑顔の為に努力していきたいと思います。
以上を持ちまして下郡小学校の発表を終わります。ご清聴ありがとうございました。

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(パワーポイントを使って説明)
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