ベルマーク運動説明会 6月14日(木)海老名
(2018/06/29)印刷する
厚木市立清水小学校 左から 三枝麻衣さん、竹内奈穂さん、鈴木朝子さん |
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皆さまこんにちは。
私たちは厚木市立清水小学校PTA本部の竹内です。鈴木です。三枝です。
このような発表は初めてで、お聞き苦しい点もあるかと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。
まず始めに、本校の学校紹介をいたします。厚木市立清水小学校は明治3年に寺子屋として始まり、今年で創立148年を迎える大変歴史のある学校です。
今年度の児童数は889人、家庭数も699家庭の大規模校で、地域の方々から、子どもたちは「しみずっ子」と呼ばれています。
学校の教育目標として「しみずっ子の光輝く安心・安全な学校」を掲げ、「豊かな心をもち、たくましく生きる力をもって活動する子どもの育成」に取組んでいます。
また本校は、平成22年にWHO(世界保健機構)より、安全な教育環境作りを目指す学校に与えられる国際認証でもあるインターナショナルセーフスクールの認証を国内の公立小中学校で初めて取得いたしました。
続いて本校PTAの紹介をさせていただきます。今年度は「つながろう我ら学校応援団」を活動テーマに掲げ、55名の役員委員で「大切な人の未来(あした)のために、今出来ること」をスローガンに活動をしています。

清水小学校PTA組織は、4つの委員会からなる常置委員会、必要に応じて設置する特別委員会、本部で構成されています。
ベルマークの活動は「文化教育委員会」が担当しています。
本校のベルマーク活動は平成24年度より始まり、今年度で7年目となります。
①当時の文化教育委員会より「私たちベルマークをやってみたいんです」との申し出があり、
②当時のPTA会長は「いいんじゃない!やってみなよ!大変だったらやめちゃえばいいし」と簡単に返事をしたところ、
③校長先生に「会長!何を言ってるの!」と怒られ
④教頭先生に「一度始めたら、やっぱり辞めます!なんていえないんですよ」と指摘をされましたが
⑤会長の「委員さんがやりたいなら、とりあえず何でもチャレンジしてみましょうよ!ダメなら僕が頭を下げますから」との一言で活動が始まりました。
それでは、現在の活動がどのように進められているかをお話しします。
PTAでは年度初めと2学期に「回収のお願い」のお手紙を各家庭に配付をし、回収を呼び掛けています。
また、保護者の目につくPTA会議室の前の廊下に、回収BOXを設置しています。
PTAの文化教育委員会と、子どもたちの福祉リサイクル委員会が協力をして収集を呼び掛けています。
子どもたちの活動である、福祉リサイクル委員会では、ベルマークと共に、古切手とエコキャップの収集もおこなっています。
高学年の子どもたちが、全校児童に収集のお願いをする事により、子どもたち自身も興味を持ち、家庭に帰ってからお家の方と意識してベルマークを見つけているようです。
福祉リサイクル委員会では、分担を決めて、毎日回収状況を確認しています。BOXがいっぱいになると、子どもたちから担当の先生を通して、PTA会議室へベルマークが送られてきます。
ここからは、私たちPTAのお仕事です。
月に一度集められたベルマークを文化教育委員会の12名の委員さんが仕分けと集計作業をおこなっています。
仕分け作業はとても細かい作業になりますが、途中で持ち寄ったお菓子とお茶で談笑をしたり、和気あいあいと作業をしています。
こちらが仕分けの際に使用する「ベルマーク三種の神器です」
①各家庭で不要になった豆腐の空き容器に、協賛会社のベルマーク番号ごとに仕分けをおこないます。
②会社ごとに仕分けが済んだら、次は各社の点数ごとにプリンの空き容器に分けます。
③点数ごとに仕分けをしたのち、点数の計算をして小さなチャック付き袋に入れておきます。毎月送付をおこなうわけではないので、その後、会社ごとにまとめて、今度は大きなチャック付き袋へまとめておきます。
平成28年度には、学校で不要になったラックをPTAにいただき、今後の委員会さんがスムーズに活動ができるように収納BOXを作りました。
この収納BOXは会社ごと、点数ごとにラベリングがされており、ラベルはいつでも入れ替えが可能になっています。
1年ごとにメンバーが交代してしまう委員会活動では、自分たちが困ったこと、不便に思ったことを次年度の委員会さんにはさせないように、仕組みを作ること、引継ぎをしっかりする事も重要になってきます。

そんなこんなしている間に季節は流れ、一年間のPTA活動が終わる3月には、本部が発行している「本部だより」の中で、PTA会員の皆さまへ活動の報告とお礼をします。
コツコツ、チョキチョキ集めていただいた皆様の気持ちに感謝を忘れないように心がけています。
まだまだ活動期間が浅いため、活動開始から4年経った平成27年に、学校からの要望で、ソフトドッジボールを10個、けん玉を10個、ライン引きを一つ購入する事ができました。
今後の目標は、年々暑くなる夏の為に、保健室へ製氷機と冷水機を購入したいと頑張っています。
製氷機と冷水機を購入するための今後の課題として、昨年より、清水小学校はコミュニティスクールが導入されました。
清水小学校区は3つの公民館区にまたがっており、地域の方々も熱心に教育活動を応援してくださっています。「地域とともにある学校づくり」が始まったこの良い機会に、学区内にある、公民館、スーパー、商店などへベルマーク回収BOXの設置を進め、ベルマーク活動も地域住民の皆さまに支援していただけるように頑張っていきたいと思います。
今まで6年間、72名の委員の皆さんがベルマークの活動に携わってくださいました。
「ベルマークで子どもたちの学校の物が買えて良かった」「今まで意識していなかったベルマークを親子で会話を楽しみながら集めるようになった」「月に一度、みんなでおしゃべりしながら楽しく活動ができた」と、「やってよかった」と皆さん笑顔で答えてくれます。
最後に……。ベルマーク活動は、我が子のため、学校のため、被災地やへき地の学校に通う子どもたちのため、海外の子どもたちのため、みんなの役に立つ、やりがいのある、とても楽しい活動です。
これからもみんなで力をあわせ、無理なく、楽しく、活動を続けていければなぁ、と思っています。
皆様、最後までご清聴ありがとうございました。
これで活動発表を終わります。

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(パワーポイントを使って説明)
=海老名市文化会館 小ホール