ベルマーク運動説明会 6月12日(金)八戸


(2015/06/19)印刷する

八戸市立柏崎小学校

佐藤あゆみさん、桑原美由紀さん、中野麻里子さん(左から)

委員会活動日は多くの委員の楽しい交流の場

 八戸市は、太平洋に面した青森県南東部に位置しており、青森市・弘前市とともに青森県旧三市の1つで、人口約24万人の都市です。臨海部には、工業、漁業、商業の大規模な港が整備されています。このため、優れた漁港や背後施設を有する全国屈指の水産都市であり北東北随一の工業都市です。とても自然豊かな土地で、ウミネコの大繁殖地である「蕪島」を起点として南東に伸びる海岸線は、白砂青松、高山植物、海浜植物の宝庫であり、この「種差海岸」は平成25年5月に「三陸復興国立公園」に指定されました。

 また「八戸えんぶり」や「八戸三社大祭」といった伝統芸能があり、これらは国の重要無形民俗文化財に指定されています。スポーツ面では「氷都八戸」としてアイススケート、アイスホッケーが盛んであり、スケート国体の開催は国内最多となっております。食文化においては、ご当地グルメで町おこしの祭典「B-1グランプリ」の発祥の地でもあり、グランプリ殿堂入りしている「八戸せんべい汁」は、今やご当地グルメとして全国区となっております。

 そして今が旬な話題として、明日(6月13日)公開予定の「ライアの祈り」は、オール八戸ロケ敢行で八戸舞台として撮影された映画です。

  

 八戸市立柏崎小学校は、昭和11年、木造二階建てで、八戸市柏崎尋常小学校として12学級、児童数662名で第一歩を踏み出しました。校章は先生と児童との合作により「かしわの二葉」をデザイン化し、子どもたちの成長を願うという意味が込められています。

 昭和16年には、八戸市柏崎国民学校と名前を変え、『荒城の月』で有名な土井晩翠先生の作詞による校歌が制定されました。

 その後昭和21年に八戸市立柏崎小学校となり、平成23年8月、現在の青葉地区に「やる気・根気・勇気」の「三本の柏の木」と共に新築移転。来年度には創立80周年を迎えます。

 平成20年には「地域密着型教育」のモデル校に指定され、「やる気・根気・勇気」「育てよう夢・つけよう力」を合言葉に、「柏の木」のようにしっかりといのちと歴史をリレーし、地域と共に歩む学校づくりを実践しています。

 本校には、現在586名の児童が在籍しており、PTA会員家庭数は462となっております。

 全ての会員が登録する一委員制度となっており、活発な委員会活動が繰り広げられています。

  

 それでは、私たち母姉教養委員会の活動を紹介します。

 現委員数は77名で、毎年5月の運動会での売店出店と、毎月一回10時から2時間程度のベルマーク活動をしています。

 新年度すぐに、学校の年間行事予定表に沿って年6回のベルマーク回収日入りの袋を作ります。一回目のベルマーク回収日にあわせて財団からのベルマーク一覧表と一緒に全児童へ配布し、後日回収します。ベルマーク袋の配布・回収は全て学校側へお願いしています。

 そのほか、回収ボックスを二カ所に設置し、年一回程度回収・集計しています。

 回収したベルマークは、委員会活動日にすべて袋から出し「ありがとう」のスタンプを押して回収袋を学校へ戻します。

 集まったベルマークはまとめて、別の作業の進捗具合を見ながら切り分け、各協賛会社整理袋へ分別し、袋がいっぱいになった時点で集計します。また、学校での作業に参加できない委員の方には、自宅での切り分けや集計作業をしてもらっています。

 集計作業の終わった袋は、年一回を目標に発送しています。

 テトラパックは学校給食のものがほとんどです。

 子どもたちが各自で手順に従い、牛乳パックを開いて洗い、各クラスで乾かした後、給食室へ持って行きます。

 児童会給食委員会と給食担当の先生が箱に詰め、一時保管し、後日、母姉教養委員会活動日に、専用の回収箱へ梱包し、計量して発送しています。

 インクカートリッジについては、ベルマーク回収日に一緒に集めています。その他、校内にも回収ボックスを設置し、たまったら梱包して発送しています。

 委員会活動日のベルマーク作業については、時間とテトラパック保管の都合上、優先順位があります。

①ベルマーク回収、スタンプ押印

②テトラパック梱包・発送

③インクカートリッジ分別・梱包・発送

④ベルマーク切り分け・集計

このような優先順位となっています。

 これらの活動の積み重ねにより、平成26年度は196,707点で青森県一位を獲得し、今年度はテントを購入して子どもたちのために役立てることができました。

 ベルマークだけではなく、テトラパックやインクカートリッジなど、より多くの点数が得られるようになりましたが、従来のベルマーク集計が追いつかず、繰越になるなど今後の活動に課題もあります。

 現状の課題の打開策として、今年度からは全委員に少しずつベルマークを渡し、自宅での切り分け・集計作業をお願いすることにしました。自宅で作業することにより、委員会活動日に出席できずとも一委員としての役割を果たしているという認識づけになるものと思っています。

 委員会活動日に、より多くの委員が顔を出して楽しく作業ができる交流の場となるよう運営することを何よりも大切にしています。

 このことにより、委員会活動・ベルマーク活動に対しての意識が高まり、ベルマーク回収率の向上につながります。ひいては、ベルマーク財団の各教育援助事業などの一翼を担い、わずかではありますが社会に貢献し、何よりも子どもたちや学校にとって、より良い環境へ結びつくものと考えています。

  

=八戸市公民館(八戸市公会堂文化ホール)ホール

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