ベルマーク運動説明会 5月30日(火)東陽町


(2017/06/06)印刷する



目黒区立東根小学校

 

おそろいのベルマーくんのアクセサリーで登場した目黒区立東根小PTAのみなさん

 

前列左から河合真理さん,赤木淳子さん,波元直子さん,後列左から桑添恵利さん,林里香さん,下山陽子さん,
田辺有加さん

図書寄贈をきっかけ、ウェブにも力

 

 こんにちは。目黒区立東根小学校です。本日は、このような発表の機会をいただき、ありがとうございます。

 本校は児童数728人、家庭数555、学級数23の、区内で2番目に大きい学校です。昨年度初め、PTA会計の残高に余裕がなくなったため、例年図書室に寄贈している本をベルマーク点数で購入しようと思いたったことから、特にベルマーク運動に力を注ぐようになりました。本日はその取り組みと、新たに始めた子ども達への啓発活動について、昨年度PTA運営部員7人で、お話しさせていただきます。

 まずは、東根小のベルマーク運動への取り組みについてお話します。

 

1.地域の協力も着実な広がり

 昨年度まで、ベルマーク活動は運営部会計が中心となり、ベルマーク班員を各クラス1名ずつ選出し、回収から集計、発送までを行ってきました。各クラスには回収箱が設置されており、授業参観日の前1週間をベルマーク週間として各家庭に呼びかけ、参観日当日にクラスのベルマーク班員が回収、自宅で台紙に貼付します。集計日に担当の班員が集まり、全クラス分のベルマークを集計、発送しています。

 学校外では、地域の公民館のような場所にベルマーク回収箱を設置していましたが、昨年度から、PTA会長がさらに協力を呼びかけ、インクカートリッジやテトラパックについても回収を始めました。PTAの事務用品を購入している文具店にも会長自ら協力を呼びかけ、袋いっぱいのベルマークを頂いたり、お客さんが持ってきてくださる使用済みのインクカートリッジを頂きました。

 さらに、運営部がベルマーク活動に尽力している姿を見た保護者の方が、お子さんの通っている保育園にもベルマーク回収箱の設置を頼んでくださったり、運営部御用達の中華料理屋さんにも協力をお願いしたりしたところ、快く引き受けてくださるなど、地域の方の支援も着実に広がりつつあります。

 

2.ウェブの取り組みが夕刊で紹介

 昨年4月にベルマーク財団のホームページで、ウェブベルマークの存在を始めて知りました。ぜひ学校の保護者に広めたいと思いましたが、説明資料を配布するには印刷費がかかり過ぎる・・・と頭を悩ませていた時、昨年のベルマーク説明会で「今ならカラーのパンフレット無料で差し上げます」と、ウェブベルマーク協会の今宿さんが発表されました。説明会直後、早速お電話させていただき、パンフレットを全家庭に配布したいと伝えたところ、非常に親切な対応ですぐにパンフレットを送ってくださいました。

 せっかく頂いたので、宣伝効果の高い方法で配布しようと作戦を練りました。保護者会でパンフレットを見てもらいながら直接説明し、協力を呼びかけました。さらに校内のベルマーク新聞でも取り上げました。その結果、なんと28年12月末には支援金全国3位、協力者数では全国1位となりました! これは、協力してくれている保護者が一番多い学校であるということですので、本当に嬉しく思いました。これを受けて、朝日新聞社の方が取材に来てくださり、記事が夕刊に掲載されました。手間が少なく、被災地にも支援が出来る一石二鳥のウェブベルマーク。今後も周知に力を入れて行きたいと思っています。

 

 

3.テトラパックとインクカートリッジは常時回収

 ベルマーク点数に換算されるものとして、ほかにテトラパックとインクカートリッジがありますが、本校ではこの二つを空き箱を利用した回収箱を設置し、常時回収しています。テトラパックは、衛生的な管理や、設置場所の問題から、今までは年3回の授業参観日にブースを設置して回収していましたが、当時、テトラパックのベルマーク点数への換算率が高かったこともあり、学校側に交渉、1カ月のお試期間を経て、晴れて常時回収が可能となりました。が、忘れもしません、常時回収によるベルマーク点数の激増が見込めることをPTAの会議で発表する日の朝、私たちのもとに届いた1通のハガキ。それは、テトラパックの換算率を引き下げるというお知らせでした。どんなにがっかりしたかは言うまでもありません。

 でも、勢いにのった私たちは、めげることなく、給食でテトラパックの麦茶が出た日には、学校へ行って全校児童分のパックを洗うなど地道な活動も行い、この1年で約200キログラムのテトラパックを集めました。その前の年は約100キログラムだったので、常時回収の成果は約2倍。1つの家族、一部の人たちでは200キログラムのテトラパックなど集めることは出来ません。保護者や地域の方々のベルマークへの関心が高まり、積極的に協力して下さったお陰です。

 このようにして活動した結果が、こちらの円グラフです。切り取っているベルマークは意外にも、全体の約半分で、ウェブベルマークやインクカートリッジ、テトラパックなどが大きな割合を占めています。

 ここまでが東根小のベルマーク運動への取り組みについてでした。ここからは、昨年度に私たちが新たな取り組みとして行った、子どもたちへの啓蒙活動についてお話しします。

 

4.東根フェスタで手作りグッズ

 東根小学校では、毎年10月に地域主催のお祭りが開かれます。例年千人を超える来場者があり、食べ物やゲームなど約30コーナーを全て保護者が運営する、子どもたちのための大規模なイベントです。昨年度はその東根フェスタで、運営部初の試みとして「ベルマーククイズコーナー」を出店しました。ベルマークに関するクイズに挑戦すると景品がもらえるという、無料のコーナーです。クイズに答えながらベルマーク運動について知ってもらい、身近に感じてもらうことで、子どもたちがベルマーク収集に積極的に協力してくれるようになれば、と企画しました。景品は、運営部員がそれぞれ得意な分野で手作りし、東根フェスタのキャラクターである星型の「フェスタちゃん」や「ベルマーくん」をあしらった物などを作りました。また、東根小オリジナルクリアファイルやプラ板のネームタグなども、今日ここにいるメンバーで集まって楽しくワイワイ作りました。これらのグッズは子ども達に好評で、景品目当てに何度もクイズに挑戦する子どももいました。子どもたちはベルマークの豆知識を、私たち運営部員はチームワークを、より深められることができました。

 

5.紙芝居で社会貢献を読み聞かせ

 私を含めて、多くの保護者、子供達は自校の備品を購入することを最大の目的として、ベルマークを集めてきました。でも、ベルマーク運動を深く知るにつれ、誰もが簡単にできる社会貢献であることが分かり、この素晴らしい仕組みを子供達に伝えたいと思うようになりました。そこで、紙芝居を製作して保護者が朝の読み聞かせの時間にこれを読んで、ベルマーク活動の真意を伝えることにしました。

 こちらがその紙芝居です。あらすじを簡単にお話しします。

 まず、ベルマークで物が買えるだけでなく、購入代金の一部が困っているお友だちを助けるための寄付になる仕組みを説明します。

 次に、へき地の紹介。東京は便利だけど、こんな不便な場所にも、小学校に通うお友だちがいる。ベルマークを集めれば、このようなへき地や、被災地で困っているお友達を助けることができる。1人が1点集めれば、学校全体なら約700点、全国の小学生全員なら6,600,000点。マークに気付かず捨ててしまえばゴミだけど、ほんのちょっとベルマークを意識して集めるだけで、困っているお友達を助けることができるのはすばらしいこと。自分たちが学校で使うものが買えるだけではなく、「困っているお友達も助けられるんだ!」って思いながら、ベルマークを集めてくれたら、それは立派なボランティアだ、ということ。そして、もらったお友達からの感謝の手紙を紹介しました。

 東根小学校では、29年前からベルマーク運動に参加し、活動を続けています。29年続けた結果、今年で100万点を越えました。これからも、たくさんのベルマークを集めて、1人でも多くのお友達を助けていけるといいですね、といった内容です。

 子供たちは、真剣に聞いてくれて、家に帰って家族にベルマークの話をしていたと多くの保護者から連絡を頂きました。その中には早速自分の身の回りにあるベルマークを探して、切り取っていたというお話しもありました。今後も、この紙芝居を他のクラスでも読んでもらい、子供たちのベルマークへの意識を高めていきたいと思っています。

 

質問への回答を相談する東根小の皆さん

 

6.コンクールの副賞でマーク付きノート配布

 思いがけず、「ひがしねベルマーク新聞」がベルマーク便りコンクールで優秀賞に選ばれ、副賞として3万円をいただきました。何に使おうか相談したところ、子どもたちに何かベルマークのついたものをプレゼントして、その場でベルマークを切り取り、回収箱に入れる体験をして、ベルマーク活動の仕組みを知ってもらえたらいいな、という意見が出ました。全学年使えて、ベルマークが切り取りやすく、値段も考えて、全校生徒にノートをプレゼントすることにしました。副賞だけでは全校生徒分を買うことができなかったので、残りはベルマーク点数で交換することにしました。

 ノートの内側には、ベルマーク運動のしくみを印刷した紙を、ボランティアのお母さん方に手伝ってもらって貼りました。担任の先生方には配布したら、ベルマークについてお話ししてもらい、その場でベルマークを集めてもらうようお願いしました。ノートを配布した日、配られたノートだけでなく、自分のノートや身の回りのものからベルマークを切り取って、集めてくれた子供たちがたくさんいたそうです。楽しんで集めてもらえるきっかけになったと同時に、ベルマーク運動の意味を理解し、誰かのために、今すぐできるボランティアに東根小学校の児童全員が関われたこととして、副賞以上の大きな経験となりました。

 

7.ボランティア精神を伝えたいと、新聞創刊

 「ひがしねベルマーク新聞」について、お話しします。

 ベルマーク運動は知れば知るほど素晴らしい!! この素晴らしい仕組みを「もっと多くの人に知ってもらいたい!」と言う気持ちが強くなりました。

 東根小学校では、保護者の中からベルマーク班員を募り集計をしています。しかし、この素晴らしい、誰にでも気軽にできる社会貢献活動を、大人だけの仕事にしておくのはもったいない!! と思うようになりました。ぜひ子どもたちにベルマーク運動の「社会貢献」について知ってもらい、実際に参加してもらい、ボランティア精神を子どもたちの心に根付かせて行きたい!それを実現する為の1つの手段として「新聞」で情報を発信していこうと考え、「ひがしねベルマーク新聞」を創刊することになりました。昨年6月の創刊から今年2月までに発行した、3号までの内容を簡単にご紹介します。

 第1号は、6月上旬発行、主に子どもたちに読んでもらうことを目的とし、絵や写真でベルマーク付き商品や、回収方法を紹介、文章には全てルビをふり、クレハの賞金20万点がかかった標語キャンペーンへの応募も呼びかけました。これをA2サイズに拡大し各教室の目につきやすい場所に掲示しました。

 因みに、これが東根小の応募した標語の代表作です。保護者が書いた標語にイラストをつけました。

 第2号は、9月下旬発行、主に保護者向けに協力を呼びかける内容です。新たに東根小の為にベルマーク収集を始めて下さった地域の方々のご協力により、昨年同期比でベルマーク実績が倍増したことや、そのお礼、その他にはテトラパックやインクカートリッジの回収方法等を紹介しました。

 第3号は、2月上旬発行、子どもたちが自主的にベルマーク運動に参加したくなるように、という願いを込めて、1面で「ベルマークでお友達を助けている仕組み」を説明しました。2面は保護者向けにウェブベルマークについて、3面はテトラパックの回収について説明しています。4面は、28年度後半のベルマーク活動の成果についての報告です。

 ウェブベルマークのところでもお話したように、朝日新聞社の取材を受けて新聞に掲載されたことや、東根小の累積点数が100万点の大台に乗り、財団より感謝の盾を頂くなど、私たちのやる気を後押ししてくれる事が次から次へと起きました。

 そして、何と言っても一番の成果は、さきほどお話しした、「ベルマーク便りコンクール」で優秀賞を頂いたことです!

 

運営部からクラス委員に

 おわりに、私たちは今日、ここで発表する機会を頂きました。去年の私たちからは想像もしていなかったことです。このベルマーク説明会に参加するというきっかけから、ベルマークにさらに興味を持ち、そしてもっとこの運動を知ってもらいたい、広めたい、という思いが強くなり、1年で東根小学校のベルマーク運動は大きく変わりました。これからは、さらに多くの保護者の方に参加してもらうべく、運営部からは離れ、クラス委員のお母さん方が工夫してクラスのベルマークを集める取り組みが始まります。いつかまた、その様子をお知らせすることができたらと思います。

 

 本日はご静聴ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

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