ベルマーク運動説明会 5月29日(水)高崎


(2019/06/19)印刷する



富岡市立富岡小学校

富岡市立富岡小学校PTA
平成30年度 校内委員長
奥平美奈さん


 こんにちは。富岡市立富岡小学校PTAの奥平美奈と申します。本日は私たちのベルマーク運動について発表させていただきます。よろしくお願いいたします。

近くに世界遺産の富岡製糸場

 はじめに富岡小学校を紹介させていただきます。富岡小学校は、明治6年龍光寺という寺を仮教場として開校しました。群馬県内で11番目に創立した歴史ある小学校です。児童数585名、21学級の学校で、富岡市の中で一番大きな小学校です。

 また、近くには世界遺産である富岡製糸場や、上信電鉄の上州富岡駅があります。そして富岡小学校のシンボルである、大きなかしわの木に見守られながら、児童たちは毎日元気に勉強や運動に取り組んでいます。

 次に富岡小学校のPTAについて紹介いたします。PTA本部には、校内、広報、保健、地区、父親、母親の6つの専門委員会があります。各委員会とも子供たちのために様々な行事を企画し、工夫をしながら楽しくPTA活動に取り組んでいます。

 私たちはその中で、校内委員としてベルマーク運動を行っております。

HP上でボランティアを募集

 続きまして、本校のベルマーク運動についてお話させていただきます。

 本校はベルマーク運動に参加してから今年で52年目になり、2017年には累計点数が400万点を超え、ベルマーク財団から感謝状をいただきました。

 私たち校内委員会の活動を支えてくれる2つの心強いサポーターについて紹介しながら、ベルマーク作業の様子や取り組みをお話しさせていただきます。まず1つ目は学校支援ボランティアです。

 ベルマーク回収月の末日になると多くのベルマークやインクカートリッジが学校内だけでなく、地域の方々や商店などからも集まります。一方で私たち校内委員は5名しかおらず、それらたくさんのベルマークなどを整理するのはとても大変でした。

 そこで先生方やPTA本部のかたに相談したところ、学校支援ボランティアを立ち上げ、ベルマーク整理に参加していただける保護者を小学校のHP上で募っていただけることになりました。

 その際、できるだけ多くの保護者が来校しやすいように、学校公開日に作業の日程を組みました。そうすることで、来校された保護者の方にベルマーク作業を実際に見ていただくことができ、その後に学校支援ボランティアとして作業に参加していただいたケースもありました。

 このような方法で、保護者の方々にご理解、ご協力いただくことができ、年間6回あるベルマークの作業日には、毎回10名程度のボランティアが集まりました。

お父さん方の参加も

 小学校のHPを通して全校の保護者に呼びかけボランティアを募ったことで、仕分け作業にはお母さん方だけでなく、お父さんやPTA本部の方が参加されたこともありました。

 作業中はボランティアの方と様々な話をしたり、情報交換をしたり有意義な時間を過ごすことができました。そして、毎回その作業の様子を小学校のHPにアップしていただき、多くの保護者に知ってもらえるようにしました。

 ここで年間のベルマーク作業の回数についてですが、富岡小学校では毎年7月末を1年間の締めの基準日として集計しております。ですので、集計作業に追われる1学期は3回作業日を設け、2学期は2回、3学期は1回活動しました。

 ベルマークの仕分け作業の際は卵のパックやゼリーのカップを使いました。また集計しやすいようにベルマークを10枚ずつの束にまとめたり、台紙を作成し、そこにベルマークを貼りました。

児童や先生方も協力

 次に第2のサポーターとしてお話したいのは、富岡小学校の児童や先生方です。

 まず奉仕委員会の児童たちは、集められたベルマークを、休み時間などを使って、手早く丁寧にベルマーク番号ごとに分けてくれました。それだけでなく、昨年度は1~6年生までの多くの児童や先生方が、日々の学校生活の中でベルマーク運動に参加してくれました。

 例えば給食で飲み終わった牛乳のテトラパックを毎日きれいに洗い、たくさん回収してくれました。私自身、回収されたテトラパックを保管場所に運ぶ手伝いをしたのですが、テトラパック容器が入ったビニール袋は破れそうなほど重いものでした。その重いたくさんのビニール袋を子供たちは何往復も運んでいました。このように私たち委員の見えないところで多くの児童が毎日自主的にベルマーク運動に取り組み、その取り組みを先生方が温かくサポートしてくださいました。

「学校・地域一丸」と新聞に掲載

 富岡小学校のベルマーク運動は学校内だけでなく、地域の多くの方にも支えられています。

 例えば、校区内にある公民館や商店にベルマークの回収箱を置かせていただいております。それだけでなく、年度初めの公民館だよりでは、本校のベルマーク運動への協力を呼びかけていただきました。

 また、年度初めと終わりには、校内委員会が発行している「ベルマークだより」をご協力いただいた場所に配布し、挨拶や感謝を伝えるようにいつも心がけていました。

 昨年は新聞の地域版に、本校のベルマーク運動の様子を、「富小 ベルマークあつめ50年 学校・地域一丸」という見出しで取り上げていただきました。その効果で、校区内の方だけでなく、校区外の方にも本校のベルマーク運動にご理解、ご協力をいただきました。

商品購入で達成感も

 このように心強いサポーターと、多くの方にご協力いただき取り組んだ結果、一昨年度より約1万6700点アップした、10万3770点を回収することができました。そしてそのベルマークの点数で、ドッジビーを各クラス1つずつと、一輪車を10台購入しました。

 購入した商品が子供たちに届けられると、何か達成感を得たような表情をして、今後もベルマーク運動をみんなで頑張りたいと言っていたようです。

 最後になりますが、私は校内委員として1年間活動した中で、ベルマーク運動に対する多くの方の温かい思いを、様々な場面で感じることができました。そして、多くの方の支えなしではベルマーク運動は成り立たないものだと改めて思いました。

 これからも学校、家庭、地域とのかかわりを大切にしながら、ベルマーク運動を続けていきたいと思います。

 以上で富岡小学校の発表を終わりにします。最後までご清聴ありがとうございました。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

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