ベルマーク運動説明会 6月4日(木)横浜②


(2015/06/15)印刷する

横浜市立三ツ沢小学校

鈴木由香さん、澁谷武夫さん、久保紀代美さん(左から)

地域内12カ所に収集箱、4月からは自治会も協力

 こんにちは。横浜市立三ツ沢小学校PTAです。よろしくお願いいたします。

  

 まずは、三ツ沢小学校を紹介させていただきます。学校規模は、児童数778名、各学年3~4クラスあります。横浜駅からほど近いのですが、下町風情が残る地域です。今年度で創立82年を迎えます。地域の方の多くが卒業生であり、祖父母の代より三世代がこの学校で学んだという方もいて、保護者の中にも卒業生がたくさんいます。地域全体で子供たちの成長を見守ってくださっています。

  

 例えば、通学路では毎日地域の方が子供の登下校を見守ってくださっています。年2回実施している『全校ふれあい地域清掃』では、地域の方と児童が一緒に通学路を清掃します。他には、校内のほたるドームでの『ほたるの愛育活動』も、地域の「ほたるの会」の皆様と児童が共に活動しています。これらの活動には、小学校の卒業生やPTAのOBOGの方も数多く参加してくださっています。

  

 PTA組織は、本部役員・校外指導委員会・1~6学年委員会で構成されています。この中で、ベルマーク活動は本部役員を中心に1~6学年委員会と一部の校外指導委員が協力して行っています。

  

 次に、本校のベルマーク活動の紹介をいたします。ベルマーク収集活動は、ベルマーク運動が始まった翌年の昭和36年に始まり、今年で54年目となります。累計点数は平成24年2月時点で800万点にも達しました。

  

 私たちのベルマークへの取り組みを紹介いたします。収集しているベルマークは次の三種類です。一つ目は、協賛会社の商品についているベルマークです。各家庭と地域の方々のご協力をいただいています。二つ目は、テトラパック紙容器です。こちらは学校給食の牛乳パックと各家庭からの協力です。三つ目は、プリンターのインクカートリッジ・トナーカートリッジです。こちらは各家庭からの協力です。

  

協賛会社のみなさんがステージにずらり

 次に、それぞれの収集方法を説明します。まずは、各家庭で収集しているベルマークの回収と集計方法を紹介します。各家庭からの回収は、6月・10月・1月の年三回実施しています。6月に専用の収集袋とベルマーク一覧表・ベルマーク収集についてのおたよりを、全児童に配布します。

  

 次に、各クラスに「ベルマーク通い袋」を準備します。この中には収集したベルマークを企業番号ごとに仕分けるための小さな仕分け袋が入れてあります。まず、収集月の初めに担任の先生が「ベルマーク袋」を全児童に配ります。各家庭で、収集したベルマークを「ベルマーク袋」に入れます。児童は10日までに「ベルマーク袋」を担任の先生に提出します。担任の先生は、クラスの児童の「ベルマーク袋」を「ベルマーク通い袋」に入れます。10日の帰宅時、各クラスのベルマーク当番の学年委員のお子さんに「ベルマーク通い袋」を預けます。それを受け取った保護者が企業番号ごとに仕分け、「ベルマーク通い袋」の中の「仕分け袋」に入れます。

  

 17日頃までに、PTA会議室で3つの作業を行います。一つ目は、仕分けたベルマークを企業番号仕分け箱に入れます。次に「ベルマーク袋」の収集月の欄にベルマークのスタンプを押します。最後に、空のベルマーク袋と空の仕分け袋を「ベルマーク通い袋」に再び入れて次回の収集に備えます。ご家庭での仕分け作業は1時間程度、PTA会議室での作業は30分程度で終了します。

  

 集計作業は1~6学年委員会にお願いしています。各学年に10企業程度を割り振っています。作業に参加する人数は、毎回8~10名程度です。時間は1時間程度で行われています。集計結果は本部役員が確認後、発送手続きを行います。

  

 「PTAだより」には「ベルマークニュース」のコーナーを設け、廃止や新規加入の企業のお知らせやご協力いただいた収集点数を皆さんにご報告しました。

  

 次に、地域で収集しているベルマークについてご説明します。

 昨年度は、学区内の店舗や公共施設12カ所にベルマーク収集箱を設置させていただきました。自治会館・地域の商店・コンビニエンスストア・郵便局・スポーツセンターなど、地域の皆様が日々訪れる場所です。どちらの方々も、気持ちよく収集箱を置かせてくださっています。ベルマークの収集は、年に数回PTA役員が行っています。一部の地区では、地域の方から託されたベルマークを校外指導委員が学校まで届けています。

  

 収集のお願いや収集点数の報告は、回覧板を通して地域の皆様にお伝えしています。そんな中、地域の自治会長さんよりベルマーク収集箱の設置の申し出を頂き、早速今年4月より収集を開始していただいています。このように、地域全体で子供たちを支えてくださっています。

  

 テトラパック紙容器も収集しています。まずは、各家庭からの収集についてご説明します。学校の昇降口の付近にテトラパック専用の収集箱を設置し、1年中収集しています。中にはテトラパック社以外の紙容器を持参されるケースがあったので、ベルマークだよりであらためてお知らせしたところ、他社の紙容器はほとんどなくなりました。

  

 次に、学校給食の牛乳パックです。こちらは、テトラパックの中でも大きな力になっています。収集の方法についてご説明します。まず、給食で飲み終えた牛乳パックを児童が開きます。開いた牛乳パックは、給食当番が1枚ずつ水洗いしクラスごとに乾かします。各クラスの給食当番が、乾いた牛乳パックをリサイクル委員会の児童が待つ回収場所へ届けます。リサイクル委員会の児童が担当の先生と一緒に、乾いた牛乳パックを専用段ボール箱に詰め込みます。段ボール箱がいっぱいになったら、リサイクル委員会の児童が段ボール箱ごとPTA会議室に運びます。これらのテトラパックは各家庭から収集したものと合わせて、PTA役員がテトラパック社へ送付しています。

  

 最後にインクカートリッジ・トナーカートリッジの収集についてご説明します。テトラパック紙容器の収集箱と同じ場所でインクカートリッジを収集しています。こちらも1年中収集しています。中には互換品を持参されるケースもあったので、ベルマークだよりにてお知らせしたところ、現在は互換品が届くことは少なくなりました。

  

 このように、三ツ沢小学校ではベルマーク委員会など専門委員会はございませんが、PTA本部役員を中心に、学年委員・校外指導委員の協力のもと、一人一人の負担は少ないながら、多くのベルマークを収集できています。ベルマーク活動は、地域の皆様と学校と保護者の温かい支えと協力とともに、無理なく続けていける活動である事が大切だと思います。

  

 PTA役員は皆様にご協力のお願いをするとともに、感謝の気持ちを伝える活動をしてまいりました。小さなことからコツコツと、そんな活動であり続けたいと思っています。
ご清聴ありがとうございました。

  

=神奈川県立青少年センターホール

ベルマーク商品

プチチョコチップ

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中