ベルマーク運動説明会 5月30日(水)高松


(2018/06/19)印刷する



高松市立新番丁小学校

左から、
滝香織さん、勝田真由美さん、タカハシ美咲さん

 


 

 皆さん、こんにちは。本日ベルマーク活動について発表させていただきます、高松市立新番丁小学校PTAの勝田、滝、タカハシです。よろしくお願いいたします。

 

 まず、初めに学校の紹介をさせていただきます。

 

 新番丁小学校は高松市立日新小学校、二番丁小学校、四番丁小学校の3校が統合して、平成22年4月に開校しました。今年で開校9年目を迎える新しい学校ではありますが、統合前の3つの小学校は、いずれも明治時代開校で、100年を超える歴史と伝統が基盤にあります。

 菊池寛について学ぶ「寛学」、金管バンド、ボランティア活動など統合前の各小学校の活動を引き継ぐとともに、開校に先立ち設立された「新番丁小学校サポート協議会」を通して、学校・保護者・地域の方々が一体となった学校支援体制を新たに築きながら、地域に開かれた学校づくりの実現を目指しています。

 校区はサンポート高松、丸亀町から田町までの商店街、市役所・中央公園、中央卸売市場を含む広範囲にまたがっています。全校生徒800人を超える比較的規模の大きい小学校です。

 

 次に本校のPTA構成とベルマーク活動の体制についてご説明いたします。

 

 新番丁小学校PTAには、本部を中心に、学級文化部、広報部、保健体育部、生活指導部の4つの専門部会があり、ベルマーク活動を担当するのは学級文化部です。

 

 部員は各学級から1名ずつ選出され、昨年度は26名の体制でした。また保護者を対象にボランティアを募集し、昨年度は16名の応募がありました。活動は月1回の定例部会で行います。平日の午前中、10時からお昼前まで2時間弱の活動です。家庭教育学級の講演やバザーの準備をする回もあり、ベルマークに専念できるのは実質年4回程度でした。

 

 児童による活動体制としてはベルマーク委員会があり、20数名が委員会の時間に活動しています。

 ベルマーク運動には統合前の1962年から参加しており、昨年、累計700万点を達成することができました。近年の集票数は年間10万点前後で推移しています。

 

 続いて、ベルマーク活動の具体的な流れについてご説明いたします。

 

 回収は月1回の児童のベルマーク委員会によるものがメインです。回収用の封筒を各児童に配布し、1週間程度の回収期間内に提出してもらいます。それを、委員会が一つにまとめてPTA室に保管します。昨年度は3か月連続、学級の90%がベルマークを提出したクラスを表彰するなど、運動の活性化につながる工夫をしています。

 

 また、本校では不要になった標準服等を回収し、年1回のバザーの際に必要な方に提供する「制服交換会」を実施しています。標準服の回収に合わせて、年2回、インク・トナーカートリッジの回収をしています。インクやトナーはかさばるため、保護者に気軽にお持ちいただけるよう、1学期の期末懇談、9月末の学習参観に合わせて、靴箱付近に回収用のダンボールを1週間程度設置しています。そのほか、二番丁コミュニティーセンターに設置している回収箱の分を、集計に加えさせていただいています。

 

 回収したベルマークの仕分け・集計には、保護者ボランティアの方にも参加していただいています。1回の参加者は15人から20人くらいです。そこでは集まったベルマークを企業の番号ごとに仕分ける作業を中心に行います。

 仕分けには焼き菓子の缶の中の仕切りを使います。それを何箇所かで行って、深さのある大きめのカップに集約していきます。カップにはベルマーク一覧表を番号ごとに切ってラミネートしたものを貼って、番号と協賛企業名、代表的な商品が一目でわかるようにしています。

 児童の委員会活動に余裕があれば、仕分け作業まで進めてくれているときもあります。仕分けが済んだベルマークは、同じ番号ごとにチャック付きのビニール袋に入れていきます。

 

 インクやトナーカートリッジは、包装のビニール袋や箱、ふたなどをはずして、メーカーごとの段ボールに分別し、ある程度貯まったら、送付用の箱に数えながら移します。同じ番号のベルマークが入った袋は、皆で分担して、中身を点数ごとに分けて、集計表に記入していきます。チャック袋に小分けにすることにより、部会に出られない方もお家で作業していただくことができます。

 

 部会の時間内ではなかなか作業が進まないので、集計の多くが宿題になっています。家では細切れの時間でも作業でき、子どもに手伝ってもらうこともできるので、意外とはかどるようです。連絡用の封筒がパンパンになるほどマークを詰めても翌月までに集計してくださるので、大変助かりました。

 

 集計の終わったチャック袋のマークの合算や送付の作業は、皆で集まって作業をする時間がとれないため、担当者が都合のつく時に学校や持ち帰りでしていました。集計後の発送は夏、年末、年度末の年3回のペースで行っています。

 

 PTA役員が単年度で交代ということもあり、預金残高も年度ごとに締めて、先生方と相談して購入する商品を決めています。昨年度は、前年度からの繰越22,108円に年末までに42,310点を加え、62,604点で一輪車2台とジャべリックボール8個を購入し、その残額に年明けの集計分を加えた35,774点を次年度に繰り越すことができました。

 

 最後に課題と今後の目標についてお話ししたいと思います。

 

 香川県内にも毎年、私たちよりもたくさんの点数を集めておられる学校が多くあります。皆さん、地域の実情に合わせていろいろな工夫をなさっていることと思います。本校は規模も大きく、回収も定期的にあるため、ある程度の量は確保できるのですが、仕分け・集計の体制はオーソドックスだと思います。

 私たちは集計作業を持ち帰りにしていますが、今回、財団のホームページを拝見して、仕分け作業を持ち帰りでしている学校も意外と多いことが分かりました。当面の目標は、メンバーや体制が変わっても、無理なく現状の規模を維持していくことではないかと考えています。

 

 これで、新番丁小学校の発表を終わります。ご清聴、ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=サンポートホール高松 5階第2小ホール

ベルマーク商品

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