ベルマーク運動説明会 5月14日(木)姫路
(2015/05/22)印刷する
加古川市立鳩里(きゅうり)小学校 PTA教育環境部部長の曽我部恵美さん、副部長の横治明子さん(左から) |
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「捨てればゴミ、あつめれば宝」台風でも楽しく活動
おはようございます。私たちは昨年度、加古川市立鳩里小学校PTA学級役員にてベルマーク回収を担当しました曽我部と横治です。
無理なく楽しみながらをモットーにして、1年間取り組みました。
今日は私達の1年間の取り組みについて発表します。よろしくお願い致します。
初めに学校紹介をさせていただきます。
鳩里小学校は加古川駅から南へ徒歩約30分の中央部に位置し、周りには大きな幹線道路が走っています。
昔は田畑がたくさんありましたが、今は住宅地となって人口が増加し、全児童数1142名、クラスは39クラスあり、県下上位に入るマンモス校です。
また、教職員64名、専門的な知識をもったSA(スクールアシスタント)、SC(スクールカウンセラー)、養護(おたすけマン)の教師も2名など……多様な価値が存在し充実し豊かな心を持ち自ら考え学び続ける子の育成を教育目標とし、子どもたちは毎日元気いっぱいに過ごしています。
今年、鳩里小学校は創立40周年を迎え、児童会では
「い」・・・いつもなかよくするために
「じ」・・・じぶんがされていやなことはしません
「め」・・・いじめをみてみぬふりはしません
「ゼ」・・・ぜったいにインタ―ネットをひとをきずつけるどうぐにしません
「ロ」・・・6ねんかんずっとひとのいいところをみつけます
と宣言しがんばって取り組んでいます。
PTA構成はこの図の様になります。
学年役員は6つの部から成り立っており、ベルマークを担当するのは教育環境部です。
私たちの活動について発表します。
鳩里小学校のベルマーク回収作業ですが、まずベルマークを集める封筒を毎月、月初めに各クラスの先生から児童へ配っていただきます。各家庭でベルマークを入れ、ベルマーク委員会の児童が集め、同時にインクカートリッジとテトラパックの回収をしてくれます。
回収したベルマークを、ベルマーク委員会の児童で、20種類の番号ごとに分けていきます。
『捨てればゴミ、あつめれば宝』をスローガンに、ベルマークをたくさん持ってきてもらえるように、1年間、集会や放送で呼び掛けてくれます。
ここからはベルマーク担当の12人のPTA保護者が主になり、整理・集計を行います。
ベルマーク整理は月1回あります。約2時間半の作業になります。
1週間前には、ボランティアの呼び掛けのプリントを配布し、当日、私達ベルマーク担当のPTA保護者とボランティアの方と一緒に、まだ仕分けされていないベルマークを同じ会社名、同じ点数をだいたい同じ大きさにハサミで切り、カップ麺の出荷用プラスチック容器にひとつひとつベルマークを分けて入れます。
そして、集計しやすいように、10枚単位で、ホッチキスや、セロテープでとめ、それを会社名の書いたジッパーの大袋に入れておきます。
量が多くて、時間内に整理できない時は、分担し、家へ持ち帰り、翌月の整理日までに小分けしておきます。
ベルマークの集計ですが、年間3回(7月、12月、3月)ジッパーの大袋に入れておいたベルマークの枚数、点数を計算し、会社別の封筒に記入し、送り状に転記します。
この作業を会社ごとに繰り返します。
集計したものを大きな袋に入れてベルマーク財団へ発送し、完了です。
学校や児童生徒の関わり方・協力姿勢としては、特に目立った活動は行っていませんが、各児童、保護者の方、先生方のベルマーク収集への取り組み姿勢が高く、卒業生から学校宛てにベルマークの入った封筒が送られてきたりと、たくさんの協力があり集まりました。
私自身も、このベルマーク担当に関わるまでは、ベルマークの事を意識していませんでしたが、担当になってからは、購入した商品にベルマークが付いていないか、気を付けて確認をするようになり、家族もベルマークが付いている商品を見つけると、『ベルマークあった~!!!』などと言いながら、みんなで楽しく集めています。
平成26年度の成果は一人一人の意識が高く、ベルマークの点数は18万7249点でした。
この集まった点数を学校で使うものに交換してもらえるのですが、児童にアンケートを取り、先生と相談して品物を決めて購入します。
そして今回は、
①電子ホイッスル 2個
②ミニソフトバレーボール 20個
③ミニコンプレッサー 1個
④ワイヤレスマイク 2個
⑤乾湿両用型掃除機 1個
のお買い物をしました。
一生懸命、子ども達、保護者の方、先生方が集めたベルマークが、品物に変わって学校生活に役立っていると思うと、やりがいを感じます。
また購入した商品の代金の一割が、へき地学校や、災害被災校などの支援に当てられている為、ベルマークを集めることは、ボランティア活動に参加していることになります。
この1年間、役員を通してベルマーク整理・集計に参加して思った事は、もちろん子どもの為、ボランティア活動でもありますが、保護者の交流でもありました。
活動日の日は何故か雨の日も多く台風の時もありましたが、そんな時でもボランティアの保護者の方がとてもたくさんお手伝いに来て下さり、みんなでいろいろな情報交換もしっかり進められ、和気あいあいな雰囲気でできました。
ベルマーク活動は学校や家庭、地域のたくさんの協力で目標に到達できるものであり、今後も必要な活動だと思います。
ご協力していただいたみなさまに感謝しながら、今後もベルマーク活動に関わっていきたいと思います。
御清聴ありがとうございました。
(スライドを使って説明)
=姫路市市民会館2階大ホール