ベルマーク運動説明会 5月23日(木)松山
(2019/06/17)印刷する
松山市立余土小学校 左から 藤原典子さん、高岡祐子さん、 岡田玉子さん |
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こんにちは。本日、ベルマーク活動について発表させていただきます、松山市立余土小学校PTAの高岡と岡田と藤原です。よろしくお願いします。
森盲天外の「一粒の精神」受け継ぐ
まず最初に本校の紹介をします。
余土小学校は、北に伊予鉄道郡中線が走り、南に重信川が流れるたいへん広い校区を有する学校です。また、学校のすぐ近くに伊予鉄道郡中線余戸駅があり、電車を利用して校外学習や遠足などを容易に実施することができます。
徒歩圏内にある松山中央公園や重信川周辺には比較的豊かな自然が残っており、昆虫や植物、石などを採集でき、貴重な活動場所となっています。
郷土の偉人、森盲天外の「一粒米の精神」を受け継ぎ、「やさしく かしこく たくましく」を校訓とし、先輩が築き上げた校風の継承と、社会情勢や教育環境の変化に応じた新たな伝統の創造に努めています。
また、地域の宝「余土っ子」の幸せの為に、学校、家庭、地域社会が連携を図り、地域に根差した特色ある教育活動を展開し、ぬくもりと信頼ある笑顔あふれる学校づくりに努めています。

子どもたちが分類しながらマーク回収
続いて、活動内容の発表にうつります。
余土小学校では、青少年赤十字の一員として活動を行う5、6年生の児童によるJRC委員20名、PTA活動の中で担当になった保護者72名が、ベルマークとインクカートリッジ、テトラパック紙容器の収集を行っています。
年度始めに、ベルマーク一覧表、ベルマーク回収についてのお知らせ、テトラパック紙容器回収についてのお知らせを配布しています。
PTAの活動をより知ってもらうために、年3回発行しているPTAだよりでも、ベルマークについてのお願いをのせています。
また、毎年5月にベルマーク委員会を開き、担当になった保護者の方々に、来校して活動を行う学校グループと回収グループ、仕事や家庭の事情で来校しての活動が難しい保護者の為に、自宅で集計作業に参加できる在宅グループの、3つのグループにわかれてもらいます。
学校での、ベルマークの回収は年8回です(4、5、8、3月を除く)。各クラスにベルマーク回収箱を常設し、ベルマーク回収日に回収しています。
枚数の多い企業15社は、子どもたちが分類しながらベルマークを回収できるように、回収箱を工夫しています。
また、近隣のスーパー等にベルマーク収集箱を設置させていただき、学期ごとに1回、回収しています。先生方や保護者だけではなく、地域の方々のご協力があってこそ、よりたくさんのベルマークを回収できているのだと感謝しております。
「回収」グループは児童の活動のお手伝いも
つづいて、各グループの活動内容です。
回収グループは約10名です。その中で、配布(2名)と回収(8名)に分かれています。
配布の方(2名)は、前半と後半に分かれ、毎月5日ごろ来校し、児童にベルマーク回収袋を配布しています。各家庭で収集したベルマークは、この封筒で学校に集められ、各クラスのJRC係の児童がベルマーク回収箱に仕分けをします。
回収の方(8名)は、2人1組で4班にわかれ、各班2回ずつ、ベルマーク回収のお手伝いをしています(6月、7月、9月、10月、11月、12月、1月、2月)。
月に一度のベルマークの日に来校し、JRC委員の児童が行っているベルマーク・インクカートリッジ・テトラパック紙容器回収のお手伝いや、次回のベルマーク回収袋配布のための準備をしています。
チェックと発送は「学校」グループ
学校グループは約28名です。7名ずつ4班にわかれ、各班2回ずつ来校し活動を行います。
1回目は、回収したベルマークの余分な部分を切ったり、その他として回収したベルマークの仕分けをします。この箱は、PTA役員が手作りし、代々引き継がれているものです。牛乳パックをリサイクルして作られています。
また、在宅グループに発送する「在宅キット」の準備をし、児童を通じて自宅に届けます。在宅キットとは、在宅集計の案内文書、集計をお願いするベルマーク、ベルマーク集計表、整理袋を、ひとつにまとめた物です。
2回目は、在宅グループから返却された整理袋の、計算ミスや記入漏れがないかをチェックし、同じ番号で複数あるものはひとつにまとめ、発送します。
また、回収したインクカートリッジやテトラパック紙容器の発送も随時おこないます。
平成30年度は、ベルマークは4回、インクカートリッジ、テトラパック紙容器は1回ずつ発送しました。
集計の「在宅」グループは34人
在宅グループは約34名です。年4回、児童を通じて在宅キットを届け、自宅でベルマークの集計をしてもらいます。
まず、届いたベルマークを点数別に分け、点数ごとの枚数を数えてベルマーク集計表に記入してもらいます。数え終わったベルマークは整理袋に入れ、点数・枚数・合計を記入し、期日までに児童を通じて返却してもらいます。
このように、回収・学校グループは年2回来校し2時間程度、在宅グループは年4回自宅で自由な時間に活動を行います。
分担することにより作業内容も簡易になり、時間短縮やミスの防止につながっていると思います。

市から「優良PTA」として表彰
昨年度はベルマーク回収預金にて、ドッジボールやバスケットボールなど、約10万円分の物品を購入することができました。
ライト・ドッジボール 16個、ドッジボール 20個、バスケットボール 6個
ティーボール用バッティングティー 2個、ティーボール用ボール 2ダース。
また、平成30年4月に、松山市より余土小学校PTAが「優良PTA」として表彰されました。
一枚、一枚のベルマークは小さい点数ですが、児童、保護者、地域の方々が力を合わせることで、大きな成果を得ることができます。
このたび、発表の場を与えていただいたことで、改めて、ベルマーク活動について深く考えるきっかけとなり、活動の大切さを実感しました。
これからも、ひとつひとつの活動が子どもたちの笑顔につながると信じ、ベルマーク活動を頑張っていきたいと思います。
最後までご清聴ありがとうございました。

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(パワーポイントを使って説明)
=愛媛県男女共同参画センター 多目的ホール