ベルマーク運動説明会 6月10日(水)あざみ野(神奈川)


(2015/06/19)印刷する

横浜市立茅ヶ崎東小学校

稲越美由紀さん、田中悦子さん、小川真木子さん(左から)

創立14年目、図書室にベルマーク本贈る

 本日はご多用な中、お集りいただきありがとうございます。横浜市立茅ケ崎東小学校PTA副会長の田中と申します。同じく副会長の稲越と、書記の小川です。今回は、本校PTAのベルマーク運動を発表させていただく機会をいただきありがとうございます。少しでも皆様方の活動の参考になれば幸いです。

 それでは、発表を始めさせていただきます。

 まずは横浜市立茅ケ崎東小学校について簡単に説明します。

 本校は、横浜市の北部に位置する都筑区に2002年に創立した今年14年目の若い小学校です。横浜市営地下鉄「センター南駅」から徒歩10分の場所にあり、緑豊かな遊歩道や公園が数多くあります。

 都筑区も昨年区制20周年を迎えたばかり。子育て世代が多く暮らす街に小学校は建っています。

  

〈PTAについて〉

 児童数約900名、家庭数約700。全25クラスの大規模校です。

 平成26年度はPTA本部役員9名と6つのPTA委員会で構成されました。平成17年度までは「ベルマーク委員会」がありましたが児童数の減少とともに13委員会あった委員会も統廃合され、6委員会となり「ベルマーク運動」は主にクラス委員会が中心となって活動を行っています。

 「クラス委員」は各クラス1名選出、合計25名です。

  

〈ベルマーク運動周知方法について〉

 春に「べルマークを集めよう」の手紙を発行します。この手紙はベルマーク一覧表が届く時期の年度初めに合わせています。新年度のクラス委員会がまだ活動を行っていない時期のため、手紙は本部役員で作成しています。

  

〈ベルマーク回収方法について〉

 ①誰でも簡単に分別できる大型の回収BOXを児童の昇降口に設置しています。この回収BOXは通年設置されており、児童でも、保護者でも、どなたでも自由に入れることができます。

 回収は年5回(5月、7月、9月×2回、10月)です。特長は、回収BOXがベルマーク番号ごとに60個に分かれていることです。蓋を開けると中には番号ごとに使用済みの1リットルの牛乳パックが入っていますので、ベルマーク番号ごとに取り出す事が可能です。

 ②クラスごとに小型回収BOXも設置しています。本日は実際に使っている見本を持ってきました。ご覧ください。

 この回収BOXはペットボトルをリサイクルして作りました。この回収BOXは1~6年の各クラス職員室に一つずつ。学校外で協力していただいている施設などにも設置しています。回収頻度は2カ月に一度、クラス委員が行います。

 ちなみにこの回収BOXと、先程お見せしました大型の回収BOXは、ベルマーク委員会があった頃の保護者が考案し、学校の技術員さんに協力をいただき作製されました。10年以上前作られたものですが、現在まで大事に使用されています。

  

回収したベルマークを整理します。

 年5回(5月、7月、9月×2回、10月)クラス委員会の定例会前にベルマークを回収し、そのまま定例会で仕分け、番号ごとに貼り付けしやすいようベルマークを整理します。

  

番号ごとの仕分け・計算をします

 以前は一枚ずつ方眼用紙に貼り付けていましたが、現在は同じ番号・同じ点数のベルマークを10枚まとめてホチキス留めをしています。

 貼り付けも一直線に両面テープを紙に貼り、その上に隙間なくベルマークを貼っていきます。このようにすることで、作業時間・計算時間が短縮されました。

  集めたベルマーク発送します

 10月に1回のみ行います。整理したベルマークを段ボールに詰めて発送します。また、集計した送り状は同梱せず、別途発送します。送り状は毎年更新されるので必ずチェックします。

 学年末(1~3月)は混み合うので、混雑を避けた10月に発送しています。使用済みインクカートリッジとテトラパックの回収や発送は別途行っています。

  

〈使用済みインクカートリッジについて〉

 昇降口には、使用済みインクカートリッジの専用回収BOXも設置しています。回収は年に2回。9月と2月に行います。9月の定例会で仕分けをし、専用段ボールに入れて協賛企業へ発送を行います。

  

図書室へベルマーク本を贈っています

 児童数が900人近くいるにも関わらず、創立14年目と若いため、図書室の蔵書はまだまだ少ない状態です。

 そのため、ベルマークで集めた点数を使って、図書室に本を贈ろうという活動を10年以上続けています。

 本の選定は地域ボランティア「お話ピエロ」と連携しています。「お話ピエロ」は毎週水曜日に「絵本の読み聞かせ」「図書室の本の整理・修繕」などを行っている地域ボランティアのグループです。メンバーは主に保護者と、卒業生の保護者が中心となって活動し、子どもたちの豊かな心の育成につながる手助けをしています。ベルマーク本の補強、シール貼り、配架を行います。

 平成26年度はベルマークと使用済みインクカートリッジの合計が46,867点集まりました。その点数を使用してベルマーク本を38冊購入しました。ベルマーク本を長く読んでもらえるように、司書の先生や「お話ピエロ」と協力し、本を補強してから配架します。

  

<番外編:テトラパックについて>

 給食の牛乳パック(テトラパック)を回収するとベルマークの点数になります。栄養教諭と連携し、給食の牛乳パック、本校では内側にアルミ無しの紙容器を回収しています。

 牛乳パックは開いて、洗って、乾かします。本校では一日の給食で1箱=10kg(1kg=50点)⇒500点となります。

 乾かしたパックを栄養教諭が、専用箱に詰めて梱包し、テトラパック回収センターに発送します。このテトラパックで集めた点数については、児童の給食用の白衣購入に使用しています。

 年間約180箱×500点で1学年分の給食白衣として使用しています。

  

 このように本校のベルマーク運動は、PTA、教職員、地域ボランティアが協力して行う素晴らしい活動となっています。

 これからも、集まったベルマークを使用して、子どもたちが笑顔になるようなものを寄贈していきたいと考えています。

 また、最後になりましたが、ベルマーク財団の皆様、協賛企業の皆様いつもご支援をありがとうございます。

 これからも本校を始め、会場にいらっしゃった皆さんやたくさんの方々がベルマーク運動を続けていけるよう、どうぞ宜しくお願いいたします。

 以上で横浜市立茅ケ崎東小学校PTAのベルマーク運動の発表を終わります。

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