ベルマーク運動説明会 5月30日(木)北九州
(2019/06/19)印刷する
左から 出先尚子さん、安野明子さん、
三山芳子さん

皆様こんにちは。私たちは、福岡教育大学附属小倉小学校でベルマーク活動をしております、安野、出先、三山と申します。本日は本校のベルマーク活動についてご紹介したいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
ボランティアから委員会活動へ
まず私たちの福岡教育大学附属小倉小学校についてご紹介いたします。
本校は、明治44年に福岡県小倉師範学校附属小学校として開校いたしました。昭和41年、現在の福岡教育大学附属小倉小学校と改称し、平成23年には創立100周年を迎えました。再来年には創立110周年を迎える歴史と伝統のある学校です。
本校は、小倉北区の中心地よりやや北東部に位置し、学校の周囲は住宅街も広がり静かな落ち着いた環境の中で子供たちは 学校生活を送っています。
「豊かな心とたくましい実践力のある子どもの育成」を教育目標とし、学ぶことに汗する子ども、思いやりの心をもち、助け合いに汗する子ども、強い体で働くことに汗する子どもを目指す子供像とし、学校・家庭・地域の方々の協力のもと、全児童数420名の子供たちは毎日元気に楽しく過ごしております。
本校ではPTA活動のことを育友会と呼び、幹事会を含め7委員会で構成されています。私たちは研修委員会の一員としてベルマーク活動を行っております。
このベルマーク活動は当初、ベルマーク同好会としてボランティアの保護者の方を中心として活動しておりましたが、昨年度より委員会活動として運営しており、活動自体は今年度で8年目を迎えます。

回収・集計ともに月1回
それでは本校のベルマーク活動についてお話させていただきます。
まず年度のはじめに全校児童へベルマーク回収袋、ベルマーク一覧表、テトラパックの回収方法などを書いたお手紙を配布しております。
ベルマーク回収方法は、月一度のベルマーク回収日を決めており、児童には持参してもらったベルマーク回収袋を、各クラスに置いてあるベルマーク回収箱に入れてもらっています。
テトラパック、インクカートリッジにつきましては、学校に各々の回収ボックスを設置していただいており、持参した児童や保護者に入れてもらうようにしています。 つづいて、集計作業ですが、月一回程度のペースで研修委員会の委員さんが中心となり集計しております。
この集計作業につきましては、委員さんの他にボランティアとしてお手伝いの保護者の方も協力してくださり皆さんで楽しく作業しております。
ベルマークの集計作業には写真のような豆腐の空き容器に協賛会社の番号をふり仕分けをしてもらっています。また、回収したベルマーク回収袋には、手作りの消しゴムハンコでお礼のスタンプを押し、児童へ返却しています。

ベル便りコンで特別賞
次にベルマーク新聞のご紹介です。
昨年度より、児童に向けてベルマーク活動をより知ってもらうため、ベルマーク新聞の発行を始めました。
作成は、研修委員会の委員さんが各学期1号ずつ発行しており、ベルマーク回収方法やテトラパックの回収方法、目標点数や購入できるものを載せて各教室に掲示してもらっています。全児童が読みやすいようにイラストを多様したりカラー印刷したりと工夫しながら作っています。
また昨年の「第33回ベルマーク便りコンクール」にも出品し、特別賞をいただくことができました。これは私たち研修委員会の大きな励みとなりました。
今年度も新しい委員さんたちのもと、楽しくわかりやすい新聞作りを目指していきたいと思います。

スミフルジャパンのバナナでバザー
附属小倉小学校では毎年10月に育友会の保護者が中心となり「育友の日」というバザーを開催いたしております。
私たち研修委員会では、協賛会社のスミフルジャパンが実施している「スミフルバナナをもらおう!キャンペーン」に応募し、昨年は当選することができました。
そのバナナを使い、バザーにて「チョコバナナ」を作りました。当日、ベルマーク、テトラパック、インクカートリッジを持参していただいた児童に配布しました。昨年度の育友バザーでは、3095.2点集まりました。また、インクカートリッジの種類や、テトラパックの開き方などを、わかりやすく説明したパネルも作成し、児童や保護者に見てもらいました。
「育友の日」バザーは、毎年児童がとても楽しみにしている行事の一つです。昨年も盛況のうちに終えることができました。
防災科学教室も開催
本校では、昨年の11月8日、ベルマーク財団の教育応援活動のひとつであります「防災科学教室」を開催いたしました。
今回の防災科学教室は、家庭での防災準備や子供の指導に役立てたいという意向をお伝えし、大人向けの防災教室をお願いいたしました。
国立研究開発法人防災科学研究所の林春男理事長をお迎えして、テーマは「いのちを守る防災学~九州を襲った災害から学ぶ防災の知恵~」と題し、約100名の保護者を前に講演していただきました。
熊本地震や九州北部豪雨などを例に、災害の発生する仕組みや注意点をスクリーン表示の資料も使ってわかりやすく説明していただきました。

まだ工夫・改善の余地が
児童には、ほぼ毎月ベルマーク回収袋に入れて持ってきてもらっていますが、だだ、漠然と集めている状況なので、明確な目標点数を掲げて示したり、回収箱を透明なものに変えて、どのくらい集まったかを見えるようにしたりなどの工夫は必要だと思います。
また、高学年になるほど回収率が低くなるので、ベルマーク作業に積極的に参加してもらうなどをしながら改善していきたいと思います。
最後になりますが、今回発表をさせていただくにあたり、わたしたちの活動を見直すことができ、問題点や改善点を見出すことができました。
このような貴重な場を設けてくださいましたベルマーク財団の方々に感謝を申し上げます。
平成から令和の時代になりましたが、私たちのベルマーク活動も、楽しく末永く続けていけるように、今後も努力と工夫を重ねていきたいと思います。
これで発表を終了させていただきます。ご清聴ありがとうございました。

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(パワーポイントを使って説明)
=毎日西部会館 9階大ホール