ベルマーク運動説明会 6月16日(火)甲府


(2015/06/24)印刷する

富士吉田市立下吉田第二小学校

下吉田第二小学校教頭 堀内 一義さん
 

「ものを大切に、環境を考えて」続けたベルマーク

 皆様こんにちは。
 私は富士吉田市立下吉田第二小学校から参りました、教頭の堀内と申します。本日はこのような発表の機会をいただき、ありがとうございます。本校のベルマーク活動の様子について発表させていただく前に、まずは本校の様子を紹介させていただきます。

  

 下吉田第二小学校は昭和27年下吉田小学校より分離独立し64年目を迎えました。近くには最近できたばかりのふじさんホール(富士吉田市民会館)や先日放映された「永遠の0」の中で小林克也演じる整備兵・永井清孝の故郷の撮影場所となった、富士山と富士吉田市の眺めが素晴らしい新倉公園、河口湖の水を取り入れるため人力で長年の歳月をかけて掘ったと言われる新倉掘り抜き跡等があります。
 学校の目の前には雄大な富士山が見える、風光明媚なところにある学校です。
 学校教育目標は『仲間を認め合い、助け合いながら、自分の力で生きる道を切り開くことのできる子どもの育成』とし、大目標として『○自ら学ぶ下ニっ子 ○自分を愛し,他の命を大切にできる下二っ子 ○健やかな体の下二っ子』を掲げ、日々教育活動を行っています。
 現在の児童数は503名で、クラス数は1学年から6学年まで19クラスと特別支援クラスが3クラスあり、PTA活動には積極的に取り組む学校です。

  

 それでは、これより本校のベルマーク活動を紹介させて頂きます。とは申しましても、実は私は本校に赴任してきたばかりで、まだベルマーク活動の実際を体験しているわけではありません。この説明資料も前年度の担当者が作成しておいたものです。その担当者だった方に伺いながら、今回の発表をさせていただくこととなりましたので、説明に不十分な点が多々あろうかと思いますが、よろしくお願いします。

  

 本校では毎年PTAの役員さんと募集したベルマークボランティアさんでベルマーク活動を行っています。本校のベルマーク活動の歴史は古く、昭和59年にグランドピアノ購入、平成元年に300万点突破表彰、最近では平成19年に700万点突破表彰等があり、長い歴史自体も評価していただいています。
 本校では、ベルマークの説明を入学前の就学時保護者説明会と5月のPTA総会で、集め方・切り方・出し方について説明を行っています。
 具体的な取組方法といたしましては、まず、各家庭から集めておいたベルマークを持ってきてもらい、各クラスにあるベルマーク番号が入っているベルマークの小箱に入れておきます。そして、そのベルマークの小箱を学期一回、PTAの役員さんとボランティアさんの招集の日に児童会室に集め、その後会議室にある基となるベルマークの箱に児童会執行部員が入れておきます。その後PTAの役員さんとボランティアさんの作業となります。作業時間は1時間30分ぐらいで終了します。

  

 次にベルマーク整理作業の様子を紹介します。
 下吉田第二小では、学期1回・年3回(7月・11月・2月)13:00にPTAの役員さんとボランティアさんに集まって頂き、ベルマークの整理作業を行っています。
 1回の招集で15~16名のPTAの役員さんとボランティアさんが集まります。とても細かい作業なので、多くの人の参加は非常に助かります。
 役員さんの中には老眼の方もちらほら・・・
 ベルマークがあまりにも小さく点数が『見えな~い!!』と笑いを誘いながら大きな虫めがねを持参で頑張ってくれた方もいました。この活動日は、クラスや学校についての情報交換の場ともなっており、おしゃべりしながら楽しい雰囲気の中で作業を行っています。
 
 こちらがベルマーク整理作業に必要になる道具です。
 まず、番号別に分けてあるベルマークをほどよい大きさに切り取ります。同じ番号の中でも点数に違いがあるので、間違わないよう同じ点数ごとに10枚にし、テープで止めたり、ホチキスで止めたりします。
 ベルマークの中でもキューピーや湖池屋等は丸まっててテープで止めづらいのですが、テープを机に止め、下からベルマークを付けています。長く活動に携わってくださっているボランティアさんが、このやり方を参加者に教えてくれています。
 テープで止めたベルマークは同じ番号の封筒に入れ、次回の収集の日まで学校で保管しています。
 3回目の収集の日に封筒の中身を確認しベルマークの点数ごとに集計し、封筒に記入します。封筒の集計が終わったらベルマーク送り状に記入し、ベルマークを送ります。

  

 1枚1枚は小さな点数でも地道に活動することによって、時計や絵本・給食の配膳台・一輪車・運動会用のテント等、高価な商品も購入出来るのです。最近購入したものとしては、スモールバスケットや得点板、ミニハードル、プリンター、二人三脚ベルト、カラーリングハンガーなどがあります。それらのものは、このように活動を行う会議室に掲示し、ボランティアの方々にも周知させていただいています。

  

 本校でベルマーク活動が継続してこれたのは・・・!
1.学校の地道な活動の一つとしてとりあげてきたこと。
2.ものを大切にすること、環境を考えること等を指導してきたこと。
 この2点をベースに於いて、親子共々参加・協力してきたからだと思っています。未来ある子ども達のため協力しながら、子ども達のより良い学校生活を  サポートするため、これからも活動を続けていきたいと思っています。

  

 これから皆さんのベルマーク活動が始まるわけですが、今日の活動発表が少しでもお役に立つことができれば大変嬉しく思います。色々と工夫しながら活動してください。

  

 ご清聴ありがとうございました。

  

=アーバンヴィラ古名屋ホテル8階「チェディー」

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