ベルマーク運動説明会 6月12日(金)沖縄
(2015/06/22)印刷する
沖縄市立美東(びとう)小学校 前列左から普久原清美さん、城間恵子さん、大城美奈子さん、後列左から屋良美香さん、當山彰子さん、外間早美さん |
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合言葉は「小さな事も積み重ねれば大きな事に」
<学校紹介>
私たち、美東小学校は沖縄市の東側に位置しています。
明治35年4月に開校独立され、今年で113年となる歴史ある学校です。
学校周辺には、大型スーパーを含め公園や保育園も多数あることから、住みやすい地域となっており、児童数965名、34学級と沖縄市・中頭地区でも2番目、県内で5番目に大きな学校です。
学校行事にも保護者の参加が多く、5月31日に行われた日曜参観日には、961名の保護者が来校し、我が子の学校での様子や子育て講演会、引き取り訓練などに熱心に参加していました。また、運動会や学芸会などは狭い運動場、体育館に溢れるほどの参観者で、児童・先生・保護者が一体となった、活気ある学校です。
教育目標は、
共に学び やりぬく子【総括目標】
*親切で仲良くする子【徳育】→ 精神的な自立を促す
*進んで勉強する子 【知育】→ 学びの自立を促す 3つの自立
*健康でねばり強い子【体育】→ 生活の自立を促す
「子ども達が明日も来たくなる学校」「保護者が信頼して行かせたくなる学校」「地域の子が育つ『わった~学校』コミュニティスクール」をモットーに、体力づくりのための徒歩通学や児童会を中心としたあいさつ運動など、朝から子どもたちの元気な姿が見られる学校です。
また、保護者や地域の方々によるボランティア活動も盛んで、登下校の安全見守りやふくろうの会による読み聞かせ、放課後の美東っ子寺子屋など様々な活動が行われています。
<PTA活動>
美東小学校PTAのスローガンは 「一人の百歩より百人の一歩」
~一人は、みんなのために、みんなは、一人のために~
を合言葉とし、執行部を中心に1年環境整備部 2年保健体育部 3年家庭教育部 4年総務部 5年生活指導部 6年文化部、広報部の専門部と学年役員、学級役員を置き活動しています。
美東小学校がベルマーク活動に参加したのは、昭和62(1987)年10月からで、ベルマーク活動は3学年の家庭教育部が担っており、全学年にベルマーク集めの呼びかけをしています。
<ベルマーク活動>
ベルマーク作業の一連の流れとしては
1、公文の発行 2、ベルマーク回収 3、仕分けと集計 4、発送 となっています。各作業の内容を説明致します。
1、公文発行
児童や各家庭においてベルマーク参加への意識を高めるため、「ベルマーク便り」を年3~4回発行しています。
「ベルマーク便り」には、活動の仕組みや参加企業の紹介などを行い、ベルマーク一覧表も同時に配布し、各家庭の見やすい場所へ貼り、いつでも確認出来るようにしてもらっています。また、ベルマークに関するクイズなども折り込み、家族みんなが興味を引くようにしています。
公文発行に関する、今までの活動から見た今後の展開については
①発行回数を増やす
②季節に応じたベルマーク商品の写真や情報を載せる
以上の二点を追加することで更なる意識の向上を図りたいと思います。
2、 ベルマーク回収
これまで一人ひとりに、封筒やジッパー付きビニール袋などを配布し回収を行っておりましたが、紛失してしまうケースもあり、現在、各学年の廊下に1つ回収箱を設置し回収を行っています。また、カートリッジや印刷機のトナーは職員室入口前に専用箱を設置し回収しています。これには課題もあり、回収箱の設置数が少なく、設置場所が離れているという点です。
改善案としては、登校してカバンからすぐに回収箱に入れる事ができるように各教室に回収箱を置いたり、子ども達が興味を持つデザインにするなど、工夫が必要だと考えています。
またベルマーク回収は学校内だけでなく、地域の企業にもご協力頂いており、児童による手紙と感謝状の贈呈なども行っています。
3、仕分けと集計
仕分け集計は年2回、公文で全学年の保護者に呼びかけし、創立100周年記念で建てられたPTAの活動拠点、「ハッピーハウス(幸福の家)」にて時間帯をいくつかに分けて行っています。これは、参加者が都合のいい時間に短時間でも参加できるように行っています。また懇談会や個人面談の合間に「ちょこっとボランティア」を行っています。「ちょこっとボランティア」とは保護者だけでなく子どもも一緒に出来る身近なボランティア活動のことを言います。
仕分けと集計作業の流れは
①ベルマークのカット
回収したベルマークをきちんとカットしたり、点数部分が破れてないかを確認
②ベルマーク番号分け
番号を書いた容器に、カットしたベルマークをそれぞれ分けて入れます
③点数別に分ける
番号の書いた容器からベルマークを取り出し、点数わけをします
この作業が一番大変で、小さいうえに薄いビニール製のためクルクル巻いて、点数が見えにくくすごく時間がかかります
④用紙にテープで貼り付ける
集計がしやすいようにテープで貼り付けたり、ホッチキスで留めています。
⑤点数の集計
用紙に各点数を書き込み、計算機登場。間違いがないか二人で確認。
⑥ベルマークをそれぞれ袋に入れる
という流れで行っています。
カートリッジやトナーは、よごれるため手袋をはめて専用の箱に入れます。
でも気がつけば、服や顔にインクが・・・みんなで大笑いです。その笑い声で小さなベルマークがひらひら・・・またまた大笑い。和気あいあいの楽しい時間です。
これまでに、たまった点数で、過去、からくり時計、卓球台や空気清浄機6台を購入する事ができました。現在、正面玄関に飾られていたり、インフルエンザ予防のために効果も表れたり、先生方、子ども達に喜ばれています。
現在の参加メンバーは少人数ですが学校の規模を考えると、もう少し人数が欲しいところです。公文等の呼びかけも大事ですが、家庭教育部だけのヨコのつながりだけでなく、次年度へ引き継ぐ際に生まれたタテのつながりをもっと強いものにし、学年を超えて、協力しあえたら・・・と思っています。
一度参加すると楽しさが分かると思います。今、この課題に役員一同奮闘中です。
美東小のベルマーク活動は、地域で子ども達を育てていき風土が育っています。過去のベルマーク部員の功績を引き継ぎ、新たな工夫を行いながらより良い活動になるよう努力しています。
明るく、楽しく『小さな事でも積み重ねれば大きな事ができる』を合言葉に『無理なく、無駄なく、根気よく』これからも頑張っていきたいと思います。
最後になりましたが、子どもたちがより良い環境で勉強できるよう私たち保護者や地域の方々の協力を仰ぎ、今後もこのベルマーク活動をより精力的に行って参ります。
ご清聴ありがとうございました。
*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。
(パワーポイントを使って発表)
=沖縄市民会館 中ホール