ベルマーク運動説明会 5月11日(金)大阪①
(2018/05/24)印刷する
豊中市立大池小学校 (左から)松本千穂さん、石原容子さん、橋本道子さん |
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【自己紹介】
おはようございます。豊中市立大池小学校PTA施設委員の石原・松本・今井・橋本と申します。
本日はベルマーク教育助成財団の扇谷様よりお話を頂きまして、昨年一年間の私達の活動をこの場で発表させて頂きたいと思います。
本校のベルマークの活動が、少しでも皆様の学校の参考になればと思います。よろしくお願い致します。
【学校紹介】
最初に本校の紹介からさせて頂きます。
豊中市立大池小学校は、阪急宝塚線豊中駅の北東約350mの地点に位置し、豊中駅周辺の繁華街および住宅街が校区となっております。
学校は昭和11年に創立し、一昨年には80周年を迎えました。現在25学級、児童数706名、家庭数576世帯となっております。
平成13年に建て替えられた校舎はバリアフリーに配慮しており、エレベーターの設置や廊下を広くしており、教室はオープンスペースの構造を取り入れております。
またプールは地上5階の屋上に設置され、プールの床が可動式で水深を自由に変える事が可能な構造となっています。
【教育目標】
教育の目標としては、「求めて学ぶ子どもの育成」を教育の基本理念として実践しております。
「求めて学ぶ子ども」とは、自分で考え、計画を立てて主体的に取り組む子どもの事であり、求めて」とは、自分のやってみたい事を見つけ、どのようにやろうかと考え、実際に行動することによって新たな課題を発見し、さらに挑戦していくことであります。
「学ぶ」とは、人間らしい生き方を身につけ、学ぶ喜びを実践していきながら自発的・能動的・協力的に努力を惜しまず自己実現していく事です。
これらの考えによって、子ども達が自分で計画を立てて実践し、これからの時代の人間として社会の中でしっかり生きていく事のできる力を身につけるよう願っています。

【PTA構成】
さらに本校のPTAについてご説明いたします。
大池小学校には会長・副会長・会計の三役員の他に、学級委員会・地区委員会・文教委員会・保健体育委員会・広報委員会・イベント委員会・施設委員会と7つの委員会があります。
その中の施設委員会のメンバー12名で、ベルマークとインクカートリッジの回収・集計を行い、その他にも夏休みプール開放のお手伝いや、大池フェスティバルという学校のイベントで出店も行っております。
施設委員会は毎年とても人気が高く、抽選でメンバー10名を決めています。
【回収方法】
次に、回収方法の説明をさせて頂きます。
回収方法としましては、全児童へ毎月月初めに回収専用の封筒を配布し、その中にベルマークやインクカートリッジを入れて提出して頂いております。
工夫としては10点以上入れて頂いた場合は、封筒に⑩(まる10)と記入して自己申告して頂くと、通常は赤いインクのスタンプのところをスヌーピーのゴールドスタンプを押しています。
この一見大した効果が無さそうなゴールドスタンプですが、子ども達には『毎月ゴールドスタンプを押してもらいたい!』という意識が高くなり、収集効果が得られていると実感しております。
また毎月学校で発行される「PTA運営だより」で、回収報告や購入する品を紹介して、保護者の方へお知らせしております。
その他に、学校の正面入口に手作りの大きな回収箱を設置しており、月に一度の収集以外にもいつでも回収できるようにしています。
学校以外にも、近隣の電器店と郵便局、校区内のスーパー5店舗へ回収箱の設置をお願いしており、施設委員のメンバーが分担して月に一度収集させて頂いております。
中でも電器店のインクカートリッジは夏休みや年末、年度末に相当な数を収集して下さっています。
そして春休みと夏休みを除いて、ほぼ毎月施設委員の12名が学校で集まり集計しています。


【集計方法】
集計方法としましては、まず一カ所にベルマークを集めて番号が書いてある容器に振り分けていきます。
番号毎に分けたベルマークは、翌月の委員会までの宿題として施設委員のメンバーが各自家へ持ち帰って集計しています。
なお持ち帰る宿題も企業によって枚数に偏りがあるため、毎月平等に割り当てられるようにしています。最初は知り合って間もなかった方とも、回を重ねるごとに親しくなり、お喋りをしながら楽しく集計作業を行っております。
【購入品】
貯まったベルマーク預金で、一昨年は子ども達へアンケートを取り、そのリクエストに従い一輪車を8台と各クラスにボールを一つずつ購入しました。また昨年は卓球台と大型整理台車を一台ずつ購入することができ、子ども達も大変喜んで大切に使わせて頂いております。
また昨年のベルマーク預金の実績はトータル約10万点、そのうちインクカートリッジは3,000個と多くのポイントを獲得することができました。
【今後の課題】
今後の課題として、高学年特に6年生の収集率が低い事と、ウェブベルマークがまだあまり周知されていないので、児童や保護者の方に少しずつでも広めて行けたらと思っています。
【最後に】
本校がベルマーク運動に参加して54年になり、累計約900万点に到達しました。
この度、施設委員になってベルマーク運動に触れ、50年以上も前から多くの保護者の方や地域の方々に強く支えられていることを知りました。
今後も『無理なく・無駄なく・根気よく』をモットーに、誰でも気軽に参加できるボランティアとして、とてもやり甲斐のあるベルマーク運動を続けて行きたいと思っております。
最後に、この度は本校のベルマーク活動を発表する機会を設けて頂きまして、ありがとうございました。
以上で発表を終わらせて頂きます。

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(パワーポイントを使って説明)
=大阪市中央公会堂 大集会室(ホール)