ベルマーク運動説明会 6月10日(水)弘前(青森)


(2015/06/18)印刷する

弘前市立豊田小学校

水木範子さん、福島久恵さん、中林恵理子さん(左から)

年2回の発送、脱退会社のマークも無駄なく

 昨年度に引き続きの体験発表となりますので、前回発表の内容と重複する点が多々ありますことをご了承下さい。この依頼を受けた際は、2年連続ということに正直びっくりし、同じ内容になることに複雑な気持ちになりましたが、新年度からベルマーク活動される方々への説明会ということで気持ちを新たに臨みたいと思います。

  

 まずは、学校の紹介になりますが、本校は、明治9年に外崎小学校という名で創立された長い歴史をもつ学校です。戦後まもなく、近隣の学校が統合して、豊田小学校という名になりました。現在、401名の児童が過ごしています。本校は、校庭がたいへん広い学校で、休み時間には、多くの児童が、我先にと駆け出し、遊びやマラソンに取り組んでいます。昼休みの後に行われる毎日の清掃活動は、6年生をリーダーとした異年齢集団の縦割り班で行っており、この活動を通して、思いやりの心や、協力する気持ち、責任感が育っています。また、保護者の方々や地域の方々の学校を支える気持ちがたいへん強く、登下校の見守り活動をはじめ、春の校庭整備、学校園の土作り、再生資源回収、通学路の除排雪作業等、様々な事業で子どもたちの活動を支えています。「笑顔あふれ、夢を育む、楽しい学校」という信条のもと、子どもたちは伸び伸びと学校生活を送っています。

 ベルマーク委員会は、学年委員会と5つの専門委員会からなるPTA組織の、専門委員会の中にあり、各クラス2名の委員30名前後で構成され日中作業の委員と在宅作業の委員に分かれます。年度での変更はありますが、日中作業の委員が20名前後、在宅作業の委員が10名前後となります。その他に、在宅作業協力者を合わせて70名前後で構成されています。在宅作業協力者は、年度始めに募集し、一人、年1~2回の割合で、児童を通して仕分け作業のお手伝いをしてもらっています。本校では、他のいろいろなPTA活動でもボランティアを募っていますが、自宅での作業ということもあり参加しやすい活動のひとつのようです。

  

 それでは、ベルマーク委員会の活動方法の説明をしていきたいと思います。

 まず、本校のベルマーク回収から発送までの流れですが、年6回児童からベルマーク袋で回収する→集まったベルマークを在宅作業協力者が同じ番号の小袋に仕分ける→委員が仕分けされた小袋と同じ番号のケースに移し点数ごとに10枚にまとめる→年2回集計・発送するという方法になります。

 次に、ベルマークの回収方法ですが、年6回、6月、8月、9月、10月、11月、1月にベルマーク袋を児童に渡して回収します。そのベルマークを各クラスの回収ボックスに入れ、活動日の朝までに、職員室にある回収ボックスへ入れてもらいます。ベルマーク袋へは、担任の先生にシールを貼ってもらっています。

 回収されたベルマークは、7月、9月、10月、11月、12月、2月の計6回、在宅協力者と在宅の委員数名に在宅用の袋に分けて渡します。1回あたり10名から15名になるようにしています。在宅依頼の際は、募集した時の氏名の書いた紙を利用して中身の見える専用の袋に入れています。袋の中には、①番号を書いた小袋②ベルマーク③回収している会社と番号の表④作業内容の用紙を入れています。依頼内容は、同じ番号の小袋へベルマークを入れてもらう作業で、2週間ぐらいで回収しています。

その他、在宅作業の委員にはベルマークをカットし点数ごとに分けてもらう作業と、活動日に委員が作業している内容と同じ様にベルマークを10枚ずつセロテープでまとめる作業を2~3時間を目安に作業してもらっています。

 委員会活動は、5月、6月、7月、9月、10月、11月、12月、2月、の年8回、第3木曜日の午前中の2時間を目安に、学校で作業しています。まず、在宅依頼したベルマークを番号ごとに仕分けされたケースへ入れていきます。以前は、作業日に枚数を数えてメモに残し、発送時にメモの数を集計するという作業をしていましたが、間違いが多かったため、現在では、ほかの学校でも実施されているように点数ごとに10枚ずつセロテープやホチキスでまとめる作業へ変更しました。10枚にまとめたベルマークは、使用しなかった前年度のベルマーク整理袋へ入れていきます。点数の種類が多いキユーピーや湖池屋のベルマークなどは、さらに点数ごとにベルマーク整理袋に入れておきます。

 さらに、プリンターインクカートリッジの回収は、ベルマーク回収の際に呼びかけていますが、年に数回、直接学校に持ってきてくださる保護者の方や近隣の方もいらっしゃいます。インクカートリッジは、ベルマーク同様、活動日までに職員室にある回収ボックスに入れてもらい、2~3名の委員でその都度、各メーカーに分けて大きめの衣装ケースに入れて保管しています。インクカートリッジがいっぱいになったら箱詰めしていきます。この作業も、活動日に2~3名で作業しています。以前は、そのまま分けずにおいていたため、いざ箱詰めにする時は時間がかかり、活動日以外に集まったりして作業していました。改善した結果、活動日の範囲内で作業することができるようになりました。

 ベルマークの発送作業は年2回(7月、12月)を目標とし、集計作業は、前の月の活動日から始めています。委員全員で古い整理袋から新しい袋へベルマークを移しながら、点数と枚数を書き入れていきます。そして、委員長や副委員長が中心となり2~3名で集計作業と送り状の作成を、次の活動日の2回にかけておこないます。あくまでも目標のため多少、時期がずれたりしますが、脱退した会社がある場合は、脱退した会社の有効期限内にベルマークを発送し、無駄がないよう心がけています。しかし、集計作業は、10枚にまとめたベルマークのみとなり整理しきれなかったベルマーク、10枚に満たない点数や会社のベルマークが、ケースの中に残ってしまうことが課題の一つとなっています。

 2013年度は、10万点を集めて県内で10位という好成績となりました。昨年度は、少し発送時期がずれたたため、残念ながら、県内トップ20の中には入れませんでしたが、

一昨年度と同じ10万点を集めることができました。定期的に回収していることが、収集への意識の高さに繋がっているのかもしれません。本校は昭和60年からベルマーク活動に参加し30年目となりました。今まで、ベルマーク運動に関わってきた方々やベルマークを集めて下さった一人一人に感謝し、これからも、子供達が楽しい学校生活を過ごせるように少しでも協力していきたいと思います。また、来年度は創立140周年を迎えます。来年度に向けベルマーク預金で記念に残る物をと使い道を検討中です。さらに、商品購入により他の学校への支援活動に少しでも貢献できればと思います。以上で豊田小学校の発表を終わります。ご清聴ありがとうございました。

  

=弘前文化センター中会議室

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