ベルマーク運動説明会 5月10日(水)佐賀


(2017/05/24)印刷する



佐賀市立高木瀬小学校

左から 山内朋子さん 岸野かなえさん 片渕裕子さん
    青木雅子さん

43人で作業、集計は年7回、発送は年2回

 私たちは、佐賀市立高木瀬小学校の環境委員です。このような発表は初めてですので、お聞き苦しい点があると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 高木瀬小学校は「せんだんの木に集い、高きに和す 学校」を学校目標として掲げています。せんだんの木は、本校の校庭に鎮座する象徴的な存在です。長い伝統と高木瀬の街を自分の「ふるさと」として大切に思うことを「せんだんの木に集い」として表しています。「高きに和す」とは、高い「志」を持ち、「和」の心を大切にする子どもに育って欲しいという願いが込められています。

 今年で創立140年を迎え、全26クラス、生徒数778人は市内で3本の指に入るマンモス校です。

 

 

体育館内で午前中の2時間半で

 PTAには、「広報委員会」、「環境委員会」、「母親委員会」、「父親委員会」、「町区委員会」の5つの委員会があり、ベルマーク運動は、私達「環境委員会」が担当しています。環境委員会は、今年43人で活動しています。1961年にベルマーク運動に参加してから、これまでに累計で約6,300,000点を集めており、昨年度は、約108,000点を集める事ができました。

 集計は、年に7回行っており、その他11月に中間集計、3月に最終集計を行いました。ベルマーク財団へは、年2回発送しました。環境委員会の最初の集まりの時に、委員の方に年間活動計画表を配布し、毎月のベルマーク整理日の10日程前にメールで再度お知らせしています。作業は体育館のミーティングルームを使用させていただき、午前9時30分から正午までの2時間半で終えるようにしています。

 それでは高木瀬小学校のベルマーク作業手順を紹介致します。本日は実際に作業で使っている道具を持ってきました。

 ①まず、ベルマーク回収封筒をベルマーク整理日の10日ほど前に全校の子供たちに配布します。

 ②作業当日は、各クラスで集めてもらったベルマーク封筒を入れた缶を職員室前に出してもらっているので、担当学年が回収します。当日にベルマーク封筒の提出がないクラスがある場合は、PTA担当の主幹教諭に校内放送で提出してもらうよう、お知らせしていただいています。

 ③回収したベルマークは、発泡スチロールの箱にすべて入れます。

 ④仕分けするため、ベルマークをこの「イチゴパック」に入れ、各学年の環境委員のテーブルに分けます。

 ⑤各テーブルでは、ベルマーク番号が記入されている、この「製氷皿」で仕分けします。製氷皿には会社別の番号をつけています。

 ⑥仕分けが終わったベルマークを番号別に並べた「いちごパック」に入れます。

 ⑦次に学年別にベルマーク番号の担当を決めていますので、各テーブルでベルマーク整理を始めます。セロハンテープで、同じ点数のベルマークを10枚ずつにまとめます。ベルマーク財団に送付する際に、ベルマークの枚数と点数を取りまとめた集計表とともに発送します。このため、ベルマークを10枚ずつにまとめておくと、集計作業がとても楽になります。10枚に満たない端数が出た時は、次の整理日に回します。

 ⑧各担当のベルマークを集計し、会社別の封筒に入れます。キユーピーや牛乳石鹸など沢山集まるベルマークは茶封筒や紙袋に入れて、会社別の集計表を貼り付けます。

 ⑨最後に当月の集計を担当する学年の環境委員が、全学年分のベルマークを集計し、整理日の作業が終了となります。ベルマークの提出量が多く、時間内に整理できない場合は、出席できなかった環境委員の方にご家庭での貼り付け作業をお願いしています。

 ⑩集計したベルマークは月ごとに袋にまとめておきます。

 ⑪月ごとにまとめたベルマークは、11月に中間集計、3月に最終集計を行い、1年に2回、ベルマーク財団に発送しています。

 ⑫ベルマーク以外のインクカートリッジは、メーカー別に分け、点数にならないものを除いた上で、専用の段ボールに詰めていき、段ボール1箱分になってから発送しています。テトラパックは、マークがなく点数にならないテトラパックを除き、専用の段ボールに詰め、10kg以上になってから発送しています。

 

公民館やスーパーにも7カ所に回収箱

 環境委員会では、ベルマークの収集を増やす取り組みとして、各家庭へのベルマークだよりの発行のほか、地域の公民館やスーパーなど計7ヶ所に回収箱を設置させていただき、毎月のベルマーク整理日前に、担当者が回収しています。

 昨年、初めて環境委員の活動を行いましたが、ベルマークの回収、整理等、環境委員の皆さんや先生方の協力を得ながら取り組んできました。

 

 

 回収するベルマークは、会社もバラバラ、大きさもバラバラの状態で集められます。このため、仕分けには、かなりの時間がかかり、環境委員の皆さんの協力は、欠かせません。ご協力いただいた環境委員の皆さんに感謝しています。

 仕分け作業を効率的に行うため、今までの環境委員・役員の皆さんが、作業方法を工夫し、その作業方法を私達に引き継いでいただいたおかげで、スムーズに作業することが出来ました。

 私事ですが、環境委員になった事により、子供達と一緒に買い物に行く時は、ベルマークがついている食品やお菓子を探してきてくれたり、子供達が私以上にベルマークに興味を持ってくれた事が嬉しかったです。

 皆さんのご協力により、3月には、ベルマーク預金が約11万点(円)集まりました。集まったベルマーク預金で、プロジェクター用スクリーンと運動場のライン引きを購入することができました。

 活動当初はベルマークがどんな事に役にたっているのかわかりませんでしたが、環境委員の活動が子供達の学校生活に役立つことを実感し、活動に参加してよかったと思っています。最後になりますが、これからも、ベルマーク運動を通じて、少しでも子供達の学校生活やPTAの活動に貢献できたらと思っています。

 以上で佐賀市立高木瀬小学校の発表を終わります。ご清聴ありがとうございました。

 

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

 

(パワーポイントを使って説明)

=グランデはがくれ ハーモニーホール

ベルマーク商品

熟撰バナージュエコ

ベルマーク検収

今週の作業日:12/2~12/6
9/25までの受付分を作業中