ベルマーク運動説明会 5月15日(水)名古屋①


(2019/06/16)印刷する



津島市立東小学校

左から 平成30年度副会長 杉浦喜久弓さん、
    令和元年度副会長 塚本京子さん


 おはようございます。津島市立東小学校、平成30年度PTA副会長の杉浦と、令和元年度副会長の塚本と申します。

 PTAの児童委員会ではベルマーク活動を中心に活動してまいりました。本日は、このような活動報告の機会を与えていただきありがとうございます。お聞き苦しいところもあるかもしれませんがお許しいただき、短い時間ではありますが活動内容について発表させていただきます。

春・夏・秋に名物のまつり

 津島市は名古屋市の西方16Kmに位置し、全国的に有名な津島神社の門前町として繁栄してきました。津島神社には年間たくさんの参拝客が訪れ、夏の天王まつりは500年以上も前から続いており、ユネスコ無形文化遺産にも登録されております。夜に天王川に繰り出す、たくさんのちょうちんをつけた巻き藁船は、とても幻想的で、織田信長公も好んで見ていたと聞いております。

 春には甘い匂いが広がる尾張津島藤まつりでにぎわいます。秋には約300年前から始まったとされる尾張津島秋まつりがあり、豪華絢爛な山車が特徴的で、一斉に集まった姿はとても迫力があり、魅了させられます。

 歴史と文化が大切に受け継がれている津島市にある津島東小学校は、津島市役所に隣接し、市のほぼ中央に位置しています。昭和8年の創立で、児童数495人、21クラス。津島市内では最も児童数の多い小学校です。

 学校の校訓の『考える子 たくましい子 思いやりのある子』をもとに、知・徳・体の調和のとれた人間性ゆたかな児童の育成や、人権感覚を身につけ『ちがいを認め、ともに生きる』児童の育成を目指しています。

参加しやすく楽しい委員会に

 次に東小学校のベルマーク活動について説明いたします。

 学年委員と呼ばれる委員さんを各学年の学級数の2倍の人数、選出します。その中から広報委員、児童委員と分かれます。30年度の児童委員さんは26人で活動してきました。

 年に10回の委員会と2回のベルマーク大会があります。初回の委員会は、委員さんへの説明です。ベルマークが、たくさん集まっていること、それを企業別に分け、集計しないとベルマークを発送できないことなどを具体的に話し、協力を依頼しました。そして、ベルマーク数、集票点数ランキングで上位を目指したいという願いもお話しました。

 忙しいなか、来て下さる委員さんと良い成績を残し一緒に喜びたいという気持ちと、また子ども達にも、自分たちの学校はすごく頑張っているんだという思いを持ってもらえたら……。そんな思いからランキングを意識して常にやってきた一年でした。

 30年度で考えて工夫してきたことはいくつかありました。まず、委員さんの席順を前年までは自由に座っていただいていたのを、学年ごとにしました。いろんな方と交流を持っていただき、一人で参加しやすく楽しい委員会になってくれたらという思いから実行しました。お休みされる場合は宿題という形で企業で分けたベルマークを渡し、枚数を点数ごとに数える集計をお願いしました。

紙皿、菓子箱、木枠…様々な容器を使用

 次に委員会の流れをお話しします。各テーブルごとに、紙皿にベルマークを入れて配ります。それを、委員さんが大きいものは切って企業別に木枠などに分けていきます。

 写真のように、お豆腐の容器や、いろんな大きさの紙皿、仕切りのついた、お菓子の箱を使っています。量も多く点数もたくさんある企業は専用の箱を作り分けています。黒い箱が見えると思いますが、あれはキューピーさん専用になります。数が多いものはみんなでやります。

 そして1時間ほどの作業のあと、こちらの企業別ボックスに集めます。いろいろな小物を使い企業ごとに分けていきます。分け終わったら、欠席の方の宿題を抜いていきます。

 その後、委員さんにこのような封筒を配ります。中に用紙が入っているので、それに点数ごとに枚数を数え集計していきます。

夏休み前、自宅での仕分けを募集

 ベルマークの種類によって枚数の数え方も工夫して、薄いものは10枚でホッチキスを使って留め、小さいものはセロテープで10枚を貼り、数えやすいようにしています。この時に点数と企業番号が見えるように注意しておこないます。数量がたくさんの企業は1つのテーブルで手分けして数えていきます。

 欠席のかたの宿題内容は、その都度、考えてお願いしています。枚数の多いものを宿題としてお願いすることもあり、委員会をしながら、もっとやりやすい方法はないか効率的にできないかなど常に考えてやってきました。

 委員会の回を重ねるうち、委員さんから積極的にやりやすい道具を手にとり、立ち上がりさくさくと班で協力しやっていただく様子が見えました。自分で箱を紙で作り、毎回持参してくださる方もいらっしゃいました。途中、もぐもぐタイムもあり、今思いだすと、あの時間がとても懐かしく輝かしく思います。

 そして今期、大きく集票点数を増やせたのは、夏休み前に、自宅でベルマークの仕分けをお願いできる方を募集したことです。はじめての試みでしたが、たくさんの委員さんが協力してくださいました。

熱く競い合うベルマーク大会

 そして、もう一つは年に2回のベルマーク大会です。東小の子どもたち、先生方は、このベルマーク大会に大変、熱く取り組んでくれます。

 6月、1月に行われ、子どもたちが自宅で集めてくれているベルマークやカートリッジを学校に持参し、クラスごとに1個1点で合計数を競う大会です。

 東小の各クラスには常時、ベルマーク専用の大きな缶を設置しています。大会の朝、各教室の廊下にベルマークとカートリッジを大きな袋に入れて置いてもらいます。クラス対抗なので、他のクラスと混ざることがこわいので気をつかいます。それを回収して委員さん達が枚数を数え、クラスの順位を出します。

 回収は大会が開催される6月と1月に、それぞれ中間と最終の2回ずつです。中間で1位のクラスが最終で抜かれたり、毎回接戦です。ただ、枚数を数えるのは大変なので、今年度は、数ではなく、重さを競うことにしました。

 ベルマーク大会の前には収集のお願いや大会のお知らせを配り、ベルマーク委員会の子どもたちも宣伝して盛り上げてくれます。

 優勝のクラスにはトロフィーと賞状を渡します。子どもたち全員にも、小さいものですが賞状を渡します。2位、3位にも全員に賞状を配ります。トロフィーを優勝のクラスに持っていくと、やったーと大歓声がおき喜んでくれます。

 昨年の6月は26,012点 1月は54,751点集まりました。とても多くのベルマークとカートリッジが、この大会をすることによって集まります。

発送を年2回から3回に

 30年度は、それまで年2回だったベルマークの発送を3回にできました。そのうち2回は、ベルマーク財団のホームページで以前発表された方の記事を読み、参考にさせていただいてレターパックで送るようにしました。

 それにより、3回に増やしても送料が大きく変わらず発送できました。うち2回は今期分に間に合うように、3回目は翌年の分にまわるようにしています。

 ベルマークの活動を中心となって行った1年間は、よくベルマーク財団様のホームページを見たり、わからないことは聞いたり、冊子を読んだり。はじめてやることばかりで戸惑うことも多かったですが。子どもたちのために備品を購入できた喜びは大きいです。

昨年度県2位、全国ベスト100入り

 そして平成30年度、東小学校はベルマーク財団様の集票点数ランキングで愛知県2位、全国で100位という素晴らしい結果を残すことができ、はじめに目標としていたことが達成できました。

 児童、保護者の皆様、児童委員会の皆様、先生方、また学区の店舗様にも回収箱を置かせていただいており、たくさんの地域の方々の協力もいただけたおかげだと思っております。

 ベルマークは、集めるのも集計するのも大変な細かい作業ですが、学校全体で同じ目標を持ち行う大会や、縁があつて共に1年間を過ごす委員さんとの楽しい思いでは本当にかけがいのない経験です。

 元号が令和になっても、引き続き試行錯誤をしながら、子どもたちの笑顔のために東小のベルマーク活動を続けていってほしいと思っております。

 そして、皆様のベルマーク活動がより充実したものになることを祈りながら発表を終わらせていただきたいと思います。本日はご静聴ありがとうございました。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=朝日ホール

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