ベルマーク運動説明会 5月30日(火)徳島
(2017/06/09)印刷する
北島町立北島南小学校 写真は北池愛さん(左)と岡田由美子さん |
![]() |
たった2人で楽しく、こつこつ。念願のテントも購入
皆さん、こんにちは。北島南小学校のベルマークボランティアです。現在、私たち2人で活動しています。私たちのベルマーク活動について紹介いたします。
活動し始めてまだ間もないわが校ですが、昨年の集票点数が県下1番だというご連絡をベルマーク財団からいただいた時には、ビックリしたのと嬉しさで、ちょっと舞い上がってしまいました。今日はそんな思いを胸にお話させていただきます。
北島南小学校は板野郡北島町にあり、皆さんもご存知のフジグラン北島の近くにある学校です。北島町は、ほかにもたくさんのスーパー、専門店、飲食店やコンビニなどがあり、とても住みやすい町です。
全校児童数が459人、21学級の中規模校です。校則である「強く 正しく 考える子」をモットーとしています。集団登校で徒歩通学をしており、子ども会などの活動も盛んなため、地域の繋がりがとても強く、そのお陰で子どもたちも多くの方々に見守られ、安心して学校生活を送っています。

3年前から、一から調べ、見学し、相談して活動スタート
では、北島南小学校がベルマーク活動を始めるまでの経緯をお話します。
北島町には北島南小学校のほかに、北島北小学校と北島小学校の2校があり、その2校は昔からベルマーク活動をしていたのですが、私たちの学校では活動していないことに疑問を抱いていました。
そこで、当時の教頭先生に相談し、有志を集めて3年前に活動を始める事になりました。何もかも初めてのことで、一から自分たちで考えてやっていかなければいけなかったので、この説明会に参加したり、他校のベルマーク活動の様子を見学させていただいたり、ネットで調べたり、とみんなで相談しながらスタートしました。
マークの集め方を説明します。
はじめは職員室に牛乳パックで作った仕分け箱を設置し、低学年のクラスだけにベルマーク回収箱を置いてもらいました。高学年は自分たちで仕分けできるだろうと思い、高学年のクラスには回収箱を置かずに様子をみてみました。

ベルマーク自体に馴染みがない子どもたちです。最初は思うように集まらず、高学年では仕分けるのが面倒くさい、との声もありました。「これではダメだな」と思い、高学年の各クラスにも回収箱を置くことになりました。
ちなみに、きょう持参したこの仕分け箱にはちょっとした工夫がしてあって、ほこりが入らないよう透明のフタを作り、真ん中をくりぬいてポストみたいに入れるようにしてあります。
私たちの活動は、毎月第4金曜日の午前中に学校の図書室に集まって……、とは言っても、今は私たち2人だけですが、楽しく作業をしています。
この作業日に合わせて、各クラスの生徒さんが図書室まで回収箱を持って来てくれます。この時の生徒さんとのちょっとした会話も私たちの癒しになっています。
スーパーや公共施設など7カ所にも
小学校だけで集めるのには限度があったので、北島町内のスーパーや公共施設などにお願いして、現在では全部で7カ所に回収箱を設置していただいています。
この7カ所への回収は、どこも時々出向く場所なので、買い物に行った時にチラッとのぞいてたまっていたら、サービスカウンターなどにお声掛けしていくようにしています。地域の協力があってこそだと、いつもありがたく思っています。
続いて作業のやり方についてお話します。
とにかくたった2人での作業なので、私たちは「できるだけ早く、正確に、数をこなす!」ことをモットーにしています。
例えばビニール系のマークですが、他の団体の皆さん方はもしかしたらまずきちんと切りそろえて、というところから始めているかもしれませんが、私たちは時短のためその作業は省き、同じ点数のものを10枚集めたらホチキスでパチン!
ベルマーク番号4番のニッスイさん、6番のお砂糖の三井製糖さん、7番のキユーピーさん、35番の日清さんがそれに当たります。ホチキスで止まらないものは、セロテープで止めています。
集計の可視化と、手書きのお便り
10枚まとめた束ができたら、集計表を貼った大きな茶封筒へ。この時に日付・点数・枚数・合計点数を記入するようにしています。これは、専用の整理袋に入れる際にそのまま転記してすぐに送れるよう工夫した封筒です。
この作業がすべて終わった後、その日集計した点数の合計を出して、職員室の前にあるお手製の集計ポスターに折り紙で貼り、子どもたちが見てもすぐわかるようにグラフ化しています。
保護者の方々にも知ってもらうため、年1回程度ですが、お便りを配布しています。このお便りも、パソコンで作成すれば簡単ですが、手書きのほうが目に留まりやすく、子どもたちにも楽しんで見てもらえるかな、との思いで、あえて手書きで作っています。
続いてベルマーク以外の集め方についてお話します。
インクカートリッジについては、職員室の前にそれぞれのメーカーのカゴを置き、いつでも入れることができるようにしてあります。また、学校が定期的に行っている廃品回収でもインクカートリッジの回収もしているので、地域の方々がたくさん持って来てくれています。

テトラパックは、これも同様に職員室前に箱を置き、ここに入れてもらっています。子どもさんの保護者がお勤めになっている職場のご協力もあり、本当に助かっています。やはり地域の力はとても大きいなと感じています。
最後に、ベルマーク預金を使っての購入目標についてお話させていただきます。
以前は、点数が少し集まると図書を購入したのですが、「次回は大きな目標を!!」と先生方と相談し、昨年から「目指せ! 10万点!!」との思いで、テント購入を目標に頑張ってきました。
やはり大きな目標があると気合いも入ります!! 2人で一生懸命集計し、年明けには10万点達成。念願のテントを購入することができました。
これからもこの気持ちを忘れずに、でも無理をせず、こつこつゆっくりと長くやっていきたいなと思っています。
私たちの活動体験発表は以上です。ご清聴ありがとうございました。

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。
(パワーポイントを使って説明)
=あわぎんホール(徳島県郷土文化会館) 会議室6