ベルマーク運動説明会 5月29日(金)山口


(2015/06/05)印刷する

岩国市立東(ひがし)小学校

保坂正子さん、倉澤愛弓(あゆみ)さん、千葉ひろみさん(左から)

ベルマークの仕分け方法、「YouTube」にUP

 本日は「ベルマーク活動の近代化にむけて」というテーマでお話を進めさせていただきます。近代化ってなんなの? と思われる方もいらっしゃると思いますが、要するに、初めての方でもインターネットやスマホを使えばベルマークの仕分けの方法がわかりやすくなる、ということです。

  

 まず、これからの内容ですが、
①岩国市の説明
②岩国市立東小学校の沿革(スマホの音声検索の活用含みます)
③東小クラブの活動内容
④ベルマークの集計作業
⑤ベルマークの使い道と今後の展望
以上の項目となっております。

  

仕分け方法を「YouTube」にUP
こちらもご覧になれます
部会ベルマーク仕分け
部会ベルマーク苺パック

 岩国市は山口県東部、広島県との県境に位置する歴史ある城下町です。さて、みなさん、日本の三大名橋といわれているのはどの橋かご存じですか? まず有名なのは長崎にある「眼鏡橋」ですね。そして東京の「日本橋」も知らない方はいらっしゃらないかと思います。

  

 そして、最後の1つ、それがわが岩国が誇る「錦帯橋」なのです。こちらは2004年に26億円かけて架け替えされたといわれ、すぐ横にはテレビでも紹介された「日本一種類の多いソフトクリーム屋さん」があり、年中観光客でにぎわっています。また、きれいな水に恵まれ、かの有名な「獺祭」をはじめ、「五橋」「金冠黒松」「雁木」など、銘酒といわれる日本酒の酒蔵が数々あるのも特徴なので、いつも岩国を素通りしている方もぜひ立ち寄ってみて下さいね。

  

 岩国市立東小学校は1941(昭和16)年に設立し、児童数は467名です。「かしこさ、ゆたかさ、たくましさ」をモットーに、学ぶ力と判断力を身に付けた、思いやりのある心身ともにたくましい児童の育成を目指しています。

  

 さて、そこでこの学校はどんな活動をしているの? といった場合に役に立つのがスマホの音声検索です。スマホをお持ちの方、ぜひ出してみて下さい。再来年にはガラケ―が廃止(生産終了)になるとされ、早速、今年からガラケ―の料金でスマホができるガラホというものも発売されています。現在ガラケ―をお使いの方も、将来的には必要になりますので、ご覧になって下さいね。

  

 まずこちらがスマホのホーム画面です。アイコンと呼ばれる画面上の絵のボタンを押すとそれぞれカメラやメールができます。そこで注目してもらいたいのが画面上部の四角い白い枠の部分。こちらは知りたいことを検索するのに、文字を入力できますが、今日は枠の右端にある赤マルで囲んだマイクのボタンをタッチします。実際にやってみます。

  

真剣な表情で説明に聞き入る参加者のみなさん

 「岩国東小学校」(スマホに向かって呼びかける)。すると(音声検索中の)こんな画面が出てきます。そこで岩国市立東小学校のホームページを選択すると、色々な情報が一瞬でわかるようになります。学校のホームページも最近リニューアルして、見やすくなりましたので、ぜひ1度のぞいて見てくださいね。もちろん家のパソコン検索でも見られます。

  

 さて、話は戻りますが、東小学校のPTA活動は主に学級専任部、広報部、研修部、地区生活部など5つの部から構成されており、なかでも特徴的なのは「東小クラブ」という、父親中心の団体です。毎年夏に開催される学校キャンプは、敷地内でテントを張り、鮎のつかみ取りや、ゲーム大会、キャンプファイヤーなど本格的なもので、親子揃って良い夏の思い出作りなります。

  

 こちらは、やまめつかみの様子です。幼稚園児の兄弟も参加して、とても楽しく過ごしました。また、最近では秋にテレビ番組の「逃走中」をまねて、父親達が黒背広にサングラス姿で子供達と追いかけごっこをするイベントが開催され、大好評でした。

  

 さて、東小PTAのベルマーク活動ですが、担当は学級専任部という組織で行われています。学級専任部は1クラス2名。現在34名で構成されており、年に3回…7月、11月、2月にベルマーク用の部会を開き、小学校の会議室の中で活動をおこなっています。

  

 ベルマークの収集にあたっては、小学校内はもちろん近隣のスーパーや郵便局にも協力してもらって地域のみなさまからも集める工夫をしています。小さな子を持つ役員さんもいらっしゃるので、親子一緒に回収のお手伝いもさせています。

  

 それでは早速、学級専任部の仕分け方法について説明したいと思います。まず、全校児童に部会の2~3週間前にベルマークだよりと封筒を配ります。手作りの封筒は数年間使い続けます。毎年4月に新しいクラスに引き継ぎ、大切に使っています。集めた封筒は担任の先生からクラスの役員に持ち帰ってもらい、各家庭で集計作業をします。

 みんなで集まり楽しく活動する部なので、人気の部ではありますが、毎年新しく役員になられる方もいらっしゃるので、今年から動画をYouTubeにアップし、タブレット端末を部会に持ち歩いて見せたり、LINEで送ってスマホで見られるようにしたりと、初めての方でもスムーズに作業できる工夫をしています。実際アップした動画をこれから2分半流しますのでご覧ください。( YouTube内で「ベルマーク 東小」と検索すると、「ベルマーク仕分け方法 東小学級専任部」のタイトルで、見ることができます

  

本番前の準備も整いました

 そしていよいよ部会の日に集計作業に入ります。部会の朝、3役が会議室の前方に長テーブルをセッティングし、番号順にイチゴパックの空容器を並べていきます。部員たちはまず、持ち帰ったベルマ―クを出し、イチゴパックに番号ごとに入れていきます。次に、いっぱいになったイチゴパックを自分の席に持っていき、バラの部分をまとめてから封筒に個数と点数を書き出します。

  

 集計作業は学年ごとに行い、3役は使用済みインクカートリッジの仕分けを中心に作業します。インクカートリッジは点数が高いのと、仕分け方法が特殊なので、去年はポスターを作って学校公開の日に一般保護者にもPRしたら反響が大きかったです。こちらの真ん中のページはベルマーク財団のHPより抜粋したものです。インクカートリッジが仕分けた後どうリサイクルされるかがわかりやすく絵でかかれています。今年は年賀状などでよく使う年末にインクカートリッジについてのお手紙を配布し、少しでも多く回収できるようにしたいと思います。

  

 仕分けしたベルマークやカートリッジは、年に1、2回学校の事務部を通してベルマーク財団に送られます。いままで購入したものでは、体育で使うドッジボールや金管バンドで使うリングバトン、学校だよりなどを発行する広報部のデジカメなどをいただくことができました。去年はプロジェクターを購入し、このような発表の場で活躍していると、先生方に感謝されました。

  

 東小学校がベルマーク活動に参加したのは1961年で今年で54年になります。1985年には累計100万点、2000年には累計200万点に、そして現在、累計293万点を超え、いよいよ300万点を迎える日も近くなってまいりました。

  

 今後は小学校のHPで活動を宣伝したり、年3回発行されている学校新聞「広報ひがし」でベルマーク活動を取材してもらったり、毎年、小学校が出店している地域のお祭りでアピールしたり、ベルマーク便りコンクールに参加できれば……と夢がどんどんふくらみます。

  

 しかしながら、仕事を持つ方も多く、無理なく楽しく積極的に活動できるよう、色々試行錯誤することが課題だと思います。年度終わりの最後の部会をむかえるころには部員のママたちも仲良くなり、ベルマークの仕分け作業も効率よく、お茶とお菓子をいただいて帰るのが毎年の恒例となっております。そんななごやかな雰囲気をこれからも引き継いでいけたらいいなと思います。

 

  

  

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

  

(パワーポイントを使って発表)
=山口市民会館 小ホール

ベルマーク商品

「クノール®ビーフコンソメ」

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中