ベルマーク運動説明会 6月13日(月)川越
(2016/06/17)印刷する
川越市立川越第一小学校 体験発表した川越市立川越第一小学校PTAの皆さん。左から峯川恵津子さん、松本宏美さん、島村瑞美さん、市村珠里さん |
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さらなる意識浸透に向け、保護者アンケート
おはようございます。川越第一小学校 学年委員会です。本日はよろしくお願いいたします。
第一小学校は明治六年に創立し、142年の長い歴史と伝統を誇る小学校です。
平成28年6月現在、全校20学級、651名の児童が学んでいます。
旧市街地の東南部を学区としており、学校周辺には市役所、博物館、中央図書館などもあって、子ども達の体験学習の場としても、よく活用しています。
本校では『四つのだいじ』を教育目標に掲げ、指導・教育にあたっています。
この四つのだいじを具体的に申しますと、
① いのちをだいじに
② ひとをだいじに
③ 心をだいじに
④ ものをだいじに となります。
もちろん、『四つのだいじ』にはそれぞれに細かい目標がある訳ですが、学校だけでなく、家庭と相互で実践されているところに特徴があります。
学校ではひとりひとりの児童がその目標に対する自己評価を行い、家庭内では保護者と一緒に家庭生活での自己評価を行います。学期毎にそれを集計、学校全体の達成状況を公表することで、次の学期への意欲づけと、取り組む姿勢の定着を図っています。
また、「親子で学校生活や家庭生活を振り返る」良い機会にもなっています。
わたしたち第一小学校におけるベルマーク活動について発表させて頂きます。
わたしたち第一小学校では、PTAにあたる組織を『愛校会』と呼んでいます。この「愛校会」には地域の育成会も合流しており、共同で子ども達のすこやかな成長を促す活動を行っています。
愛校会の常置委員会の1つに「学年委員会」があります。各クラスの保護者から1名ずつ選出された学年委員(昨年度は19名)が中心となり、6月、11月、2月の年3回、ベルマーク活動を担当しています。
ベルマークの回収には【回収袋】を利用し、児童ひとりひとりに配っています。
袋は手作りで、子ども達に人気のキャラクターにし、マークの切り方などをわかりやすくのせ、ベルマーク活動に親しみを持ってもらえるよう工夫しています。
第1回の回収日の前に【ベルマーク一覧表】と【ベルマーク収集について】のお手紙を配布します。
手紙には、年間の回収日、ベルマークの切り方、テトラパックや使用済みインクカートリッジもベルマークの点数になることをお知らせしています。
回収日の1週間まえに各クラスの回収袋を職員室前の廊下にならべ、担任の先生から児童に配られます。ベルマークは回収日までに持ってきてもらい、クラスでとりまとめます。
児童が持ってくるほかに、近隣の幼稚園やスーパーマーケット、職員室にも回収ボックスを置かせていただき、地域の方や先生方にもご協力いただいています。
集められたベルマークは多目的室で学年委員と本部担当者が募ってくれたボランティアの方々と一緒に仕分けます。4~5人のグループに分かれ、各テーブルに仕切りのあるトレーを置き、企業別に仕分けます。トレーがいっぱいになったら、別に用意してある企業番号を記したプラスチックケースに移します。おしゃべりをしながら和やかな雰囲気の中、2時間ほどの作業で、すべてのベルマークを仕分けます。
仕分けされたベルマークは企業ごとにビニールケースに入れ、学年委員が自宅に持ち帰り、集計します。同じ点数を10枚ずつ、ホチキスやセロテープでとめるなど数えやすいように工夫しています。
自宅で作業をすることにより、「家族もベルマークに興味をもつようになった」「一緒に作業をした」…といったうれしい話も聞かれます。
集計されたベルマークは1週間後に集め、ベルマーク財団へ発送、一連の作業は完了となります。
その他の活動についてお話しします。
ベルマーク活動の一環として、本校ではテトラパックとインクカートリッジの収集にも力を入れています。学校の2か所の昇降口に回収ボックスを置いていただき、児童や保護者が来校した時いつでも提出できる環境をつくっています。
テトラパック等があふれないように、こまめに回収ボックスをチェックし、別室にある保管用の箱へ移しておきます。たまったテトラパックとカートリッジは対象製品かどうかを確認し、ベルマーク回収日にまとめて発送をします。
その他にも『被災地支援ベルマーク』の仕分けボランティアを6年生の児童と行っています。
東日本大震災の被災地の学校のためにとベルマーク財団に寄せられたベルマークを取り寄せ、ベルマーク活動の仕組みについて説明をしたあと作業をします。子ども達はのみこみが早く、手際よく楽しそうに仕分をしてくれました。
休み時間を利用しての予定でしたが、子どもたちが夢中になっている姿に、先生のご厚意で授業時間も少しさいて作業をしてくれました。
仕分けされたベルマークは学年委員で集計し、結果31,177点を送ることができました。
ささやかな支援方法ですが、今後も子どもたちと一緒に続けていきたいと思います。
この様に1年間活動をし、平成27年度は年間121,146点のベルマークを集めることができました。
グラフを見てもわかるとおり、毎年少しずつですが集計数が増加しています。
昨年度はベルマーク預金で黒板消しクリーナーを購入しました。
年度末の反省会では様々な意見が飛び交いました。
その中で、低学年のうちにボランティアに参加し、ベルマーク活動について理解を深めてもらうのがよいのではないかという意見が多くありました。
そこで、どのくらいの保護者が活動に参加したことがあるのか、また、ベルマークに対する意見を聞かせてもらうために保護者を対象にアンケートを実施しました。
Q1.ベルマークの仕分け作業に参加したことがありますか?
ある 48.4% ない 51.6%
約半分の保護者が参加していることがわかりました。
参加したことがあると答えた方からは
・細かい作業ですが、他の学年の方とも交流がはかれ、おしゃべりしながら楽しくできました
・実際に作業をして、マークがついている商品がわかってよかった。
・どのように提出すれば作業がしやすいか勉強になった
という意見がありました。
また、参加したことのない方からは
・仕事を休めない、家の都合で参加できないがベルマークの収集をがんばります。など、協力的な意見も多く聞かれました。
Q2.参加したことのない方へ 今後ベルマーク活動に参加してみたいと思いますか?
思う 70.6% 思わない、わからない 29.4%
参加したことのない方でもの3分の2の方が今後、参加してみたいと思っており、ベルマーク活動に対する関心の高さを感じました。
学年委員は1年任期のため、わたしたち27年度役員の活動はおわりますが、反省点や気がついたことを新年度役員に伝え、これからは一保護者として、『学校生活のお手伝い』や『さまざまな援助』にもなる この活動に携わっていきたいと思います。
ご清聴ありがとうございます。
*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。
(パワーポイントを使って説明)
=川越市郭町1丁目のかわごえ市やまぶき会館中ホール