ベルマーク運動説明会 6月5日(金)宇都宮


(2015/06/08)印刷する

宇都宮市立石井小学校

(前列右から)渡邊尚子さん、豊嶋雪子さん、斉藤由紀子さん、
(中列右から)照内敦子さん、福羅智代さん、西宮洋美さん、
(後列右から)長木美子さん、鈴木尚子さん、森富美代さん

PTA室廊下に新聞記事を張り出し、情報共有

 こんにちは。宇都宮市立石井小学校の厚生部です。本日は、このような場で私たちの活動内容を発表する機会をいただき、光栄に思います。

 少しでも皆さんの活動の参考になれば、嬉しく思います。

 宇都宮市立石井小学校は、峰小学校分校から名称を変えて昭和45年4月に開設し、平成26年2月には新しく屋内運動場も完成しました。

 創立45周年を迎え、≪きたえる≫ ≪考える≫ ≪助け合う≫ をモットーに、児童数708名、PTA会員数542名の、とても活気にあふれた学校です。

 宇都宮市の中心地から東へ5キロほどの距離ですが、周辺には田園風景が広がり、春になると、田んぼに手を入れ、カエルやオタマジャクシを捕まえようとはしゃぐ子供たちをたくさん目にします。

 私たち厚生部も、学校の雰囲気と同様に、とてもにぎやかです。

 昨26年度、部員数は私たち役員も含め、全員で77名。活動日には約50名が参加し、ママたちならではの情報交換の場ともなっています。

 毎年5月に最初の部会を開き、翌年2月まで、ほぼ毎月1回、部会を開いています。部員数も多いため、連絡手段として、封筒を利用しています。

 封筒には年間の活動予定日を記入した所定の用紙を貼り付け、記名してもらいます。

 封筒の中には、部会の案内やお知らせを入れて、先生方にご協力していただき、児童を通して、部員のもとに届けられるようになっています。

 部員からの返送も、児童・先生を通して、職員室内のPTA専用箱に集められるようになっています。

 私たち厚生部はオレンジ色の封筒を使用しますが、その他の専門部では、水色やピンクなど、それぞれが違う色の封筒を使って区別化しています。

 ベルマークを回収する際も、封筒を使っています。こちらの封筒は、学用品を購入するときの申し込み用封筒の残りを利用して、児童たちが作ります。所定の用紙を封筒の前後に貼り付け、クラスと名前を記入して完成です。可愛らしいイラストが描かれているので、低学年の児童たちはそれぞれに色を塗り、絵を書き加えるなどして、私たちの目を楽しませてくれます。

 回収用の封筒を配布すると同時に、厚生部からPTA会員の皆さんにプリントを配布します。ベルマークを集めるにあたって、切り取り方を記載したプリントです。

 回収袋は、厚生部担当の先生に配布をお願いし、回収箱に集めていただくようにしています。

 小さいガムの包装紙はマークが小さいので、そのままで、またマークが大きめのものは余白を5ミリほど残して切ってから回収袋に入れてもらうよう、お願いしています。

 部会のある月の1~5日を回収日としています。ベルマークを持ってきてくれた児童の封筒には、毎回スタンプを押しています。5月の1回目の部会では、ひとりひとり簡単な自己紹介をします。その後で、集計・発送作業に入ります。

 初めてベルマークの作業活動に参加する方も多くいるので、集計・発送作業を通して“企業ごとに分けること”“同じ協賛会社のマークであっても、商品によって点数がさまざまあること”“マークがたくさん集まることで、まとまった点数を獲得できること”

 などを実感してもらえると考えたからです。

 私たちの部では、キユーピーや湖池屋など、袋についている比較的薄いマークは、同じ点数ごとに10枚ずつ、ホチキスで止めています。ソントンやクレラップなどの厚紙製のマークは、同じ点数ごとに10枚並べてセロハンテープでリボン状に貼りあわせて集計し、発送用の袋に入れていきます。

 発送作業を通して、ベルマークの点数が預金になるまでの全体的な流れを実感してもらうことで、その後の仕分け作業はとてもスムーズです。

 仕分け作業の際は、部員数が多いため、2学年ごとに時間を振り分け、毎回混雑しないようにしています。

 また、作業中はさまざまな食品トレーが活躍します。缶入りクッキーの仕切りトレーをはじめ、氷アイスのカップ、プリンやゼリーのカップ、充填豆腐の容器をフル活用しています。

 それぞれのカップに企業ごとに仕分けしてから、専用の整理棚に移します。

 集まる量の多いベルマークは、カップに仕分けすることで、整理棚に移すときもスムーズです。引き出して,カップをひっくり返して、バサッと! 片付けてしまっておくときも、重ねて収納! 場所を取りません!

 整理棚に集めたベルマークは、発送作業の前に、企業ごとにジッパー付きの袋に詰めてスタンバイします。その際に、発送用の袋も一緒に入れておきます。

 毎年、5月に発送作業、6・7・9月に仕分け作業、10月に2度目の発送作業と仕分け作業を行い、11月はPTA行事があるため作業は休みします。12・1・2月に仕分け作業を行い、次年度の発送準備をして、1年間の作業を終えます。

 それに、とても嬉しいことに、厚生部のOBが毎年、仕事などで使用したインクカートリッジやトナーカートリッジを寄付してくれています。年に1、2回連絡をいただき、役員同士で打ち合わせ、数人で引き取りに伺っています。

 PTA会員から集めたカートリッジと合わせて、25年度は1471個発送し、1万8380点、26年度は1578個発送し、2万3910点と、たくさんの点数を獲得することができました。

 小学校の敷地内にある地域コミュニティセンターにも、ベルマーク回収箱を設置させていただいています。地域の方々が集めたものを回収箱に入れてくださっています。とても嬉しく思っています。

 また、私たちが普段活動しているPTA室の廊下に、展示スペースを作っていただきました。ベルマーク新聞に掲載された記事の中から、PTA会員の皆さんに知っていただきたい情報を掲示することができるようになりました。

 ちなみに、イオントップバリュと浄水器のブリタが新たに協賛会社に加入したニュースと、森永乳業がマークを付ける商品をバターからクリームチーズのフィラデルフィアに変更するお知らせを掲示しました。

 厚生部だけでなくPTA会員の方々に広く、いろいろな情報を知っていただけるようになりました。

 26年度は合計で10万38点を獲得することができ、黒板消しクリーナーを8台購入しました。24、25年度に続いて購入することで、全部で26台がそろい、通常教室の全てに新品のクリーナーを設置することができました。

 誠にありがとうございました。児童や先生方にも、とても喜ばれました。

 ベルマーク運動は、私たち厚生部だけでは成り立ちません。

 先生方にもお手伝いいただき、また、児童を介して保護者の皆さまに協力・参加していただいて始めてできる活動です。さらには、地域の方々にもご理解・ご協力いただいているからこそ、成り立っていくのだと感じています。

 22年度には累計500万点を達成し、26年度においては累計約540万点を数えるまでに至りました。

 これからも、児童や学校の活動に少しでも役に立てればと考えています。

 また、私たちが品物を購入することで、へき地の学校や災害に遭った学校に少しでも貢献できることを、心より嬉しく思います。

 最後まで、ご清聴ありがとうございました。

 以上で、石井小学校の活動発表を終了したいと思います。ありがとうございました。

  

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

  

(パワーポイントを使って説明)

=栃木県総合文化センターギャラリー棟3階会議室

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