ベルマーク運動説明会 5月23日(水)豊橋


(2018/06/07)印刷する



豊橋商工会議所 9階大ホール

左から浪崎陽子さん、中村慶子教頭先生、村田延子さん

 


 

 細谷小学校です。

 まず細谷小学校の紹介を少しさせていただきます。

 

 本校は、豊橋市の南東に位置する、太平洋に面した小規模校です。航空写真を見ていただくとよくわかると思いますが、農耕地帯です。地域の豊かな自然や、主な産業である農業との関わりを中心として、農業体験やそれに伴う食育学習に取り組んでいます。

 

 今年度は全校児童96名、世帯数73世帯でスタートしました。「大好きだよ、緑いっぱいの細谷」をテーマに、ふるさと細谷を愛する心を育むことを目指しています。

 例えば、ふるさとの環境や命を見つめる「海岸活動」では、海岸の530(ごみゼロ)活動や、砂の造形を行います。

 食農教育として「野菜やイモの栽培活動」もしています。地域・学校を花いっぱいにする「パンジーの栽培活動」では、種から育てたパンジーを、行事の際に販売したり、お世話になった方にプレゼントしたりします。

 地域とかかわりながら、特色ある活動が行われています。

 

 さて、細谷小学校のベルマーク活動についてです。

 参加登録は、1998年6月20日、20年ほど前になります。小規模校で児童数・世帯数が少ないので、なかなかたくさんは集まりません。それでも、環境奉仕委員会の子どもたちが一生懸命呼びかけたり、イベントを工夫したりしていろいろ努力しています。

 

 ここ数年の収集点数は、2014年  9,496点

            2015年  9,751点

            2016年  8.660点

            2017年  11,314点

            2018年  11,457点

 

 2016年に 1輪車2台を、14,965点で購入し、いったん減りましたが、現在の累計は、37,083点となっています。毎年平均一万点ぐらい収集しています。

 

 これまで、こつこつとためてきたおかげで、10台以上の一輪車がそろっています。子どもたちにも大人気で、休み時間には楽しく乗りこなしている子がたくさんいます。

 子どもたちの目にふれるもの、子どもたちが楽しめるものを購入することで、ベルマーク収集の意欲も高まると思われます。

 

 現在のベルマーク収集活動の実際についてお話しします。

 年度初めに全校児童にベルマーク収集用の封筒と、ベルマーク一覧表のチラシを配付します。収集封筒は、環境奉仕委員会の子どもたちが、収集チェック表を貼り付けます。一覧表は、加入している学校に、ベルマーク財団から送られてきます。

 

 校内の2カ所に「ベルマークポスト」を設置しています。毎月1日から10日を収集期間として、学年だより等でお知らせしています。子どもたちの通り道にポストが置いてあるので、ベルマークを持ってきた子は、封筒をポストに入れます。

 

 委員会活動の時間にポストから封筒を回収します。集まったベルマークを、ベルマーク番号によって分ける仕分け作業をします。子どもたち自身が、収集活動にかかわることも、子どもたちのボランティア精神を育てるために大切なことだと思います。

 

 委員会は、年間10回、1か月に1回程度行われます。環境奉仕委員会は、ベルマーク収集活動の他にも、校内の美化のための「530活動」、アルミ缶の回収、エコキャップ集め、ワックスがけなど、たった8名の児童が様々な仕事をしており、なかなか忙しいです。

 

 点数の集計は、大人が担当します。PTAの厚生部員が中心になります。今年の厚生部は写真の3名です。たった3名ですのでボランティアも募集します。

 手順は、仕分けした袋をいくつかお渡しします。それぞれご家庭で、点数を計算して袋に記入してもらいます。それを、子どもさんを通じて、学校に持ってきてもらいます。

 

 点数計算ができたら、ベルマークを発送します。これは、委員会担当の職員がします。

 送り状に、種類ごとに「枚数」と「点数」を記入します。仕分け袋とともに封筒に入れて、ベルマーク財団に発送します。1か月ほどで、検収済み通知が来て、正式な獲得点数がわかります。

 

 収集量を増やすために、いろいろと工夫をしています。

 インクカートリッジは、ひとつあたりの得点が高いので、効率よく点数を重ねることができます。校内に収集ボックスのコーナーを設置しています。年賀状のシーズンなどに重点的に呼びかけて、持って来てもらうようにしています。

 ある程度まとまったら、専用の回収箱を取り寄せて箱詰めし、宅配業者に依頼して送ります。

 

 環境奉仕委員会の子どもたちも、集会で呼びかけるほか、色々工夫しています。

 昨年度は3月に「ベルマークキャンペーン」を行いました。4月からの1年間のうちに、1回でもベルマークを出してくれた子に「特製ベルマークカレンダー」をプレゼントしました。1年間で協力してくれた子は、全校児童の70パーセントにあたる、68名でした。

 

 地域の皆さんにも協力を呼びかけています。学校の隣にある細谷校区市民館に、ベルマーク、インクカートリッジ、エコキャップの収集ボックスを置かせてもらっています。

 

 子どもたちの笑顔のために、今後も頑張っていきたいと思います。

 以上で細谷小の発表を終わります。ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=豊橋商工会議所 9階大ホール

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