ベルマーク運動説明会 5月23日(木)川越


(2019/06/18)印刷する



川越市立高階北小学校

左から 市川さん、伊藤さん、松澤さん


 川越市立高階北小学校の、ベルマーク運動の発表を始めます。

 高階北小学校のPTAは、本部役員と6つの委員会があり、その一つに、学年連絡協議委員会があります。仕事内容は、主にPTA会費の集金とベルマーク運営、ほかに学校行事やPTA活動の補佐などです。

 本日発表するメンバーは、昨年度の学年連絡協議委員会の、ベルマーク担当の伊藤早紀、学年連絡協議委員長の、わたくし松澤美香です。よろしくお願いします。

累計で100万点の大台を達成

 今回、この壇上に立たせていただく経緯となったのが、私達高階北小PTAが累計100万点の表彰をいただいたからです。本校のPTA活動も、それほど大規模ではありません。年間の成果は微々たるものの、それでも、これまでの高階北小PTAの保護者と、子どもたちの努力が実り、100万点という大台に到達できました。

 この表彰を受け、令和元年度最初の発表をさせていただくことになり、とても光栄に思っております。

 まずは高階北小学校について紹介します。

 本校は、川越市の中では南よりに位置しています。東武東上線の新河岸駅を最寄りとし、上福岡駅との間にまたがる高階地域の中では北側にあります。昭和48年開校、今年で47周年になります。平成31年4月現在、各学年3学級、特別支援学級6学級、計24学級598名の児童が「たかまる学び。感じる心。きたえる体。」を教育目標に、頭文字からとった「たかきた」を合言葉に、元気いっぱいに学んでいます。

 また本校には、市の施設『歌声の杜』公園が学校のグラウンドに隣接しており、公園のある学校として、放課後の児童はもちろん、朝から日が沈むまで、地域の皆さんに広く親しまれています。

 さらに老人福祉の一環として、校舎の一部に『老人憩いの家』という施設もあります。

役員+ボランティア+子どもたち

 では、高階北小PTAでの、ベルマーク運動の取り組みについて、ご紹介していきます。

 回収日は年間6回、だいたい各学期に2回程度もうけており、この回収日には役員とボランティアが集まり合計20人ほどで、校内にあるPTA教室で集計作業をしています。作業時間は午前中のみ、家に持ち帰って作業するということはありません。

 回収日とは別に、年間を通して回収箱は常に設置してあります。また、子どもたちの委員会活動の一つでもあるジュニアレッドクラブ、略してJRC委員会の子どもたちも、委員会活動のときに協力して、ベルマークをPTA室に入れてくれます。

 次に高階北小学校の、集計作業についてご説明します。

 まずは各ベルマークの容器を並べます。これは一部です。ベルマークの番号すべてに1個ずつ容器があり、机の上にすべて並べます。集めたベルマークをすべて出して、写真のように各ベルマークごとに振り分けます。振り分け作業で使ってるパックは各家庭からもってきたいちごのパックなどを利用しています。

マーク10枚ごとにテープでまとめ

 振り分けたベルマークは、家庭でも小さく切ってくれていますが、さらにきれいに四隅を切り取っていきます。ここできれいに切っておくと、このあと並べたときに見やすく貼り付けることができます。

 机の上にセロハンテープを、接着面を上にして置きます。そこに、同じ点数のベルマーク10枚を横並びに貼っていきます。その上からまたセロハンテープを貼り補強します。

 すべて10枚ごとに1セットにし、各学期ごとに点数を計算しています。ここまでの作業をボランティアさんにお手伝いしてもらっています。

 このあと、ある程度集まったら整理袋に詰めて近くの郵便局から発送しています。この作業は学年連絡協議委員のベルマーク担当が行います。

 回収場所は他にも、近隣のいなげや、ホワイト急便などの地域の方にもご協力いただき、回収箱を設置しています。校内では職員室と事務室、各教室にも置いています。

強化月間はクラス対抗

 また、その他の取り組みとして、本校では1年に1回、強化月間を設けており、クラス対抗で回収したベルマークの枚数を競っています。

 この強化月間は2015年から実施しました。この写真は第1回目の、体育館で全校生徒の前で表彰式をしたときの様子です。第1回目はベルマークに関する説明や出し物を行いました。

 入賞したクラスは朝礼で表彰し、粗品をプレゼントしています。この表をご覧いただくと、昨年度の優勝したクラスは2510枚でした。点数ではなく、枚数でカウントしています。

 クラス対抗にすることで、子ども達が家庭で「お母さん、ベルマークちょうだい!」と話してくれるので、ベルマークを集めるきっかけになってくれています。中には、兄弟が在校している保護者からは、どっちの子どもに持たせるか悩んでしまう、ベルマークが取り合いのようになってしまうという声を聞くくらい、全校生徒が一丸となって、強化月間に取り組んでいます。

「ベルマークで買ったよ!」

 さらに、ベルマーク以外にも、本校ではテトラパックやインクカートリッジの回収箱を各昇降口に設置しています。とくにアルミ付きの紙パックは点数が2倍です。

 このテトラパックは牛乳パックと一緒に持ってきてもらうことが多いので、高階北小では牛乳パックを資源回収している総務委員会と協力して回収しています。

 昨年度実際にベルマークで回収した商品は、バドミントンシャトル、黒板消しクリーナー、ソフトバレーボールです。

 黒板消しクリーナーは私の娘の教室に届いたそうです。「ベルマークで買った黒板消しクリーナーを使ってるよ!」と話してくれる娘を見て、とても嬉しく思いました。

 子どもたちが「ベルマークで買ったよ!」と話してくれることで、家庭でも積極的に回収をしてもらえるようになりました。子どもたちにとっても、自分たちが頑張って集めたベルマークが、目に見える身近な学用品の購入という形で還元されるので、励みになります。もっともっと集めようと、意欲の向上にもつながりました。


思い返すと、母も集めていた

 昨年度1年間、ベルマーク運動に取り組んでみて、今まで捨てていたパッケージにも、マークがついていたことを知りました。今までなんて、もったいないことをしていたんだ、と思いました。

 ……と同時に、そういえば、私の母も集めていたな、と思い返しました。私自身が小さいころからずっと続いているベルマーク活動を、今また自分の子どもと一緒に取り組めることを嬉しく思います。

 子どもからも、「お母さん、ベルマーク見つけたよ!」と言われるようになりました。子どもたちにとっても、ベルマークは普段の生活のなかで、身近なものですよね。

 これからも親子で、一緒に、この大きな社会貢献活動に、積極的に取り組んでいきたいと思います。そして、子ども達が学校で使うものを購入できるので、子どもたちに、いろんなものを贈ってあげたいと思います。

 これで、高階北小学校PTAの発表を終わりにします。ご清聴ありがとうございました。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=川越市やまぶき会館 ホール

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