ベルマーク運動説明会 5月16日(木)東陽町


(2019/06/06)印刷する



江東区立川南小学校

左から 倉知礼子さん、合田礼子さん、
    戸田伊都香さん


 江東区立川南小学校2018年度PTA学級代表部 部長の合田、副部長の戸田、ベルマークチーフの倉知です。本日は昨年度、私たちが学級代表部として携わりました、ベルマーク活動について発表いたします。本日の発表はこのような流れになります。

 川南小学校と地域紹介→PTA組織構成について→ベルマーク集計の作業内容→集票するための取り組み→ベルマーク活動の成果

下町情緒あふれる地域

 明治16年に開校した江東区立川南小学校は、江東区の北東に位置します。

 緑豊かな横十間川親水公園に隣接し、深川八幡祭りでは各町会の神輿が練り歩くなど、下町情緒あふれる昔ながらの地域とのつながりの強い、閑静な住宅街にあります。

 過去2度にわたる隣接校との統合による廃校、震災や空襲による校舎焼失などに遭いながらも、昭和27年に力強く復興し、昨年は復興65周年を迎えることができました。

 また大規模改修工事を終えた木のぬくもりを感じる新校舎では、恵まれた環境の中、子どもたちは心豊かにたくましく成長しています。平成31年4月1日現在、学級数13、児童数389名です。

 「進んで学び工夫する子」「豊かな心を持ち助け合う子」「体を鍛えやりぬく子」を教育目標に掲げ、「全ては子どもたちのために!」と日々ご尽力いただいている教職員の皆様、地域・保護者の皆様に温かく見守られ、子どもたちは生き生きと学校生活を送っています。

毎回50人程度のサポーターが協力

 本校のベルマーク活動は、クラス役員のうち、毎年各クラス1名ずつ選出される学級代表部が担います。本部役員、クラス役員以外の保護者は全員「サポーター」として年1回程度、様々な学校行事・活動のお手伝いに携わります。

 ベルマーク集計作業は年2回実施し、私たちを含めた学級代表部12名とベルマーク集計のサポーターを希望された方(各回50名程度)で昨年は作業にあたりました。

 ①ベルマーク集計日の約3週間前、各家庭に回収依頼のお手紙と回収袋を配布し、各クラスで担任の先生に回収袋を集めていただきます。その後、学級代表部が回収します。

 ②集計日前日に、作業で使用するのりやセロテープ、作業手順書などの備品を学級代表部が揃えておきます。

 ③集計日当日は例年理科室をお借りし、黒板には席順や欠番、注意事項などを書いておきます。席順は学年毎にすることにより、作業をしながら保護者同士で情報交換や親睦を深めるなど、楽しく作業をすることができます。

 ④回収したベルマークを、テーブルごとで豆腐や果物などの空容器を利用し、企業別に分けてもらいます。

 ⑤テーブルごとで分け終えた企業別ベルマークを、ベルマーク番号の書かれた空容器に学級代表部がまとめていきます。

 ⑥各テーブルに一企業分のベルマークを配布し、枠に沿って綺麗に切って点数ごとに分けていただきます。

 ⑦切り終えたベルマークを集計用紙にのりとセロテープで貼っていきます。計算や検算の間違いを防ぐために、1枚の集計用紙には同じ点数のベルマークのみを貼ります。 全て貼り終えたらテーブルから、点数の集計と検算を行います。早く終わったテーブルは、別の企業に取り組んでいただきます。ここまで約3時間。これで、サポーターの作業は終了となります。

 ⑧学級代表部で企業ごとの集計用紙の合計点数を計算して、ベルマーク整理袋に記入します。ベルマーク整理袋は企業ごとにベルマーク番号で分類し、在庫管理をしています。

 続いて、別に届いているテトラパックやインクカートリッジの点数も合わせてベルマーク送り状に書き込みます。集計用紙を入れたベルマーク整理袋とベルマーク送り状などをベルマーク財団へ送ります。


町内会長らに挨拶して活動PR

 年度初めに、ベルマークやテトラパックの回収についてのお便りを各家庭に配布し、周知します。また、地域の皆様にもご協力をいただけるよう各町会への回収活動のPRをしています。

 各町会長へ直接ご挨拶にうかがい、ポスターを町会掲示板に掲示していただき、地域のマンションやお店に回収箱を置かせていただくなど、ベルマーク回収へのご協力をお願いしています。

 さらに歴代の部員が開拓したお店や美容院などにもご挨拶に伺い、回収箱を設置させていただいています。

 また、情報交流部の協力のもと、PTA通信「川南ひろば」でも収集のお願いや、集計日の様子などを掲載いただき、ベルマーク活動へのご理解とご協力への周知に努めています。

カートリッジ回収も地域が協力

 校内にはインクカートリッジとテトラパック回収箱を設置し、保護者の皆様の協力を仰いでいます。「開いて!洗って!乾かして!」紙パックを沢山の方がお持ち下さいます。

 また、地域には多くの在校生・卒業生が居住されています。近隣の大規模マンションでは、特に年賀状を作成する時期には大量のカートリッジが集まります。

 セブン・イレブン江東海辺店様では、オーナー様が学級代表部のご経験があることから、周りをきれいに切ったベルマークを10枚ずつ両面テープに貼っておいてくださるなど、作業がしやすいようにご配慮下さっています。

 店舗で使用したインクカートリッジや、従業員の方も自宅の使用済みカートリッジを持ってきて下さるなど、いつも袋いっぱいのカートリッジを下さいます。

 このように、「子どもは地域で育て見守る」という意識の高い地域性は、「地域に信頼される開かれた学校づくり」を推進している川南小学校との連携により、ベルマーク活動だけでなく、子ども達の安全を守る「防犯パトロール」でも大いに発揮されています。

購入したプロジェクターが大活躍

 川南小学校のベルマーク活動への参加登録は1962年、年間集票は8万点程で、学校用品の購入に役立てています。

 保護者や地域の皆様のご協力により集票された点数で、昨年は学校側からの要望で、プロジェクターを購入させていただきました。ICT(情報通信技術)教育の一環として現在授業で使用していただき、大活躍しているそうです。

 過去のベルマーク活動体験発表会に参加した際には、他校のベルマーク活動の規模の大きさと、精力的な取り組みに圧倒された記憶があります。私たちは同じような取り組みはできなくても、川南小らしく地域の皆様にお支えいただきながら、無理なく集票できることを皆様に本日お伝えできたらと思いこの発表に至りました。

 保護者に負担をかけ過ぎることなく、出来ることを、出来る時に、出来る範囲で楽しみながらベルマーク活動に取り組むきっかけとなりましたら幸いです。

 以上、川南小学校PTA学級代表部の昨年度のベルマーク活動報告になります。ご清聴ありがとうございました。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=江東区文化センター 2階ホール

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