ベルマーク運動説明会 5月15日(火)富山


(2018/05/24)印刷する



富山市立藤ノ木小学校

平成29年度ベルマーク委員長の林洋子さん

 


 

 富山市立藤ノ木小学校PTAベルマーク委員会のご紹介をいたします。わたくしは、前年度委員長を務めました林洋子と申します。よろしくお願いいたします。

 

 富山市立藤ノ木小学校のご紹介をさせていただきます。

 

 富山市と立山町の境に藤ノ木校下があります。そばを常願寺川が流れ、いつも立山連峰をそばに眺められる、静かな住宅街です。

 今年で創立126周年を迎えますが、6年ほど前より再開発などで人口が増え続け、昨年度は富山市で児童数1位の小学校となりました。

 それに合わせて校舎も新築されております。今後も人口の増加が見込まれ、児童もまだまだ増える様子です。

 また、地元のさまざまなな能力をお持ちの方を講師に招いたり、地域の職業体験をさせてもらったり、地域と密接にかかわり、地域の中で育てられている実感ができるコミュニティスクールモデル校として指定されており、さまざまな活動が期待されます。

 

 藤ノ木小学校PTAの組織を簡単にご説明します。

 PTA会長を頂として、副会長10数名、会計、監査が本部役員となります。その下に、教養部、厚生部、広報部、補導部、ベルマーク委員会、地区委員が組織されております。

 児童数が多いので、PTA役員も大変多いのですが、共働きが多い地区でもあり、子育て~仕事~PTAの役員とこなしていくのは大変であるように見受けられます。

 平成29年度のベルマーク委員数は31人でした。1年から6年まで、各クラスに1人ベルマーク委員を配置し、担当クラスのベルマークを収集しています。毎月決められた日にベルマークが各家庭より集められます。そして年3回ベルマーク委員会を開催し、ベルマークを整理・集計します。

 

 次に、藤ノ木小学校ベルマーク委員会の仕事の流れをご紹介します。

 まず担任からベルマーク回収袋が児童に配布され、児童は家庭に持ち帰り、お母さんなどに集めてもらったベルマークを回収袋に入れて、担任に戻します。

 クラス単位で集められたベルマークは、委員のお子さんを通じて、クラスの委員に渡されます。PTAのどの部会でも同じですが、学校やPTAからの連絡は子どもを通じて家庭や役員に伝達されます。

 ベルマーク委員は、自宅で企業別→点数別に仕分けをし、10枚1単位としてセロハンテープでまとめます。委員にはセロハンテープ、のり、企業別仕訳袋など必要なものを預けてあります。

 

 ベルマークをセロハンテープでまとめる方法についてご説明いたします。

 まずは、企業別に仕分けした後、点数別にも仕分けします。そして、10枚を1組として、セロハンテープで、表から裏までぐるりと巻いてしまいます。このとき上のところを数センチ、余裕をもたせます。後々、このベルマーク1組を10組集めてホチキスでとめて、1束とするためです。

 

 牛乳石鹸などは素直にまとまってくれるようですが、キューピーのドレッシング類、日清のラーメン類はなかなか困難を伴うようで……。委員の方々はそれぞれ自分なりの技を編み出しながら作業していたそうです。セロハンテープの無駄のようにも思えますが、点数の確認がしやすく全体で集計するときにこの作業が生きてくることになります。

 

 写真は、ベルマーク委員が自宅で作業したり、委員会で集計したりするための必要な道具です。自宅では、クラス単位で集まったベルマークを仕訳、始末するのに、ベルマーク一覧表とにらめっこしながら作業しなくてはなりません。時には、むかしのベルマークをたくさん提出されるかたもいて、残念ながら無駄になるときもあります。子どもがベルマークを入れて提出する袋も、やぶれたり紛失するようなことがあれば、委員が補修したり新しく作ったりします。

 

 年に3回の委員会は、藤の木地区の地区センターのホールで開きます。小学校のすぐ隣で集まりやすい場所です。うっかり委員会の写真を撮るのを忘れていまして、このような再現写真で恐縮ですが……。

 野菜やフルーツが入っていたようなパックを、ベルマーク番号順に机に並べていきます。委員は自宅でまとめてきたベルマークを、企業別のパックに順々に入れていきます。

 

林さんの発表風景(リハーサル)

 

 集計作業の流れは、次のとおりです。

 企業別の仕分けができましたら、2人1組になり、端数のベルマークを例のように10枚1まとめにします。そして何枚あるかを集計し、点数別に計算して、集計用紙に記入。それを互いに確認します。

 最後はベルマーク整理袋にベルマークをいれて、表紙に点数別に記入します。これを企業別に繰り返し、約2時間ほどで作業は終了します。

 委員の作業とは別に 委員長と副委員長は、整理袋と集計用紙を確認しながら、マークシートに記入し、後日、マークとシートを発送します。

 

 第1回の委員会は夏休み前に開きました。不慣れな中、前任の委員長にも参加いただき、なんとかかんとか終えることができました。

 しかし、31人の委員の中で6人が欠席しました。理由は、お子さんの病気・本人の病気などもありましたが、多くは仕事で都合がつかない、とのことでした。

 先程も申し上げましたとおり、共働き世帯が多い地区なので、委員会を開くのはどうしても夜になります。ところが、夜勤や残業などで参加できない方もいらっしゃったのです。

 

 子育て・仕事・介護など毎日忙しい中で、自宅でベルマークの作業をしてもらうのはどうなんだろう?という疑問がわいてきました。みなさん、どうやって時間をつくっているんだろう? セロハンテープでベルマークまとめてるヒマなんてあるのだろうか?

 そういえばベルマーク委員会といえば「あら!大変ねぇ~」といわれる。子どもたちに直接かかわる活動だけど、学校側はあまり積極的ではないなぁ……などと、次々に思いはじめてきました。

 

 まずは、ベルマーク財団のHPを見せていただき、この運動説明会でも発表された芝園小学校さまの活動を参考にさせていただくことにしました。

 芝園小学校さまは、教室でこどもたちに牛乳パックの中に仕分けしてもらい、PTAがホチキスでとめて集計される方式だったと思います。

 そこで我が藤ノ木小学校のベルマーク委員会担当の先生に、「教室でこどもたちにベルマークを集めてほしいのですが……」とお願いしてみました。

 「う~ん、50何個のパックを置く場所がありませんねぇ。それに低学年には無理ではないでしょうか。児童のボランティア委員会では少しならお手伝いできると思いますが」というお返事でした。

 先生もいろいろ考えてくださいましたが、児童に収集させる時間とスペースの余裕がない、というのが現実のようでした。

 

 学校とのすりあわせもうまくいかなかったわけですが、ここで委員のみなさんの実態を知ろうと、委員会内部のアンケートをとりました。もちろん担当の先生やPTA本部の承認を得て実施しました。

 

①自宅作業を負担に感じるか

②月一回集められるベルマークの仕事にかかる時間

③こどもにベルマークの活動をさせてよいか

④セロハンテープの始末の是非

⑤どんな収集方法があるか

⑥ベルマーク活動をどのように考えていくか

 

 以上の内容で委員に書面でおたずねしました。そのアンケートの結果です。

 

①自宅作業の負担感

 負担に感じる方が多数ではありましたが、私の所感としては 少ない方かなと思いました。

 負担に思わない方の意見は「自宅での作業なら、時間を作りやすい」「家で作業していると子どもが手伝ってくれる」「学校や地区センターなどにしょっちゅう呼ばれるよりマシ」といったものでした。

 

②自宅での作業時間

 平均して、月に1度の作業で2時間ほどでした。多い方は5時間 少ない方で1時間で終わるとのことでした。

 

③子どものかかわり

 子どもに積極的に関与させるのはとてもよい、という当然ながらの意見もありましたが、注目すべきは反対意見です。

 反対する方の趣旨は、先生の負担になるのではないか、ただでさえ授業時間が足りないと叫ばれている中、ベルマークの時間はとれないだろう、という厳しいものでした。ベルマーク活動自体は大切なものだが、学校への負担になってはならないという考えです。

 実際藤ノ木小学校は今年度から、家庭訪問の時間を短縮・削減したり、6年生の立山登山が廃止されたりしています。児童数増加に伴い、先生・学校のご負担も増加している様子です。

 

④セロハンテープどめ

 これも意外な反応でした。反対する方は少なく、賛成、或いはどちらともいえない いう方が多数でした。

 ベルマークの種類によって、まとめやすかったり、まとめにくかったりするようですが、集計作業の時に一目でわかるので、多少の負担は仕方ない、と感じておられるようでした。

 

⑤他の収集方法のアイデア・意見

 芝園小学校さまのようにホチキスでとめる、紙テープに張り付ける等のアイデアや、やはり子ども自身に活動させるのが良い、という意見が多数みられました。

 

 アンケートで私が一番意外に感じた意見は、「自宅の方が作業しやすい」というものでした。自宅でまでPTA活動するのは何だか時間外労働みたいだと、不当に感じていた私とは正反対の意見だったからです。自宅だと「子どもが喜んで手伝ってくれる」いう声は、私には意外な発見でした。

 共働きで時間がとれない、学校などに集まる余裕もない、でも自宅でなら、自分の裁量で時間を作れる、子どもと関わり合いながら作業もできる……。こうなりますと、学校に負担もかけず、家庭で子どもとベルマーク活動ができることになります。

 何十年と続いてきた藤ノ木小学校ベルマーク委員会で、その時々の意見を集約しながら、この地域・風土にあわせながら、この方法にたどりついたのだとあらためて実感いたしました。

 

 私の余計な心配はまったく必要なかった!という結論になりましたが、ここに新たな課題を見つけていきます。

 藤ノ木小学校のような大規模校や、共働き世帯が多い地域では、家庭でのベルマーク活動を中心に周知したほうがよいことがわかりました。

 ところが、我がベルマーク委員会は新聞を発行しておらず、広報部も収集結果を年に一度広報誌に紹介する程度で、周知活動に力を入ておりません。

 昔は作っていたのかどうかもわからないのですが、少なくともここ数年は新聞を発行した形跡がありません。

 

 私も自分で会社を経営しており、同じく共働きとして、残念ながら、なかなかPTAの時間をとることができませんでした。

 3人のこどもの子育て、仕事、PTAの会合・先生との折衝・役員の打ち合わせと流されていく時間の中で、ベルマーク新聞をつくることができなかったのです。広報部にも掛け合いましたが、他の部会の年間計画を簡単に変えるわけにもいかず、うまくいきませんでした。

 そんな中、第2回ベルマーク委員会後に、「セロハンテープでまとめるときに、はみ出しているのが気になる」という声が多くの委員から出ました。

 ベルマーク財団のガイドラインでは、きれいに切りそろえる必要はなし、と示されていますが、セロハンテープでまとめる際に、どうしても気になるようなのです。「テープでまとめる前に、まず切りそろえたくなる!」という几帳面な意見が多かったのです。

 では、その切りそろえる作業だけでもなくそう!ということで、簡単ではありますが、小学校全家庭向けにお知らせを作成しました。

 このお知らせを2回配布したところ、ベルマークの家庭での切りそろえが改善し、委員の実際の負担も減ったようです。

 ほんのわずかな周知活動でしたが、学校・家庭・PTAと連携し、大きな一歩となりました。

 

 たまたま、くじ引きで大当たりを引いて、仕方なく引き受けたベルマーク委員会の委員長でした。マークだけ財団に送ってマークシートを送るのを忘れたり、委員のみなさんに渡すお知らせが遅れてしまったり……失敗続きでした。

 でも、ベルマークのまとめ方に悩んだ時は、PTA会長が他の小学校の会長さまに尋ねてくれたりしました。また前任者の方やベテランの保護者の方にも助けられました。

 前年度の方法をただ踏襲しても良かったのですが、せっかく任せていただいたのだから、なにか良いものを残したいと、自分なりにがんばったつもりです。

 

 今年度は、PTA本部の取り計らいでベルマーク委員の数も増え、クラス担当以外の役員も配置され、余裕をもって活動できるのではないかと期待しております。私ができなかったベルマーク新聞等の周知活動、また地域でも収集してもらえるような幅広い運動にしていただきたいと思います。

 

 ベルマーク一覧表の裏に「無理なく 無駄なく 根気よく」とありますが、とても素晴らしいフレーズだと思います。私が言うまでもありませんが、ベルマーク活動は、一番身近なボランティアとして、個々の家庭、地域にしっかりと根付いてほしいと願っております。

 

 ベルマーク財団のみなさまにおかれましては、検算作業・検品作業とたくさんのお仕事をこなされ、本当にありがとうございます。これからもベルマーク運動の崇高な理念に則り、ますますのご発展を祈念申し上げます。

 

 本日はこのような場を設けてくださり、誠にありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=富山国際会議場 多目的会議室201・202号室

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