ベルマーク運動説明会 5月24日(木)北九州


(2018/06/07)印刷する



北九州市立大里柳小学校

左から佐藤典子さん、千葉恵美子さん、
矢括留美子さん、遠藤誠一さん

 


 

 大里柳(だい・り・やなぎ)小学校でベルマーク活動を担当しております学級ふれあい委員会 委員長の矢括と申します。本日は、昨年度一緒に活動しました委員の千葉さん、佐藤さんと一緒に活動紹介をいたします。

 どうぞよろしくお願い致します。

 

 早速ですが、本日は画面の項目に沿って、活動内容を紹介してまいります。途中で質問がございましたら、最後にお受けしたいと思います。

 

 まずは、私どもの大里柳小学校について紹介いたします。

 JR門司駅から戸上山のふもとに向けて登ったところ、大里は、古く安徳天皇の住まいの御所があった柳御所。「だいり」というと、「三月三日」のひな祭りのおだいり様を思いだすのではないでしょうか。 漢字表記の「だいり」=「内裏」とは、天皇が住まわれる建物、その部屋をさしています。ひな祭りに登場するお内裏様から地名が付けられました。そんな古い歴史の地は、近年では門司駅の海側に新しい町が開拓されてきました。そこから通う児童が大半を占めるほどになってきました。

 創立144年、現在児童数534名、家庭数453、教職員31名で4年前に新校舎に生まれ変わり、「豊かな人間性をはぐくみ、自ら学び、たくましく生きる子どもの育成」をモットーに子どもたちは元気よく学びを育んでいます。

 

 それでは、ベルマーク活動の説明に入ります。最初に、昨年度の年間の活動を大まかに説明いたします。

 4月に委員決めがあり、昨年は各クラス1名ずつの18名が選出されました。委員長などの役割分担も決まった後、前年度役員から引き継ぎをうけ、活動が始まりました。5月には回収方法をどのように進めるかのルールを定め、委員全員で意思統一を図りました。その後6月から回収が始まり、9月と翌年1月の2回、委員全員で学校に集まって整理、集計作業を行いました。

 今年3月までの1年間での回収実績はこのようになっております。ベルマーク約6万点、テトラパック約51キログラム、カートリッジ692個です。

 

 

 では、各委員が実際にどのように回収したのかを説明いたします。

 大里柳小学校では、毎月一回各家庭からベルマークを回収するようにしています。月末に、担任の先生が児童一人ずつに封筒を配布し、その翌月の10日までに各家庭から担任の先生に提出してもらいます。6月分からスタートでしたので、1回目は5月末に封筒を配布、家に持ち帰りベルマークを入れて6月10日までに担任の先生へ提出してもらいました。その後、先生方には提出された封筒をクラス分のバッグに入れて、職員室に設置した回収箱に入れてもらいました。

 各クラスの委員が毎月10日以降に、各自行けるときに自分のクラス分を職員室の箱から回収し、自宅に持ち帰り整理しました。整理方法は最初に決めて委員全体で統一したのですが、番号、点数ごとにわけて10枚ずつテープで留めるという方法で整理しました。

 また、校区内の自治公民館、市民センター、スーパーにも回収箱を設置させてもらっていますので、そちらは委員の間で当番制にして回収しました。

 

 委員各自で整理、保管していたベルマークは、9月と翌年1月の授業参観などの学校行事に合わせ、委員全体で学校に持ち寄り、集計しました。写真のように、番号と点数ごとに箱を作り、持ち寄ったベルマークを入れていき整理しました。

 

 テトラパックと使用済みのトナー・インクカートリッジですが、こちらは学校のPTA会議室の前に回収箱を設置しています。家庭から子どもが持ってきたり、保護者が行事の時に持ってきたりしています。箱がたまったらチェックしながら整理し、専用の箱に入れて送ります。

 テトラパックのマークの無いものや、洗っていないものなど、入れ間違いが無いように、写真のように箱の前に注意書きの紙を貼ってチェックしてもらっています。

 

 では昨年度の活動成果ですが、前に触れたように、ベルマーク約6万点、テトラパック約51キログラム、カートリッジ692個でした。皆さんから回収したベルマークでの購入品ですが、こちらはカタログを校長先生にお渡しして、学校で検討して決めていただきました。前の年度までの残高もありましたので、昨年度はこちらのものが活動を通じて学校に届きました。スクールタイマー8個、簡易実物投影機1台、パーソナルオーディオシステム3台です。

 

 では、最後に活動の中で工夫したことと、感じた今後の課題を少しお話します。

 私自身初めてベルマークの回収に携わり、まず感じたのは、学校内での認知度が低いという事でした。そこで、広く知ってもらうためにお便りを作って配布しました。

 日々、各家庭で集めてもらっているベルマークがどのように回収され、どのような形で子どもたちに還元されていくのかということを説明した内容と、それまで間違いの多かったテトラパックやインクカートリッジの回収の方法を説明したお便りを配布することで、マークのついていないパックなどの間違いがかなり減ったのと同時に、回収率もアップしました。

 

 今後の課題ですが、ウエブベルマークでの回収活動をうまく提案できていないので、お便りやポスターなどで呼びかけていきたいと考えています。

 また、児童からもベルマークの整理のお手伝いをしたいという声も頂いていますので、委員以外でもお手伝いしてもらえるようなベルマークサポーターといったような制度も考えております。

 

 以上、大里柳小学校での活動をご紹介してまいりました。

 私が一年間活動して感じたのは、活動自体は地味で大変な作業と思われがちですが、皆さんからお預かりした大切なベルマークで、子どもたちに必要なものが購入できるという大変やりがいがある活動だという事です。

 今後も、親子で楽しみながら少しでも多くのベルマークを回収できるよう、呼びかけていきたいと考えています。

 以上で、大里柳小学校の活動紹介を終わります。ご清聴ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

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