ベルマーク運動説明会 5月27日(水)北九州


(2015/06/01)印刷する

北九州市立星ヶ丘小学校

小迫美香さん、石松亜希子さん、平山展子さん(左から)

中が見える回収箱、たった1枚でも「ご褒美」シール

 みなさん、こんにちは。北九州市立星ヶ丘小学校PTA平成26年度、学年学級委員会、委員長小迫、担当役員の平山、石松です。このような発表の機会を頂いたことを感謝するとともに、星ヶ丘小学校のベルマーク活動を紹介することで何か少しでも皆様の参考になれば……と思っています。今日はどうぞよろしくお願いします。

  

 星ヶ丘小学校は、今年、開校14年目を迎えました。東に福知山、北に金剛山、西に遠賀川。
 豊かな自然に囲まれた、閑静な住宅街にあります。本年度は21学級、児童数672名です。数年前には30学級ありましたが、そのピーク時に比べると児童数は減少傾向にあります。 それでも北九州市八幡西区の小学校の中では比較的児童数の多い学校です。星ヶ丘小学校の特色はたくさんありますが、その中の一つに朝のあいさつ運動があります。子どもたちは毎朝、握手と元気なあいさつで校門をくぐっていきます。明るく活気にあふれた学校です。

  

 次に星ヶ丘小学校のPTA組織と、ベルマーク収集活動している学年学級委員会についてご紹介します。本校のPTA活動には5つの委員会があり、「学年学級委員会」「家庭教育委員会」「環境委員会」「広報委員会」「健康安全委員会」がそれぞれ特色ある活動を行っています。ベルマーク活動はこの中の「学年学級委員会」が担当しています。創立以来ベルマーク活動も14年目を迎えました。

  

校名にちなんで星のマークをつくってみました

 委員の募り方は、学年末に2年生から6年生までの保護者の中から活動希望者を募る、という方法で行っています。1年生保護者の活動希望者は、入学式の日に呼びかけています。各学年4~5名の委員と委員長、副委員長を含め、全部で35名近くの大所帯です。学年学級委員会はベルマーク収集のほかに、運動会など、学校行事のお手伝いもあり、夏休みなどの長期休暇休業日以外は、ほぼ毎月、なんらかの活動を行っています。

  

 その中で、ベルマーク活動にしぼった活動月をあげると、5月の第1回委員会に始まり、1学期は、あと6、7月。2学期は9、10、12月。3学期は1月、そして最後の反省会を2月に行う計画で、各月第2木曜日を委員会の日に設定しています。お仕事をしながら活動されている方もいらっしゃるので予定が立てやすいように……ということを考えて年間の活動日を、前もって設定しています。

  

 ベルマーク収集の作業の流れは、中身が見える容器の回収箱を各クラスに設置し、各家庭からベルマークを持ってきてもらいます。ここでの工夫点は、回収箱の3方に次のような説明や案内を貼りつけています。
①ベルマークを集めることで、どんなことができるかを紹介して、収集の意識を高める
②回収箱に1枚でも入っていたら、感謝の意を込めたベルマークの「ご褒美シール」を貼り、意欲的に取り組んでもらえるようにすること
③次回収集日の案内 の3点です。

  

 回収日には委員さんの手で、各クラスからベルマークを回収します。この時に、先ほどご説明した、次の収集日を書いたカードを入れ替えたり、ご褒美シールを貼ったりします。回収したベルマークは委員長、副委員長が集約し、各学年でどのクラスが一番多いかを集計します。

  

 集計後は、学期ごとにどのクラスが一番たくさんベルマークを集めたかで、学年ごとに賞状を準備して表彰しています。表彰を行うことによって「少しでもたくさんのベルマークを集めよう!」という、子どもたちの意欲につながれば……と思っています。

  

 回収したベルマークは委員で分担し、流れ作業で仕分け作業を行います。まずベルマークをきれいに切りそろえます。次にそれぞれの協賛業者、点数別にセロテープで止めてまとめます。地道な作業ですが、作業中は子どもたちの様子や学校のことなど、お茶やお菓子をかこみながら、情報を交換したりして話がはずみます。

  

幼児を連れたお母さんも参加しました

 協賛会社、点数別にまとめたものは、委員長と副委員長で点数合計を集計します。最後に協賛会社ごとにまとめて送付用の封筒に入れ、集計表と一緒にベルマーク財団に発送します。

  

 収集に関しては、膨大な量のベルマークをすっきりと仕分けるために、収納法などに工夫をしています。協賛会社ごと、同じ点数ごとにジップロックで分け、仕分けボックスに収納しています。
 その仕分けボックスには協賛会社が一目でわかるよう、それぞれラベルを貼っています。この収納法を工夫することにより、棚に並べた時に整然としていて、とても見やすく効率よく作業を行うことができます。

  

 また、ベルマークの他にプリンターの使用済みインクカートリッジも収集しています。回収日のたびにカートリッジも受け付けていますが、集約・発送は、年賀状などの印刷が終わっている1月末ごろに行っています。余談ですが、カートリッジの集約、梱包時にはエプロン、軍手が欠かせません。頑固なインクが服や手に付着するからです。

  

 そのほかには、ベルマーク便りを発行し、保護者の皆さんに収集を呼びかけたり、回収日をお知らせしたりしています。また、給食時にベルマークニュースを放送委員の児童に読んでもらったりして、どのようなものにベルマークがついているかなどを子どもたちにも知ってもらったりと、広報活動にも力を入れています。

  

 こうした積み重ねや皆さんのご協力により、昨年度は6万2000点を超える点数が集まり、今までの総計は82万8000点を超えるなど、とても有意義な活動となっていることを実感しています。また、今までのベルマーク預金で、平成24年度はテントを購入しました。5月といえども強い日差しの下で行われる運動会では、テントによる日陰のおかげで、全児童に熱中症予防を行うことができるようになりました。子どもたちの健康面にも大きく貢献できたと思っています。

  

 しかしながら、現在、星ヶ丘小学校では、児童数、家庭数ともに減少傾向にあります。そのため、今後の委員会活動も転換期にきている、ということも感じています。昨年度の委員さんたちの感想・反省アンケートから「活動自体のロスを見直し、無理なく、負担なく行っていけるような工夫を……」などといった問題点や反省点が挙がりました。今後もそういったことを少しずつ改善しながら、やって良かった!と思えるような、充実した活動を行っていけるように努めていきたいと思っています。

  

 たかが1点、されど1円…小さな事でも地道にコツコツと積み重ねれば、大きな成果になることを、このベルマーク活動を通し、身をもって実感することができます。これからも、少しでも学校設備が充実し、子どもたちの学校生活が豊かになるよう児童や保護者の皆さんにご協力いただけるよう、呼びかけながら活動を続けていきたいと思っています。

  

*画像をクリックすると、PDFでご覧になれます。

  

(パワーポイントを使って説明)
=北九州市立男女共同参画センター(ムーブ)2階ホール

ベルマーク商品

国産てん菜糖クラフト250g

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中