ベルマーク運動説明会 6月22日(木)宮崎


(2017/07/25)印刷する



宮崎市立住吉小学校

後藤雅子さん

ベルマーク週間に、児童がマークを企業の収集箱に

 みなさん、おはようございます。

 宮崎市立住吉小学校・平成28年度ベルマーク部部長の後藤と申します。本日は、本校のベルマーク活動を紹介させていただきます。お聞き苦しい点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 住吉小学校は1891年(明治24年)5月17日創立の住吉尋常小学校を前身とする長い歴史と伝統のある学校で、昨年度、創立125周年を迎えました。児童数は918人、675世帯。学級数は1年生が6クラス、2年生が5クラス、3年生から6年生が各4クラス、特別支援学級は4クラスの合計31クラス、教職員59人の大規模校です。

 PTAの構成としては、図のようになっております。4役と各専門部の部長・副部長、地区委員が執行部役員として、他の保護者は一人一役で、全員いずれかの専門部に所属しています。

ベルマーク部は部長1人、副部長4~5人、部員50人前後で活動します。年間集票は約10万点です。

 

収集用のベル袋は6年間使用

 ベルマーク活動の大まかな流れですが、年度初めにベルマーク運動の説明と収集を呼びかけます。

年に3回、7月・11月・2月にベルマーク週間を設け、クラス毎にベルマークを集めます。

 仕分け・集計はベルマーク週間の最終日に1日で作業します。

まず、ベルマーク活動の案内は年度初めに、このようなお便りを全世帯に配布し、ベルマーク運動の説明と収集を呼びかけます。インクカートリッジについては、職員室の前に回収用の大きな箱を置き、いつでも回収できるようになっている事も、併せてお知らせしています。

 参観日にも各クラスで、ベルマーク部員が活動の案内と集め方を説明します。

 ベルマーク週間の案内は、年3回のベルマーク週間前に案内を配布し、保護者の方にベルマーク収集のお願いとベルマーク週間を周知します。案内と同時にベル袋も配布します。ベル袋とは、ベルマークを収集する専用の封筒です。

 このような封筒ですが、これは入学時にベルマーク部で作り、6年間使用します。これまで封筒の裏にベルマーク週間ごとに受領印を押していましたが、作業の負担を減らすため、受領印については昨年度の途中で廃止しました。

 ベルマーク週間は月曜日から金曜日までの1週間です。週間中は各クラスにこのような収集箱を置き、児童が持ってきたベルマークを自分で企業番号の箱の中に入れていきます。

 写真は4年生がベルマークを箱に入れている様子です。1年生は高学年の児童が休み時間を利用し、手伝って箱の中に入れていきます。インクカートリッジはビニール袋などに入れ、クラス毎にまとめておきます。

 

 

クラスごとのベル袋回収率公表は廃止

 仕分け・集計はベルマーク週間の最終日、金曜日にします。昼の部と夜の部に分かれて、家庭科室で作業します。昼の部は午後1時30分から3時30分までの2時間、主に仕分をします。昼休みに各クラスの児童が取集箱を家庭科室に持ってきますので、昼の部が始まるまでに部長・副部長が各クラスのベルマークを企業番号ごとにまとめます。

 写真は各クラスの収集箱の一部です。枚数が多いものはこのように大きめの容器にまとめ、少ないものは小さめの食品保存容器や豆腐の容器などを利用しています。

 部員はそれを点数ごとに仕分けていきます。

この時点で、あまりに大きくカットしてあるものなどは形を整えていきます。インクカートリッジもメーカーごとに分けて、箱詰めします。2時間みっちり作業しても終わらない事もありますが、残った分は次回に回します。

 夜の部は午後7時30分から9時30分の2時間。主に集計をします。夜の部が始まる前に部長、副部長で、企業番号・点数ごとに分けたベルマークを封筒と一緒にトレーなどにまとめておきます。それを部員が5枚ずつにまとめてホチキスで留めていきます。

 作業風景です。遅い時間ですがお子さんを連れて来られる方もおり、ホチキス留めを手伝う姿も見られます。企業ごとの点数まで集計できたら部員の皆さんは解散します。

 その後、部長、副部長で全体の集計をします。計算ミスの無いよう複数回チェックし、集計が終わったらその都度、ベルマーク財団へ発送しています。

 ベルマークを発送したら、お礼を兼ねて集計終了のお便りを出します。

以前はこのお便りで、クラスごとにベル袋の回収率をお知らせしていましたが、これも作業軽減の為、昨年度の第2回ベルマーク週間からやめました。回収率の公表がなくなることで、ベルマークの収集に影響が出るかもしれないという心配もありましたが、昨年度は特に問題はありませんでした。

 

 

 学校だけでなく、地域公民館、学校近くのスーパーや銀行などにも収集箱を設置させていただいているので、地域の方からもたくさんのベルマーク収集にご協力をいただいております。たまに、このようなメッセージをいただくこともあり、それも励みになっています。

 年間10万点程度集まりますが、物品の購入については先生方で話し合っていただき、その都度、必要な物を購入しています。昨年度はCDラジカセを6台購入しました。

 最後に今後取り組んでいきたいことについてですが、現在はテトラパックは回収しておらず、インクカートリッジもエプソンとキャノンの2社のみしか回収していません。

 この回収ができれば、さらに集票アップにつながると考えますが、現状では保管場所がなく、また、作業が増えることで活動時間などの見直し等が必要となります。すぐには難しいかもしれませんが、徐々に整備していけたらいいのではないかと思います。

 このように特別な取り組みを行っているわけではありませんが、年間多くのベルマークが集まるのは、長年の活動でベルマークは学校で集めるということが習慣づいているからではないかと思います。

 1968年の登録から来年で50年。今後も子ども達や保護者の方、また地域の方々に、より一層ベルマーク活動に対する理解とご協力をいただけるよう働きかけ、根気よくベルマーク収集を続けていきたいと思います。

 これで宮崎市立住吉小学校の発表を終わります。ご清聴、ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=ニューウェルシティ宮崎 2階「霧島」

ベルマーク商品

インクカートリッジ

ベルマーク検収

今週の作業日:4/22~4/26
2/19までの受付分を作業中