ベルマーク運動説明会 6月5日(金)福山(広島)


(2015/06/15)印刷する

尾道市立日比崎(ひびざき)小学校

松崎葉子さん、楫賀庸雄(かじか つねお)さん、松木恵さん(左から)

回収担当は5・6年生24人の「ベルマーク委員会」

 「日比崎小学校PTA ベルマーク活動の取り組み」について発表します。
 日比崎小学校は、昭和28年4月に開校し、今年で62年目となります。
 現在の児童数は668名と、尾道市内では2番目に児童数が多い学校となっております。
 校区内にはマンションが多く建ち、新興住宅地も出来ており、また近隣には大型ショッピングセンターのイオンなどがあるため、古い街並みと新しい街並みが混在する地域です。
 平成4年に建て替えた現在の校舎は、当時の児童数300名程度を想定した建物で、小高い場所に建つ時計塔のある綺麗な学校ですが、元々尾道市内で最もグラウンドが狭いうえに、想定の倍以上の児童が通う現状では、校舎・グラウンド共にとても手狭な状況となっています。
 日比崎小学校では、以前から外国語活動の教育に力を入れており、平成21年度には文部科学省「英語教育改善のための調査研究事業」調査研究指定校となり、小・中一貫での英語教育を推進しております。
 昨年度からはタブレット端末やDSなどのICT機器を取り入れ、Skypeを使用しテレビ電話形式で、【母国語が英語で無く、学校で英語を習っている】という同じ条件で、国として英語教育に力を入れている台湾の北園國民小学と、【教科書を使わない 相手の顔を見ながら行う外国語を通しての交流】を授業に取り入れています。
 PTA活動についてですが、保護者と教職員が全員加入しており、加入者全員が各委員会・係会に所属して活動をしています。
 【学級委員会】【交流委員会】【文化委員会】【広報委員会】【土曜教室委員会】【安全委員会】の常任委員会と【環境整備係】【講演係】【ひびっこフェスティバル係】【ええじゃん・灯りまつり係】の係があり、ベルマークについては【文化委員会】が担当しています。
 ベルマ-ク活動は、回収・集計・発送の手順で行っています。
 回収を児童で活動しているベルマ-ク委員そして集計と発送をPTA文化委員会がします。
 ベルマーク委員会は5・6年生の児童各クラス3名ずつ計24名で活動しています。
 PTAの文化委員会は委員長1名、副委員長2名、書記1名、会計1名、教職員3名と各クラス1名ずつの委員(現在21名)計29名で活動しています。
 4月下旬に全家庭にプリントを配布します。
 1枚は、ベルマーク収集のご協力をお願いするプリント、もう1枚はベルマ-ク財団から送られてくる一覧表です。
 毎月10日前後に担任から児童ひとりずつにベルマ-ク回収袋が配られます。家庭で集めたベルマ-クを入れて学校に持ってきてもらい、各クラスに設置してあるベルマ-クボックスへ各自袋から出して入れてもらいます。そして5・6年生で活動しているベルマーク委員が担当の教室からボックスを回収します。
 児童のベルマーク委員会は、毎月1回 月曜日の6時間目に行われています。
 集められたベルマ-クの周りをきれいに切り、番号ごとに紙コップに分けていきます。
 仕分けたベルマークを、01~99のように書かれた封筒に入れます。
 この後、封筒はPTA文化委員会に届きます。
 委員会では、反省・改善案などを児童たちが話し合って、問題点をベルマーク委員全員で共有しています。
 児童のべルマーク委員会の時間だけでは、切ったり、分けたりすることが出来ない場合もありますので、その時は休憩時間に手分けして作業しています。
 PTA文化委員会の活動内容としましては児童のベルマーク委員から届いた番号別の袋を、委員長がPTA文化委員に100円ショップで買ったビニールケースに分け、委員の児童に自宅に持って帰ってもらいます。自宅で点数別に集計し、B5のコピ-用紙に糊・セロハンテ-プ・ホッチキスで貼り付け作業をして枚数を数えて記入してもらいます。B5のコピ-用紙にしたのは、二つ折りにするとベルマ-ク財団に発送する袋に入りやすいからです。
 それをまた児童が学校に持ってくるという仕組みにしています。
 B5コピ-用紙と糊・セロハンテ-プ・ホッチキスの芯は、4月中旬第1回の文化委員会の時に渡しています。
 インクカ-トリッジは校舎玄関前に設置し、児童が持ってきたり保護者が参観日等で学校に来られた時、気軽に回収できるようにしています。
 年に2回、主に9月と2月に、委員全員で学校に集まりベルマ-ク集計作業をしています。
 貼り付けしてもらったベルマ-クの全てをベルマ-ク財団から送られてくる番号別の袋にまとめます。入りきらない番号のベルマ-クは、B5の茶封筒に貼り付けています。
 以上が、ベルマーク活動の手順です。
 年2回、文化委員会全員で集まった時に発送作業もしています。
 インクカ-トッリジは委員長・副委員長で会社別に仕分けし、箱がいっぱいになると発送をしています。
 地域との連携についてですが、日比崎小学校から徒歩5分の所にある商業施設イオンにも回収箱を設置させていただいています。回収は買い物に行ったときなどに行っています。
 そして、卒業生の保護者の方々のご協力もかかせません。
 お勤め先のベルマークをもらったからと連絡をいただいたり、年一回、学区内の飲食店にいただきに行ったりなどいろんな方にご協力を頂いています。
 課題と目標についてですが、課題としては、自宅で貼り付け作業を行う場合、小さいお子さんがいる家庭や忙しい保護者の方でも、都合のいい時間に無理せず作業ができる良い点もありますが、たまに回収できなくなる場合もあるという悪い点もあります。みんなの気持ちのこもったベルマークですから、あってはならないことなので、それが一番の課題です。
 今までに学校用テント・バレ-ボール・ハ-ドル等たくさんの物を購入しましたが、昨年度より児童のベルマーク委員会では「めざせ!!グランドピアノ」で頑張っており、購入にむけてポイントをためています。
 現在のポイントは約37万点で、まだまだ先は長いですが、子供たちは目標にして頑張っています。
 これからも地域の皆様、先生方児童保護者の皆様の理解と協力に感謝し、ベルマ-ク活動を続けていきたいと思います。

  

=広島県民文化センターふくやま 地下1階文化交流室

ベルマーク商品

中ザラ糖1㎏

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中