ベルマーク運動説明会 5月28日(木)堺
(2015/06/08)印刷する
堺市立登美丘西(とみおかにし)小学校 PTA文化委員会のみなさん |
|
ホップ・ステップ・ジャンプで燃えた3年間
おはようございます。私たちは3年前初めてこのベルマーク運動説明会に参加し、帰りの車の中で、3年後は私たちがこの場で発表できるように頑張ろうと、異常に熱くベルマーク運動に燃えた、登美丘西小学校の、ベルマークを担当している文化委員会のゆかいなメンバーです。
無理なく・楽しみながら・目標にこだわった・私たちの活動をご紹介させて頂きます。
初めに学校紹介をさせていただきます。
私たちの登美丘西小学校は、明治5年、日本で初めて小学校という制度ができた年に設立され、今年で143年目を迎える歴史ある小学校です。当時の写真が残っていました。こちらです。
⇒登西初期の校舎
また、3年前には140周年を記念し、今はやりの、ゆるキャラを子ども達から募集したところ、このような、『とにぴぃ』という桜の妖精のようなキャラクターができました。
⇒とにぴぃの写真と140周年の写真
こちらが現在の登美丘西小学校です。
この写真は、140周年の際に撮った空中写真です
現在は、584名の児童が在籍しています。
⇒PTAの組織図
当校のPTAは、会長・副会長・書記・会計からなる本部役員9名のもと、本年度よりクラス委員を学年委員とし、クラスにこだわらずに学年で9名、計54名の学年委員が保健環境委員会・文化委員会・校区安全委員会の3つの委員会に分かれて活動しています。
それでは、 私たちのベルマーク活動について発表します。
最初にもお話ししましたが、3年前にはじめてベルマーク運動説明会に参加し、他の学校と比べ、何も工夫や努力をしていなく、年間のベルマーク点数は6万点くらいでした。
急に方針を変えては、負担が増えるので『ホップ・ステップ・ジャンプ』と3ヵ年計画を立て、まずは好事例校の良いところを取り入れることから始めました。そして、3年後には発表するぞ、を目標にしました。
★ホップ★
1年目のホップですが、学校・子ども・家庭への意識づけでした。
⇒ホップの画面
全員が意識して取り組めるよう、「年間目標の設定」を子どもたちのベルマーク委員会で話し合い決めました。
子どもたちは、各担当のクラスへ行き、手作りのポスターを使い、ベルマークやテトラパックの説明をし、子どもたち同士でも意識を高め合っています。
⇒奉仕委員会の写真
1年目の目標は17万点と決まりました。この数字は今までより10万点程高い目標となりかなり難しい目標でした。
⇒回収日の定着
次に回収日が決まっていなかったので毎月1日をベルマーク回収日と決め定着させました。
⇒回収袋(この袋は今年度のですが…)
回収方法もバラバラだったので、回収袋を作成し、そこには、年間の目標や回収日、ご褒美スタンプ欄も設けました。
次に、導入していなかったテトラパックの回収にも、とりかかりました。
テトラパックで最初にあがった問題点が、学校側から洗い漏れなどがあったりすると、嫌な臭いがしたり虫がきたりと衛生面に問題が出るのではと、なかなかOKがでませんでした。そこで私たちは、テトラパックの回収日を第二木曜日と決め、その日をお母さんたちの、委員会の日とし、子どもたちが自宅から、朝持ってきたテトラパックを2時間目の20分休憩の時間を利用し、自分の子のクラスに回収に行ってもらいました。そして、その日のうちに、日本テトラパック社さんへ発送するようにしました。
衛生面も問題なく、お母さんたちにも、参観以外にも普段の子どもたちの学校生活がのぞけると大変好評です。
⇒ウエルカムボード
次にテトラパックの回収で工夫したのが、子どもたちに楽しんで運動できるようにと、登西のこどもチーム 対 先生と地域合体チームとのテトラパック回収対決を毎月行いました。
回収した翌日には、玄関にあるウェルカムボードに今月の結果発表を校長先生の似顔絵で発表しました。子どもたちも勝った月なんかは、それを見て「やったと!!」と喜んでいました。
⇒森校長の似顔絵⇒本人写真
これは、余談ですがこの似顔絵の校長先生の実物はこちらです。似てませんか?(笑)
⇒手紙二枚
あとは、とにかく常に目標へのこだわりを持ってもらうために、月に一度手書きのお手紙を発行しそこには、目標に対しあと何点や、こんな商品についてますよ、とか、テトラパックの集め方などいろいろイラストで子どもたちが読んでも分かりやすいお手紙にこだわりました。
⇒ホップ最後「とにかく目標に…
とにかく目標にこだわり、呼びかけを徹底した一年でした。
★ステップ★
⇒自治会への手紙
次にステップとして二年目の年には、地域への呼びかけに力を入れました。
校区の自治会の定例会で、自治会長さんたちが集まる集会に参加し、ベルマークやテトラパックの説明をさせてもらい、地域の方には回覧板を通して活動へのお願いのお手紙を定期的に入れさせてもらいました。
⇒テトラの山
うれしい事に地域の方の職場より、大量のテトラパックを頂けることになりました。
⇒菊ちゃん手紙
しかし、またこの頃から問題が出てきました。
たくさん集まることは良い事なのですが、文化委員会のメンバーだけでは、処理するのに手が足りなくなりました。そこで、ボランティアさんを募集したところ
⇒ボランティアさんの写真
毎月たくさんのボランティアさんがこのようにお手伝いに来て下さるようになり、山積みのテトラパックもこの通りにためずに送ることができるようになりました。
⇒目標達成の手紙
地域の方と、保護者ボランティアの方の協力もあり2年目の目標の20万点を達成することができました。
⇒感謝状
あと、運動していくうえでお願い事ばかりではなく、必ず節目節目では感謝の気持ちを持つ大切さを養うために、子どもたちの手書きの感謝状を、普段回収箱の設置などでお世話になっている、近隣スーパーや幼稚園・保育園などに、お届けしています。
⇒活動、写真色々
年々ありがたいことに、ベルマークの輪が広がり、最近では新年度に行われる、クラス委員決めのアンケートでは、ベルマークの文化委員なら引き受けるという、保護者の方も増えてきています。
他の委員会とは違い、同じ場所で作業をしながら、異学年のお母さんとも交流をもつことができるのもベルマーク運動のひとつの魅力だと思っています。
⇒段ボール写真コメント
最近では、月一回のテトラパック回収で50キロほど集まるようになりました。
★ジャンプ★
つぎに、3年目の年のジャンプは、目標達成と継続です。
子どもたち、先生、保護者、地域が一丸となり、目標にこだわった結果、なんと年間ベルマーク点数、2年連続 堺市で1位・大阪府で2位という実績を残すことができました。
目標にこだわり続けた、結果だと思います。私たちの目標のなかには、もちろん点数が一番ですが、その他にもありました。
それは、このベルマーク運動を自然と学校生活の一部とし、誰が引き継いでも続けていける無理のない体制づくりです。
3年かけて活動報告をまめに行った結果、今ではボランティア部もでき安心して引き継いでいける体制となりました。
最後に、ベルマーク活動をとおして
⇒ベルマークをとおして
子どもたちと一緒に目標を達成するという、こだわりと、喜びを学んでいます。
また、継続するという大変さと感謝の気持ちも大切にしていこうと思っています。
⇒ご清聴ありがとう…
ご清聴ありがとうございました。
=サンスクエア(堺市立勤労者総合福祉センター)サンスクエアホール