ベルマーク運動説明会 5月22日(火)山口
(2018/06/07)印刷する
山口市立平川小学校 (左から)原知子さん、近藤多佳子さん、青島七重さん |
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こんにちは。私たちは昨年度、PTA活動の一環としてベルマーク運動に携わったメンバーを代表してまいりました3人です。
きょうは平川小学校のロゴ入りのおそろいのコスチュームを着てまいりました(背中を見せる)。どうぞよろしくお願いいたします。
まずは平川地区について簡単に説明させていただきます。
平川地区は山口市中心部の南東に位置し、幼稚園から大学までがある文教地区となっています。また、山口県ではじめて公民館が設置されるなど、住民同士のつながりを大切にする地域となっています。
次に平川小学校の特色を説明させていただきます。
平川小学校は、現在、31学級、837名の児童が在籍する、県内屈指の大規模校となっています。1小1中の利点を活かし、小中学校で共通の教育目標を掲げています。小中学校の他に幼稚園も隣接しており、様々な交流活動が行われています。
また、山口大学からチューターと呼ばれる学生約80名が年間を通じて配属され、補助をしてくださっています。さらに山口大学の留学生の子どもたちをはじめ、様々な国籍の子供たちが通っており、日本語学級も開設されています。

さて、平川小学校では、PTA活動の一環として、ベルマーク運動を行っています。さらに、児童もベルマーク委員会を中心としてその推進に取り組んでいます。
PTAでは、ベルマーク係を5つのグループに細分化して活動しています。各担当にリーダーがおり、リーダーを中心に活動をしています。
書類作成・印刷・配布担当者は、ベルマーク便りや作業のお願い文書等、ベルマークに関する書類を作成・印刷・配布します。
仕分け・持ち帰り担当者は、ベルマークの仕分け作業に関わる仕事をします。
集計担当者は、集まったベルマークの点数を計算し、ベルマーク財団に結果を送付します。
インクカートリッジ担当者は、集まったインクカートリッジの箱詰め・送付作業をします。
テトラパック担当者は、集まったテトラパックの箱詰め・送付作業をします。
各作業を細分化することで、それぞれの作業内容が明確になりました。また、各作業はベルマーク担当の役員だけではなく、多くの保護者に一人一役として協力していただくことで成り立っています。
学校ベルマーク委員会は、5・6年生20名程度が担当の先生と一緒に、ベルマークにかかわる活動をしています。6月から2月までの毎月15日がベルマークの日です。
前日には放送でベルマークの持参を呼び掛け、当日は各教室に箱を配り、ベルマークを回収します。
校内だけでなく、校区内の郵便局、地域交流センター、スイミングスクールに、ベルマーク、インクカードリッジの収集箱を置かせていただき、地域のみなさんにもご協力いただいています。一学期に一回、この3か所を回って回収するのも、委員会のみなさんの仕事です。
また、PTAの発行するベルマーク便りとは別に、ベルマーク委員会だよりを発行するなど、回収率UPを目標に活動しています。
平川小学校では、ベルマーク、テトラパックの紙容器、インクカートリッジの3つを回収しています。
昨年度は、特にテトラパックの回収数を上げることに力を入れて活動しました。以前までは、認知度も低く、回収率が悪かったテトラパックでしたが、ポスターや掲示板を活用して、テトラパックの開き方やマークの紹介をすることで、前年度より多くのテトラパックを集めることができました。
昨年度の一年間を振り返ってみます。主に次の3つの取り組みによって回収率UPを実現させました。
一つ目は、ユニークな企画で回収率UP!
委員会活動で、ドッジボール大会を企画しました。ただドッジボールを楽しむというわけではありません。全校で、たくさんのベルマークを集めて、なお且つ、楽しいことをするというのがこの企画です。
企画・準備・運営は全て子どもたちが行います。まず、参加条件を決め、呼びかけのチラシを全校に配りました。
昨年度は、このドッジボール大会に参加する条件として、クラス単位で「ベルマーク25枚、テトラパック30枚」を集めました。それを事前に回収し、参加クラスが確定したら、対戦表を作ります。
大会当日は、審判をしたり結果の記録をしたりと、一人一人が役割を務めました。また、こういった機会にベルマーク運動に協力してくれていることへの感謝の気持ちも伝えるようにしました。
当日は、どの学年も白熱した戦いを繰り広げ、体育館には、楽しそうな声が響きわたっていました。
PTAおやじの会でも、学校バザーのイベントで、ドッジボール大会を企画しました。
こちらも参加条件は一人10枚のベルマークを持ってくることで、かなり人気の企画となっています。参加したお父さん方も子供たちも、真剣な戦いを繰り広げ、大変盛り上がりました。
二つ目は、役員の引き継ぎ方、連携の仕方を工夫することで回収率UP!
役割を細分化し、グループ内でしっかり連絡を取りあうだけでなく、リーダー同士も連絡を密にし、情報を共有することで、全員が活動の全体を把握できるように努めました。
三つ目は、学校とPTAの連携で回収率UP!
委員会の先生とも、どんな作業をしているのか、またより良く集める方法などについて話す場を設けるようにしました。
特に、ベルマーク委員会の子どもたちが頑張っていることや、ベルマークの点数で購入した物品の情報をうかがうことは、それをベルマーク便りで紹介するなどの連携が生まれ、運動そのものに向かう意欲向上にもつながったように思います。
またベルマーク便りの作成では、それまで保護者向けに書かれていた内容を改め、イラストを多用したり、クイズを盛り込むことで、子供にも興味を持って読んでもらえるように努めました。
以上です。ご清聴ありがとうございました。

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(パワーポイントを使って説明)
=山口市民会館 小ホール