ベルマーク運動説明会 5月15日(火)山形


(2018/05/24)印刷する



山形市立西小学校

昨年度PTA会長の井上和行さん(右)と
今年度会長の髙田厚さん

 


 

スリム化への挑戦

 皆さんこんにちは。本日、ベルマーク活動について発表させていただきます山形市立西小学校前PTA会長の井上と現会長の高田です。宜しくお願い致します。

 最初に本校の紹介をさせて頂きます。

 山形市立西小学校は山形市中心部より北西へ約3.5キロの地点に位置し、昨年創立40周年記念事業を終えた、山形市内の中規模の17学級・児童数435人の規模の学校です。

 校木は「けやき」で学校と連携し、けんこうでたくましい子ども・やさしく思いやりのある子ども・きづき考えまなび合う子どもというけやきの文字にちなんだ「けやき運動」に沿って活動を進めております。

 

ベルマーク委員の活動と時代に合わせた見直し

 本校のベルマーク活動はPTA組織の役員及び専門部には属しておらず、PTAボランティアとして運営しております。各学年から10名程度ベルマーク委員として選出し、5学年から代表者を選出して運営しております。活動としては、活動日前の1週間をベルマーク週間とし、集められたベルマークを切りそろえ,番号別に点数を集計し、約60社の点数の総合計をまとめております。その他、ベルマークだよりの発行、地域企業や団体へ協力を呼びかけ収集箱を設置、回収を行っております。

 数年前から、児童数の減や保護者の共稼ぎ増加によるベルマーク委員の減少が目立ち始め参加するベルマーク委員の固定化による不公平感が出始めました。各学年のベルマーク委員を増やす試みもしましたが、委員へ名前だけの登録する方や年に1回しか参加出来ない方などという残念なケースもあり、各学年毎のテーブルで作業する参加人数に偏りが発生し、少ない学年の委員の方は肩身の狭い思いで活動を行うことありました。

 もっと参加しやすい活動に見直しをできないかという声が高まり、下記の内容にまずは変更し、うまくいかなければ元に戻せば良いという思いでトライしました。

 

活動の変更点

 ・ベルマーク整理日を年6回から年3回に変更、但し予備日を1日設ける。

 ・ベルマークをある程度きれいに切り取って頂くように案内し、PTA総会時に協力の呼びかけ実施(別紙参照)

 

 

まずは購入してみる!

 まずはベルマークで子ども達や学校が必要な物を購入してみる事に。

 丁度創立40周年という節目の年にもあたり、必要物品をPTA担当の先生方と協議。学校側も予算がないため、先生方にも賛同を得られる方向に。また、保護者もベルマークで何を購入しているか具体的に分かっていない事もあり調べた結果、約5年近く購入した実績もなく、過去購入実績は「ゼッケン」という事もあり、ベルマークの恩恵が周知徹底されておりませんでした。そのような状況になったのも先生方の異動に伴い組織変更があったり、ベルマーク委員の活動負担が思った以上にのしかかったため、購入目的意識の欠如による「収集が義務化」になっていた事もあったと思います。

 そこで、購入する物を何にするか、今、在学している児童と親が集めたものだからこそ在学している子どものために必要な物は何か、という点からここ数年猛暑が続いていたため扇風機を購入してあげたいという保護者の声がありました。また、理科室にTVモニターとDVDプレーヤーを購入し授業で使いたいという先生方の要望もあり、PTA理事会で諮ることに決定。理事会の全会一致の賛同を得て購入し、実際購入した物品をPTAの会議で使用しお披露目したり、理科室へ設置された物品を、PTA役員の連絡用LINEで報告したりしました。

 

最終活動は3回へ 昨年の半分に

 1回の予備日も設けましたが、最終的に3回の活動で終了しております。

 ベルマークの切り取り方もPTA総会時に説明したことなどもあり、ベルマーク整理日に手間を省けるように切り取ってあり作業軽減につながりました。

 最終的に、PTA役員をはじめ会員の皆さんよりベルマーク収集の趣旨をご理解頂き、ベルマーク収集する事が子ども達、学校の役に立つ事を再認識頂きました。実績としては39,828点という事で昨年の実績46,218点より△6,389点、前年度対比約86%という状況でした。活動が半分となり収集量も半分近くになることも想定されましたが、PTA会員へのベルマークの必要性が認識された結果がこのような形になったと思われます。

 

 

まとめ

 当たり前のことかも知れませんが、ベルマークの活動をしっかり理解する事そして、PTA会員に継続的に案内し、その活動が本校の子ども達のためになるのと共に国内外のハンディを背負いながら学んでいる子ども達の援助にもなる事をPTA会員に対して目に見える形で発信していかなければならないと強く感じました。

 最後に収集が義務化にならないよう、これからも子ども達と学校のために役に立てるよう取り組んで参ります。最後までご清聴ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=山形テルサ 3階研修室B

ベルマーク商品

ソプラノリコーダー 702B(G) / 703B(E)

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/19までの受付分を作業中