ベルマーク運動説明会 6月19日(金)名古屋②
(2015/06/23)印刷する
津島市立神守(かもり)小学校
神守小PTAベルマーク委員会の 左から平松恵さん、寺本涼子さん、早川美妃さん |
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委員会の作業日、常時4~6人のボランティアも
ご紹介をいただきました、津島市立神守小学校の平成26年度ベルマーク委員会顧問の早川美妃、委員長の寺本涼子、27年度委員長の平松恵です。
本日はこのような活動報告の機会をいただき、誠にありがとうございます。
それでは発表させていただきますので宜しくお願いいたします。
津島市は名古屋市のちょうど西に位置しています。
津島市の西には、津島神社や天王川公園があり、神守小学校は津島市の北東に位置しています。
校名にあります神守には、東海道の脇往還として幕府に公認された佐屋街道(1634年)の宿場である神守宿(1647年)があります。
佐屋街道では唯一現存する一里塚や、本陣跡、神守代官所跡(1783~1803年まで設置)など、史跡が多くあります。
また、尾張津島の秋祭りは、津島神社の祭礼に由来し300年の歴史があります。なかでも神守には3台の山車があり、華麗に町中を巡行し、からくり人形の妙技を披露します。
子供たちのお囃子も響き渡ります。
次に学校の紹介をします。
児童数は504人で、普通学級16、特別支援学級2、併せて18学級の中規模校です。
本校の歴史は古く、学制の始まりから合併分割を繰り返し、明治42年(1909年)より神守尋常高等小学校として設置されました。
昭和22年(1947年)には今の校名となり現在に至ります。
学校教育目標
「考える子 強い子 心豊かな子」
自ら学び たくましく生きる力と豊かな心をもった児童の育成をめざす。
学校教育目標は「考える子 強い子 心豊かな子」です。
自ら学び、たくましく生きる力と豊かな心を持った児童の育成を目指しています。
写真にありますのは「忍耐松」と名付けられた松の木です。
創立当初以来植えられている「忍耐松」は、伊勢湾台風にも負けずに生き残ったといういわれがあります。
「忍耐松」は本校の目指す児童の姿の象徴となっており、とても大切にされています。
次にPTAの説明をします。神守小のPTAの組織は、各学級から選出された「学級選出委員」と地域から選出された「地区選出委員」と「本部役員」とで構成された5つの委員会があります。「生活・文化委員会」「保健・厚生委員会」「ベルマーク委員会」「広報・調査委員会」「校外指導・交通安全委員会」の中の「ベルマーク委員会」が、ベルマーク活動に取り組んでいます。
次にベルマーク委員会の活動について説明させていただきます。
ベルマーク委員会は、学級選出委員と地区選出委員合わせて9名で構成されています。
年度初めに、「ベルマークだより第1号」にベルマーク・テトラパックの出し方と回収日を記載して、ベルマーク一覧表とともに配布します。
また、PTA総会にてベルマークボランティアの説明をし、その後ボランティア募集のお便りを配布します。
昨年度は常時4~6名ほどのボランティアさんが参加してくださり、作業がとてもはかどりました。
9名の委員さんの中にはお仕事をされている方も多く、作業日にやむなくお休みをされることもあるため、ボランティアさんの力はとてもありがたかったです。
毎月第1木曜日に子供たちがベルマーク袋を家に持ち帰ります。次の日に、各クラスに設置してあるベルマークを回収する為の缶に、子供たちが自分で持ってきたベルマークを入れます。
ベルマークを持ってきた子はベルマーク袋に先生から判を押してもらいます。
はんこを押してもらうことが子供たちは嬉しいようで、積極的に家からベルマークを持ってきてくれています。
また、近所のスーパーや公民館に回収箱を設置し、近所の方の協力も得ています。ベルマークを集約する作業の日に、役員が取りに行きます。
毎月、第2金曜日の午前に、集まったベルマークの仕分けをしています。
ベルマーク委員とボランティアの方々で、集まったベルマークをはさみでちょうどいい大きさに切り、協賛会社ごとに仕分けします。
子育てや、おいしいランチのお店の情報など、楽しい会話がはずんでいます。
小さなお子さんを連れて活動されている方もみえます。
この子たちが数年後に、神守小学校へ入学するのが楽しみです。
こちらが、協賛会社ごとに仕分ける容器で、いちごのパックなどを使用しています。
そして、9月と1月の集計日までに各協賛会社ごとに袋に分けて保管しておきます。
インクカートリッジとトナーも会社ごとに分けて、数をかぞえて箱に詰めます。
インクカートリッジとトナーを入れる回収箱は、それぞれのメーカーからファックスで取り寄せています。
インクカートリッジやトナーは点数が高いので、作業する手にも力が入ります。
毎月第1金曜日のベルマーク、テトラパック回収日に、テトラパックはこちらのカゴに回収します。
テトラパックには、裏がアルミ付きのものとそうでないものがあります。
アルミ付きは1キロ100点、アルミなしは1キロ50点と、1キロあたりの点数が違うため、それぞれを分けて箱に入れています。
集めて整理したテトラパックは箱につめて、保健室から借りた体重計を使い、10キロ以上になるように計量します。
10キロになったら、その都度、発送しています。
夏休み、冬休みには宿題として、協賛会社ごとに分けたベルマークを家に持ち帰り、集計しやすいように10枚ごとにテープではり、集計日に持ち寄ります。
9月と1月には発送日として1日作業日を設けます。
その日は昼食にお弁当をとって話をしながら、楽しく過ごし、委員さん同士の交流も深まりました。
12月には、ベルマーク便り最終号として集計結果を記載したものを発行します。
こちらは、前期発送分のみの記載ですが、昨年度の累計点数は、112,609点でした。
わが校のベスト5は、第1位はダントツで キューピー、第2位 味の素、第3位 日本水産、第4位 森永製菓、第5位 日清食品です。
2005年の3月に500万点達成し、2014年の11月に600万点を達成しました。
貯まったベルマーク預金を使って、平成25年度にはゲームベスト10枚セットを2組と、黒板消しクリーナー1つとサッカーゴールネット1つを購入しました。
神守小PTAでは毎年秋にバザーを開いています。
4つの委員会がボーリングやスーパーボールすくいのような手作りゲームや、身近な生活用品、ジュースやお菓子の販売をしています。
昨年度はベルマーク委員会として、紙パック飲料の販売をし、テトラパックの回収に努めました。
最後となりましたが、1977年より活動開始して、昨年度600万点達成することができました。
これもひとえに地域の方々・各家庭・学校に協力していただいた賜物だと思います。
課題として、テトラパックと牛乳パックの分別の意識を高めることや、仕事を持つ方の家庭への持ち帰り作業の負担の軽減などがあります。
今年度の目標として、課題を必ず一つはクリアできるように、話し合いの場を設けていきます。
ベルマークだよりにありましたように「無理なく 無駄なく 根気よく」をモットーに、ベルマークで購入した備品を喜んでくれる子供たちの笑顔を思い浮かべながら、次は700万点目指して頑張ります。
最後までご清聴ありがとうございました。
=朝日ホール(朝日新聞名古屋本社15階)