ベルマーク運動説明会 6月20日(水)沼津
(2018/07/06)印刷する
富士市立吉原小学校 富士市立吉原小学校PTAのみなさん |
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子:私は、富士市立吉原小学校に転校することになった小学校3年生の晃代だよ。ねえ、おかあさん。私たちが住む『吉原』ってどんな街なの?
母:吉原はねっ。富士山のふもとに広がる、富士市の中心部にあって、吉原駅から江尾駅を結ぶ、岳南鉄道があるんだよ。B級グルメのつけナポリタンで有名な、吉原商店街があるんだよ。6月には、2日間で20万人の人で賑わう吉原祇園祭があるのよ~。

子:わぁ~♡私お祭り大好き~♡じゃ、私が通う『吉原小学校』って、どんな学校なの??
母:よーっし!!今日は特別に、『吉原小学校』に行ってみよう!!! タケコプター♡
子:えっ!?おかあさんってドラえもんなの?(笑)
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母:ここが、創立146年、平成30年度の児童数は552名の、各学年3クラスある『吉原小学校』だよ。じゃ、さっそく、体育館によってみましょ!

子:ねえねえ、体育館に集まってるこの人たちは、何のお話しをしているの?
母:PTA理事と、各町内を代表する評議員、それと先生たちが年間のPTA活動報告をしているところよ。成人教育部・体育保健部・生活指導部・環境整備部・家庭教育部の各専門部にわかれて、子どもたちが学びやすい環境のためにいろいろ活動するんだよ。それじぁ、今から、私がPTA理事になることになった、家庭教育部の活動について、教えてあげるね。
母:家庭教育部の年間活動は、親子学習会、給食試食会、会報『あすなろ』発行、古紙回収テトラパック仕分け作業、ベルマーク運動とか

子:あれっ?おかあさん。このマークどこかで見た事あるよっ!そうだ!私の大好きなマヨネーズの袋のついてるマークだ♡
母:正解!!!この学校はPTA役員さんの仕事関係のつながりで、大手企業の協力があって、コンビニとかの弁当についてくる、マヨネーズの袋のべルマークが、いっぱい届いたりするんだって。昨年はキューピーだけで58,036点のベルマークを集めたんだって。
他にはまちづくりセンターや、各クラス、職員室前とかに、回収ボックスを置いて、各家庭から、ベルマークが集められているのよ。

これは最近新しく加わった、回収BOXロボ、ベルマくんよ!!
ベルマークの中には、0.5点とか1点とかの点数が多いけど、保険証券とかについてる、高額なベルマークもあるんだよ。
子:へぇ~。集めたベルマークはどうなるの?
母:えっ?私、もう無理ーーーっ(汗)ここからは、家庭教育の部長の晴美さんに説明してもらいましょ。
子:そだねー♡
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はーい、皆様こんにちは。
私は富士市立吉原小学校の家庭教育部、部長の牧野晴美と申します。ここからは、私がお話しさせていただきますね。
今年度の家庭教育部は、PTA理事13名と各地区の評議員20名、それと地区のベルマークボランティア数名で主に活動しています。
この部はもともと「母親研修部」という名称で活動していましたが、男性も活動しやすい環境にするために、富士市では、2年まえから家庭教育部に変更しました。
また、働きにでているお母さんがとても多く、評議員に選出されても、なかなか活動に参加できないとご意見を頂きました。
そこで、ベルマーク運動において、年間10回学校に来て頂き、午前9時~11時の間に作業をお願いしていたのですが、PTA会員のご意見を考慮して、年間5回に減らし、残り5回分を、自宅にて活動できるように『自宅活動班』を設け、昼間・夜、学校に来れなくても活動できるシステムを考え、実行しています。

自宅活動班には、児童を通じて家庭に持ち帰ってもらい、自宅でテレビ見ながらカットするもよし!子どもと一緒に、学校でおこった出来事の会話しながら仕分けするもよし!ベルマークの余分な四隅をカットして、企業別に仕分ける作業までをお願いしています。また、児童を通じて学校へ戻してもらいます。
その時使用しているのが、こちらの封筒です。企業の名前・番号でわかるようにしてもらっています。

続きまして、学校でのベルマーク運動の活動内容を説明致します。自宅活動班同様に、規定より余分にある四隅をカットして企業別・番号ごとに仕分けするのですが、このとき使用するのが、子どもたちが給食で飲んでる牛乳パックの空き容器をつなげたものです。
ちなみに、富士市全体の小学校・中学校では、今年度から富士市のとなり、富士宮市から『低温殺菌牛乳』を子どもたちに飲ませています。学校活動では、楽しく会話したり、育児の相談などをしながら、作業しています。仕分けされたベルマークは、10枚づつで、ホッチキスでとめたり、細かいものは、セロハンテープにはり、数えやすく工夫されています。
児童たちにも【エコ委員会】があり、私たちと一緒にベルマーク作業をしたり、各クラスへベルマークの回収や協力の呼びかけ、アルミ缶や廃油などを集めて回っています。子どもたちと一緒に作業する日は、特に楽しく、また、エコ委員会の保護者の方も協力して頂く時もあります。
児童からは、『ベルマーク強化週間のときは、クラスで何枚集まったか競ってるんだよ』って聞いたりもします。子どもたちも楽しそうで、頼もしく感じました。
保護者も子どもたちも、同じように感じ・経験し・活動する。これが吉原小学校のベルマーク運動スタイル……吉原流です。

それともう一つ。それは、ボランティアさんの存在です。昨年度より『コミュニティースクール』として、地域が一体となって子どもたちを育てることを目標にしています。購買・図書・園芸・読み聞かせ・学習・見守りそして、ベルマークボランティアもその中の1つとして協力を頂いてます。
『できる人ができる時にできる事をする』これも吉原流なのです。
こうして集められたベルマークは集計され、年に2回、財団に送ります。昨年度の総合点数は、103,523点でした。

購入品は、主に学校側で必要なものを選んで頂きます。昨年度は、こちらの大型絵本4冊と、やわらかいボール60個でした。以前購入されたものには、逆上がり補助器、傘立てなどもありました。
みなさん、仕事や家庭の時間の間で大変ですが、『吉原流』の気持ちをを1人1人が持ち、これからもベルマーク運動を子どもたちのために引き継いでもらえるように、協力・工夫をしながら、楽しくやっていきたいと、PTA役員一同思っております。
今回このような機会を頂き、ベルマーク運動を改めて考えなおすことができました。
過去における先輩方の苦労や、子どもたちの事を真剣に向き合ってくださっている地域の皆様の思いを感じることができ、また、他校との情報交換もできましたことを、ベルマーク財団さまには吉原小学校PTA一同と教員一同、心より感謝申し上げます。ゆきさん。あきよちゃん。以上でーす。
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子:へぇー。すごいんだねぇ~♡こうやって、私たちが楽しく学べる道具や遊ぶ道具を買ってもらえるんだね。役員・保護者じゃなくても、吉原に住んでる1人1人のが、生活のなかにあるベルマークを集めて、私たちの事を気にかけてもらえてるって、うれしいよね♡

母:そうだね。『吉原地区』は昨年度から吉原第一中学校や、伝法小学校と、連携と親睦をはかり、『コミュニティースクール』地区として、地域の仕事を教えていただいたりして、地域全体が活性化して安心安全に暮らせる、楽しい街を目指しているのね!
子:そうなんだね。ねえねえ、お母さん!早くおうちに帰ってベルマーク探してみよう~よ
(タケコプターを頭にのせて退場)


=プラサ ヴェルデ 4階401会議室