ベルマーク運動説明会 5月18日(金)大津
(2018/05/31)印刷する
大津市立唐崎小学校 中田善久さん |
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おはようございます、大津市立唐崎小学校PTAより参りました、中田と申します。
平成26年度にベルマーク600万点を達成するなど、前年度までの活動実績が評価され、今回体験発表させて頂くこととなりました。
私どもの唐崎小学校は昭和50年に開校され、平成26年には創立40周年記念行事が開催されました。
唐崎という土地は地図上では大津中心市街地より北西部に位置し、東に琵琶湖、西には比叡山を仰ぎ、古くから名勝の地とされ、近江八景にも選ばれていて、古代からその風景の美しさが、さまざまな歌に詠まれたりしてきました。特に「唐崎の松」は松尾芭蕉の俳句で有名です。
また、学校が開校したのと同時期に、京阪神への通勤圏として新興住宅が急増した地域でもあり、児童数は4月1日現在、867人と市内でも児童数がかなり多い方の学校であります。
ベルマーク活動は、開校以来ずっと継続して活動してきています。先ほども申しましたが、平成26年度には600万点を達成するなどの実績があります。
学校教育目標としては、「郷土を愛し、自ら生き方を切り拓く子どもの育成」を掲げ、「友愛」「協力」「創造」の心を基調にしております。
また、「唐崎を愛し、唐崎小学校に学ぶことに自信と誇りが持てる学校をめざして」「子どもたちに夢と感動を、自信と意欲を」ということをスローガンに、教育活動に取り組んでおられます。
PTAにおきましては、日頃より学校教育の振興に協力するとともに、子どもたちの溢れる笑顔を見られるような環境を作るべく、活動を展開しております。
組織図をご覧いただけると、まず、会長以下「運営委員会」という組織(おそらく他校では本部役員と言ったほうがなじみやすいかもしれませんが・・・)で構成され、そのなかで、いわゆるPTAの行う事業に関わる担当が事業委員長、副委員長として、この運営委員会に組み込まれているということになります。
事業委員長、副委員長の下部組織として、各クラスから選ばれた事業委員がおり、そのなかでさらにベルマーク委員会、教養委員会、広報委員会に枝分かれしていきます。

実際にベルマーク作業に携わるのは、事業委員長、副委員長、そして、ベルマーク委員会の委員が中心になってくるわけです。そして、ボランティアに入ってもらったり、学級委員からの応援をしてもらったりしながらやっております。
常時、12名くらいで、月1回午前中約3時間の活動を行っております。
そこでベルマークの仕分け作業、点数計算、発送作業、そして、テトラパックやカートリッジの箱詰め作業と発送作業を同時並行的に行っております。ある程度チームを決めて毎月交代で行っております。
ベルマークは、毎月子どもから担任あてにベルマーク取集袋が提出され、そこから始まります。それを子どもたちが構成しているボランティア委員により、取集袋から出して、大まかにメーカーごと、番号ごとに分けてもらいます。
同じく、大津市役所唐崎支支所や平和堂フレンドマート唐崎店でも取集箱を置かせてもらっており、そこからベルマーク委員が直接回収しに行きます。
作業手順は、朝9時に集合して仕分け箱を並べ、その他必要な物品を並べます。そして、ベルマークを番号別、会社別にまず並べ、点数ごとに分け、それぞれの枚数を数え点数ごとに集計する、という感じです。端数は翌月に回すという具合に無理なくやっております。
10枚ずつホチキスやセロハンテープで止めて、とやっていた時もあったようですですが、何も考えず純粋に数えた方が断然早いという感想もあります。やりやすいように創意工夫を重ねていかれてはと思います。
ベルマーク作業の様子です。男性保護者さんも参加されていますね。
テトラパックに関しては、10キロ以上で発送できるので、10キロに満たない場合は収集ボックスの横に置いておきます。次回は続きから始めるというような感じですね。4人くらいで作業にあたります。これはベルマーク作業と並行して行います。重量は保健室で体重計を使わせて頂いております。
カートリッジに関しては、年2回程度、5,6月と1,2月くらいで、溜まってきたらというタイミングでやります。
カートリッジは大きなメーカー2社の製品が圧倒的に多いです。まずキヤノン製は、インクカートリッジは箱いっぱいに詰める(約300個)。トナーはひと箱8本。カトーリッジの個数や必要事項を記入し、箱に貼って、電話して取りに来てもらう。
エプソンは回収箱にいっぱいに詰めて個数を数え、必要事項に記入するのですが、送り状(着払い伝票)は回収に来られるときにもってこられるというように、ややメーカーによって扱いが違います。もちろん電話する先も異なり、回収の依頼を行います。
テトラ作業の流れはこのようになります。
では、気になる点数について説明をします。
唐崎小では26年度に600万点達成しました。毎年安定してある程度の点数を稼いでおります。
29年度実績では、テトラとカートリッジを合わせ、唐崎支所や平和堂の点数もすべて合わせると、92793点となりました。28年度は8万後半くらいだったようです。
これらを基に、毎年何かしら学校に必要な物品を購入し提供を行っております。
29年度は扇風機のみでしたが、PTAのパソコンが欲しいとか、その他もろもろ希望があったものの、学校で必要としている大型のもの(体育館で使う暖房器具等)をもう少し点数を集めて購入しようということになっております。
ベルマーク委員さんは1年間の長丁場です。もちろん無理なく楽しみながらやっていくことが続く秘訣だと思います。何点貯めようとか、あえて目標は立てず、普通にやっていけたらいいのではと考えております。
29年度は、今まで定期的に刊行しておりましたベルマーク便りというものを、委員の負担を考えて廃刊にしました。その代わり、PTAとして発行している新聞に必要事項は掲載するということで済ませることができました。
それから、PTA室が非常に夏暑く、冬寒い、おまけにさほど広くない、という理由から、児童会室での作業に変更しました。また、例年昼またぎになることもあったようですが、午前中のみで終われるように作業時間の短縮もしました。これは事業副委員長ベルマーク担当の発案で、よりよい環境で作業できるように考えられたものです。会長としても、現場サイドでこういった創意工夫しながら無理なくPTA活動を勧めていってくださることはたいへんありがたく思っております。
最後にベルマーク活動、そしてPTA活動を楽しみながら無理なくやってくださいというエールを送りたいと思います。ご清聴ありがとうございました。

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(パワーポイントを使って説明)
=ピアザ淡海(滋賀県立県民交流センター) ピアザホール