ベルマーク運動説明会 5月24日(水)下関


(2017/06/09)印刷する



下関市立勝山小学校

内藤亜由美さん(右)と丹田久美恵さん

ショウワノートのマークは子どもが学級の「貼り付け用紙」に

 こんにちは。

私たちは、下関市立勝山小学校PTAです。今年3月までの3年間ベルマーク担当の環境部部長でした丹田と、その前3年間環境部部長で、現在PTA執行部副会長の内藤です。私たちの活動が少しでも皆様にお伝えできればと思います。今日は、よろしくお願いいたします。

 下関市立勝山小学校は、明治7年に開校し、今年で143年目を迎えます。地理的には下関市のほぼ中央に位置しています。かつては閑静な田園地帯で農業が中心でしたが、昭和48年の中国自動車道、続く昭和50年の山陽新幹線開通及び新下関駅の開業に伴い、人口が増加し、地区の様子が大きく変わりました。昭和60年には、43学級もの大規模校となり、昭和61年に一の宮小学校と分離しました。

 現在は、山陽本線の北側が校区で、人口約1万3千、世帯数約6千となっています。校区内には、秋根古墳・勝山御殿・勝山城址をはじめ、遺跡・史跡が数多く残されています。今年度は全校児童数731人、教職員48人です。

 勝山小学校では「すてきな大人に育つ~あたりまえのことが あたりまえにできる子をめざして~」というPTA・学校の共通スローガンのもと、学校と保護者が協力し合って、より良い学校づくりを進めています。

 子どもたちは「かつやま」を頭文字に、か=「かしこい子」、つ=「つよい子」、や=「やさしい子」、ま=「まじめな子」、を合言葉にがんばっています。昨年度は合唱部がNHK全国学校音楽コンクールに出場し、見事、全国3位に入賞することが出来ました。勝山小学校は、活力溢れる学校です。

 

塗り絵もできる回収袋、文字や絵柄にも毎年、工夫

 勝山小学校PTAは、執行部と七つの専門部があり、各部、学級ごとに学級代表の委員と、班員とに分かれ、保護者全員で活動しています。ベルマークの活動は、専門部の中の環境部が担当しています。環境部委員が各学級2人、班員が各学級約4人の、約150人で取り組んでいます。ベルマーク活動への参加は、1961年で、約50年後の2012年に県内16校目の500万点を達成しました。

 ベルマーク回収は、6月から2月までの月1回、8月を除く年8回回収し、6月~9月までが前期、10月~2月までを後期として、年2回、財団へ発送しています。

 収集方法は、毎月、1日にベルマーク回収袋を児童に配布し、10日までに学校に持ち寄ってもらいます。集まったベルマークは、児童を通じて各学級の班員に各学級分を持ち帰ってもらい、自宅で協賛会社別の袋に仕分けして、児童のベルマーク袋にごほうびシールを貼り、17日までに児童に学校に持ってきてもらいます。

 回収袋は、高学年用と低学年用に分けて、文字を変えたり絵柄を変えたりしています。子どもたちに興味をもってもらえるように、毎年、袋の表の絵を変えたり、ぬり絵ができるようにしたりして工夫しています。子どもたちは、それぞれ、とてもきれいに塗ってくれています。

 18日以降に、学年委員と部長・副部長が順番に各月を担当し、PTA室にある会社別のベルマーク棚に各学級で仕分けされたベルマークを保管する作業をします。9月・2月下旬に担当の委員が、協賛会社ごとに分担したベルマークを、児童を通じて持ち帰り、自宅で点数を計算、集計して、児童に学校に持ってきてもらいます。

 この点数計算・集計には、B5とB6のそれぞれ2種類の『ベルマーク貼り付け用紙を使用しています。この用紙には、ベルマークの大きさに合わせて、ます目と番号が印刷してあり、20・40・80枚、貼ることができます。

 

 

計算や集計方法の統一を目指した「貼り付け用紙」

 この「ベルマーク貼り付け用紙」をつくったのは、私自身が部長になる数年前に環境部で、この作業をした時の経験からでした。点数ごとに分けて計算し、集計する方法は、点数ごとにホッチキスで留めても良いし、紙に貼っても良いし、袋に小分けして入れても良いし、どんな方法でも良いです、となっており、どの方法ですればよいか、迷いました。しかもチェックする時には、自分が計算したものではないため、方法が違い、時間がかかってしまいました。

 方法が統一化されることで、迷わなくてよく、確認するのに一目でわかる方法はないかということで、この用紙を考えて作ってみました。

 10月・3月に部長・副部長・担当委員で、学校でチェック作業をして発送しています。

「ベルマーク貼り付け用紙」を使用することによって、点数と枚数が一目でわかり、「○点×○枚」と記入することで、集計も簡単に出来る工夫をしています。チェッ ク作業も短時間で出来ています。

 子どもたちにも積極的にベルマーク活動に参加してもらう取り組みとして、各学級で、子どもたちに学校で使用している「ショウワノート」 のベルマークを回収してもらっています。各学級で、目を引くように黄色の用紙で、「ベルマーク貼り付け用紙」を児童が見える場所、黒板や掲示板に掲示してもらい、ノートについているベルマークをその用紙に貼ってもらっています。

 「ショウワノート」はシールタイプのベルマークがあり、ノートの表紙の裏の真ん中あたりにあるため、なかなか回収がむずかしかったための工夫です。実際、ベルマーク回収袋にベルマークを入れる時に、使いかけのノートの表紙の真ん中を切り取ることもできず、シールなので違う紙に貼り付けて提出していましたので、大変手間がかかっていました。

 勝山小学校では、子供たちがノートをたくさん使って勉強しています。一人が貼ると、周りのみんなも貼る、先生が声をかけるとみんなが貼るということでたくさん集まります。児童のみなさんにも、ベルマークを集めることによって、自分たちの学校設備品を購入することが出来るとともに、学校設備品を購入することによって、さまざまな教育のための援助資金になることを実感してもらいたい、という思いもあって、始めましたが、子どもたちにも楽しく貼ってもらい、「ショウワノート」キャンペーンでは、西日本1位になり、表彰もしていただきました。

 

インクカートリッジを強化週間に約1600個

 毎月のベルマーク袋とは異なる回収方法で、職員室前廊下に回収箱を置き、使用済みインクカートリッジ ( 1個=5点 )、トナーカートリッジ (1個=50点 ) の回収もしています。

 保護者の方に、学校に来られる機会を利用して、持ってきていただいています。1月始めには、強化週間として、提出場所を増やしての回収もしています。年賀状等の印刷で、使い終わったカートリッジを学校に持ってきてもらうためと、インクカートリッジがベルマークだというのを知っていただくために、児童に向けての強化週間をおこなっています。

 これは何気ない保護者同士の話で、インクカートリッジは普通に捨てられないから、家電販売店に持って行っているという会話の中からで、わざわざ持って行っているのならベルマークだから学校に持ってきてという話になったことから思いついた活動です。

 この強化週間の1週間で約1600個、年間で約5000個回収することが出来ています。

 1点=1円という、小さな、貴重なベルマークです。捨てればゴミになってしまうけれども、これを集めて、会社ごとに整理して、ベルマーク教育助成財団に送れば、学校の施設を良くする助け合い運動の輪が自然に広がる仕組みがつくられている、このベルマーク活動を、子どもたちと保護者と学校と地域とで関心が高まるよう、これからも「無理なく、無駄なく、根気よく、そして気軽に」、ベルマーク収集をPTA、学校、子どもたち、地域とで、楽しく続けていきたいと思います。

 これで、勝山小学校の発表を終わります。

 ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

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