ベルマーク運動説明会 5月10日(木)神戸①


(2018/05/24)印刷する



神戸市立魚崎小学校

H29年度PTAベルマーク委員の友國美伽さん(右)と
副会長の森村美里さん

 


 

 神戸市立魚崎小学校PTA本部の友國です。

 魚崎小学校のベルマーク運動への参加は昭和43年からで今年50年を迎えます。平成25年6月に兵庫県内では2校目のベルマーク累計1千万点を突破し、ベルマーク財団から表彰状をいただきました。平成27年度からベルマーク大使に任命され、今回、魚崎小学校のベルマーク活動を紹介させていただきます。

 

 魚崎小学校は神戸市東灘区にあります。校区内を東西に国道43号線、阪神電車が通っています。都会の住宅地ではありますが、近くに住吉川が流れ、酒蔵の街としても有名で、春にはだんじり祭りでにぎわいます。

 明治6年1月に創立され、本年度145年目を迎える歴史、伝統ある小学校です。

児童数は平成30年4月現在1,258名で、36学級を有する、東灘区内1番の大規模校です。

 子ども達は「どん・にん・ぽか・もく」を合言葉に、たくさんの仲間に囲まれ、勉強にスポーツ、遊びに元気いっぱい過ごしています。ちなみに「どん・にん・ぽか・もく」の”どん”はどんどんあいさつ、”にん”はにんにん歩き(廊下は静かに歩きましょう)、”ぽか”はぽかぽか言葉、”もく”はもくもく清掃となっています。

 

 

 昨年度の本校のベルマーク活動についてです。

 魚崎小学校PTAには6つの委員会があります。各クラス4名、計144名のクラス委員のみなさんにはいずれかの委員会に所属していただきます。ベルマーク委員会は43名のクラス委員とPTA本部の担当役員1名で構成されています。委員の中から委員長、副委員長を1名ずつ選出し、各学年の委員のとりまとめである班長、副班長を年度初めに決めます。43名のベルマーク委員は主にベルマークの回収・整理・集計などの作業をし、委員長、副委員長は各月の作業の段取りを取りまとめる役割をします。そして、本部担当役員は委員会と学校や地域とをつなぎ、委員会がスムーズに運営できるようサポートするのが役割です。

 

 毎月1日が「ベルマークの日」となっており、子どもたちが学校にベルマークを持ってきます。「ベルマーク収集袋」は入学時に配布し、6年間大切に使ってもらいます。

 5月からベルマーク収集を始めるため、新1年生向けに4月末には「ベルマークだより」を発行し、ベルマーク収集のお願い、カット方法、注意点などをお知らせします。しかし、実践でカットされていないベルマークはまだまだ多く、ベルマーク委員の負担が大きく今後の課題となっています。

 

 5月中旬に定例会をします。

 定例会では先ほど皆様がご覧になったベルマーク運動DVDを見ていただき、作業のマニュアルを配り、内容を説明します。

 その後、各学年で担当月の作業日と返却日を決めていただきます。1回目の作業日から5日をあけて返却日、返却日から3日をあけて2回目の作業日を決めていただきます。

 

 ベルマークの回収・整理・集計の作業は6月から翌年2月にかけて、8月と1月を除く7カ月間行います。各月の作業は2回に分かれており、5月は本部、委員長、副委員長で作業内容を覚えます。6月~2月の7カ月間は各学年が担当月を持ちます。

 

 各月の2回の作業について説明します。まず1回目は校内13か所に設置されたベルマーク回収箱からベルマークを回収します。次に、回収したベルマークを委員と共に企業別に仕分ける作業をします。仕分けしたベルマークを委員の名前が入った「ベルマークカット依頼袋」に振り分けます。ここまでが1回目の作業となります。

 次は自宅での作業です。「ベルマークカット依頼袋」を子どもに自宅へ持ち帰ってもらい、カットされていないベルマークは実線でカットしてベルマークを点数ごとに分けて、10枚ずつ張り合わせ、10セット100枚できたらひとまとめにして、子袋に分けていきます。

期日までに子ども経由で学校に返却してもらいます。2回目の作業はカット仕分け済みのベルマークを会社別の袋に入れます。

 9月末と2月末の年2回、ベルマーク委員長、副委員長、本部担当役員の3名で点数の集計を行いベルマーク財団に発送しています。

 他の委員会に比べると毎月の自宅作業があって大変ですが、お子さんと一緒に作業したり、机を囲んでいろいろな情報交換ができたりします。和気あいあいとした雰囲気の中で毎月の作業を行っています。

 

 

 校内には、テトラパックとインクカートリッジの回収箱を設置しています。年2回発行するベルマークだよりや、毎月1日の「ベルマークの日」を知らせる学校一斉メールで回収を呼びかけています。テトラパックとインクカートリッジは委員長、副委員長、本部担当役員の3名で箱詰めと発送をしています。昨年の回収量はベルマーク点数にしてテトラパックが1,408点、インクカートリッジが7,615点でした。

 回収対象外のインクカートリッジやテトラパック以外の紙容器、テトラマークだけを切り取ったものや十分洗浄されていない容器などが入っていることもあり、対象製品を正しく処理して学校に持ってきてもらうのが今後の課題となっています。

 

 ベルマーク回収箱は校内だけでなく、児童館や区民センター、校区内のスーパーにも置かせていただき、地域の皆さまにも協力していただいています。校区内にあるホームセンターで回収したインクカートリッジも寄贈していただいています。

 地域の皆さまの熱い支援もあり、昨年度は14万8725点のベルマークを集めることができました。掃除機2台を購入し、子どもたちに活用してもらっています。

 

 私達はベルマーク活動を通して、学年をこえたたくさんの保護者の方と知り合うことができました。児童数が多い学校なので多くのベルマークが集まりますが、人数が多い分、回収・整理・集計の作業が大変なところもあります。仕事を持っている保護者もたくさんいます。仕事をされてる学級委員がベルマーク委員になっても無理なく続けられるベルマーク活動となるよう、作業のより良い方法を検討、工夫して今後に引き継いでいきたいと思っています。

 

 最後までご静聴ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=神戸文化ホール 中ホール

ベルマーク商品

中ザラ糖1㎏

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