ベルマーク運動説明会 5月26日(金)大津
(2017/06/06)印刷する
長浜市立長浜小学校 左から 西脇朝世さん、鈴木ゆかりさん、川﨑真紀さん、芝幸子さん |
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マークが多い企業は200枚まで数えられる専用台紙に
昨年度、長浜小学校PTA厚生委員長を務めました鈴木、副委員長の川﨑、PTA副会長の西脇でございます。本日は活動体験発表の機会を頂きまして誠にありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。
長浜小学校がある長浜市は、滋賀県の北東、湖北地区に位置する美しく、豊かな自然環境に恵まれたところです。日本三大山車祭りの一つで、国の重要無形民俗文化財に指定されている長浜曳山祭りは有名で、毎年多くの観光客でにぎわっています。昨年秋、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
長浜小学校は市役所や駅に近い場所に位置し、滋賀県第一小学校として明治4年に滋賀県で最初に開設されました。現在の児童数895人、31クラスと児童数の多い小学校です。学校の敷地にはビオトープ、開知の泉があり、校庭からは東に伊吹山が見え、心和む環境です。
校訓は「開知」。合い言葉は「かがやく瞳はずむ声」、「ときめきのある学校」とし、
知:自ら考え抜く力、
徳:共に生きる力、
体:たくましい心身
これらを備えた子の育成を教育目標としています。
「長小キラリタイム」、「Happy Time」「運動会応援合戦」といったたてわり活動、「6年生を送る会」などの学期ごとの活動の他、全校をあげて「あいさつ運動」にも取り組み、学力面だけでなく、仲間と共に成長し豊かな心を育むことにも力を入れています。
次に、PTA活動の概要を紹介します。
毎年選出される本部役員、学年委員、研修委員、環境委員、厚生委員、広報委員、地区委員で構成され、昨年は約179人が参加し、組織構成はプレゼン資料の通りとなっています。この中の厚生委員会がベルマーク活動を推進しています。
年に9回、厚生委員と本部役員、ボランティアで仕分け
6年生のボランティア委員会の児童、厚生委員会、本部役員、ベルボさん(ベルマークボランティア)がベルマーク活動に取り組んでいます。
ベルボさんは厚生委員会が年度初めにおたよりを発行し、保護者から参加を募ります。
歴史のある小学校ということもあり、半世紀以上ベルマーク活動に取り組んできましたので、2014年11月に県内で11番目に約53年をかけてベルマーク送票点数が累計800万点を超えました。年間集票は、約16万点です。
次にベルマーク活動の詳細を説明します。
ベルマークの収集袋は月末頃に各クラスの担任の先生から児童に配布されます。
毎月第一月曜日をベルマークの日として、ボランティア委員の児童が各クラスを回り収集袋を回収した後、スタンプを押して児童に返却します。
収集されたベルマークは厚生委員、本部役員、ベルボさんが整理し、仕分けます。集計は主に厚生正副委員長の3人が自宅や学校で数えました。発送は学期ごとにまとめて送りました。
仕分けの詳細を説明します。
年9回、月に一度ベルマーク活動の日とし、厚生委員、本部役員、ベルボさんが午前10時から12時までPTA会議室で仕分けます。
お茶やお菓子を用意して、いろんなお話をしながら楽しい雰囲気で作業をしています。
初めに、ベルマーク番号が書かれた容器に、協賛会社別に仕分けます。次に、仕分けたベルマークを点数ごとに枚数を数え、ホチキス、セロハンテープで10枚組にし、協賛会社別にジッパー付き袋に入れておきます。
次は集計です。
点数ごとに計数したベルマークは、独自に作った『仮集計表』に月毎の枚数、点数を記入し、整理袋に入れ協賛会社別ジッパー付き袋にいれます。
この段階では整理袋には枚数、点数は記入しません。仮集計表にもとづいて、各学期末に学期分を集計し、整理袋に枚数と点数を記入して、財団に発送します。
次に作業で工夫した点について紹介します。
枚数の多い協賛会社の分は、ベルマーク活動に関するブログを参考に、200枚まで数えられる計数台紙を作り、セロハンテープやホチキスで止める作業を省略しました。
枚数の少ない会社の分は毎月の集計はせずに袋に入れておき、学期毎に集計しました。
厚紙のマークの場合でも力を入れずにとめることができるホッチキスを購入したところ、作業がとてもはかどりました。
毎月の集計結果を表計算ソフトのエクセルに入力しておくことで、学期末の発送の際、仮集計表にもとづいた集計結果を転記したベルマーク整理袋や、送り状と照合することにより、記入ミスを発見することができました。
枚数が多い協賛会社の分は毎月集計することによって、たまることなく作業ができ、少ない会社の分についてはまとめて集計すると効率がいいので、例年の送り状を参考にして作業計画をたてるといいと思いました。
インクカートリッジは会社別に仕分け、純正でない物をはぶき、専用の段ボールに並べて箱がいっぱいになったら発送します。
平成24年1月から被災地復興支援事業として、地域のお店や公共施設15か所にご協力を願い、カートリッジの回収箱を設置し、集まった点数はベルマーク財団を通じ被災校へ寄付するという取り組みを続けています。昨年度は2万750円を寄付させていただきました。今後も継続していきたいと思います。
テトラパックは専用の段ボールに詰め10キログラム以上になったら梱包して発送します。インクカートリッジ、テトラパック発送時の運送会社の集荷対応は、先生にお願いしました。
オリジナルの「べるぼくん」が誕生、回収箱やスタンプに
集票アップのための取り組みとして、年度初めにベルマーク運動の流れ、ベルマークの切り方、インクカートリッジの点数、テトラパックの切り方を紹介する厚生だよりで収集のお願いをしました。
冬休み直前号ではベルマークがついた商品やウェブベルマークの紹介、年度末にはベルマークで購入できたラジカセ、ドッジボール、鉛筆削り,黒板ふきクリーナーを紹介し、ベルマーク収集のお礼、ベルマークの合計点数、被災校への寄付の報告とお礼のおたよりを出しました。
また学校昇降口廊下にベルマーク、使用済みカートリッジ、テトラパックの回収箱を常時設置し、授業参観等や登下校の際、保護者と児童にいつでも持ってきてもらえるようにしています。
昨年度は、先生からの提案で、収集袋のデザインをボランティア委員の児童にしてもらいました。子どもらしいとても可愛い収集袋に仕上がりました。
ボランティア委員の児童のベルマーク収集への関心、やる気アップの意味でも毎月集計した結果を知らせました。
平成21年度には児童からイラストを募集し、長浜小学校オリジナルキャラクター「べるぼくん」が誕生しました。
回収箱やスタンプにも登場していて、児童の関心が深まるきっかけになっているのではないかと思います。
これからの新しい試みとして、本年度は児童に仕分け作業への参加をよびかける予定です。
最後にベルマーク活動は地域、学校、児童、保護者が一丸となって取り組めるとてもやり甲斐のある活動だと思います。初めは時間がかかりましたが、慣れると作業時間もかからなくなり楽しい作業です。
これからも無理なく、無駄なく、根気よく魅力あるベルマーク活動を楽しく続けていきたいと思います。
これで長浜小学校の発表を終わります。
ご清聴ありがとうございました。
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(パワーポイントを使って説明)
=ピアザ淡海(滋賀県立県民交流センター)ピアザホール