ベルマーク運動説明会 5月14日(木)千葉


(2015/05/22)印刷する

市原市立ちはら台桜小学校

長島昌子さん、山川めぐみさん(左から)

児童のベルマーク委員会も発足、一緒に活動

 ちはら台桜小学校は市原市の北東部に位置し、ニュータウンが千葉市と市原市の両市にまたがっています。

 地名の由来はそれぞれの市から一字ずつとり漢字で「千葉の千・市原の原」とし、表記はひらがなの「ちはら台」となっています。

  

 桜小学校という名前の通り、春になると学校の周りは淡い桃色の桜が咲き誇り、秋になると学校に隣接している遊歩道から隣の公園までイチョウの鮮やかな黄色いじゅうたんが広がります。

 学校の周りには住宅が軒並み建築されており、開校6年目の今年は新1年生を118名迎え751名で新年度をスタートさせました。

 開校時に近隣住民から募集した小学校の校章は、内側に桜を配置し、地域の5番目の学校の開校にあたり、地域とのつながりの大切さを表すために周りに人の形を配置しており、児童は「さくらっ子」の愛称で呼ばれています。

  

 それでは私たちの活動を紹介させて頂きます。

 ベルマークを担当しているのは各クラスから1名ずつ選出された保護者が行っており、学級部という組織で構成されています。

 メンバーは部長・副部長を含め26名で活動しています。

 5月に年間予定を伝え4班に分かれ年間4回作業します。

 また、ベルマーク作業の他に牛乳のテトラパックの回収を年9回行っています。

 ベルマーク作業当日は学級部員6名程度では仕事がはかどらないので、新1年生の保護者やボランティアの方にもお手伝いをして頂いています。

  

 作業当日の1週間程度前に全校にお手紙を配布し、回収のお願いをします。

 お手紙にはベルマーク運動の意義やマークの切り方、インクカートリッジがベルマーク点数になることを伝えています。

 前日には教頭先生から全保護者宛に一斉メールを送信してもらいます。

 ベルマークを提出するときは各自封筒に、クラス・名前・提出枚数を所定の用紙に書いてもらい、学級部の作業前日に提出してもらいます。

  

 学級部作業当日には、財団から頂いた協賛企業一覧を切り取ってフルーツが入っていた空きケースに貼り、その中に集めたベルマークを仕分けします。

 午前中の2時間程度の活動では仕分けがメインの作業となり、後は学級部員が手分けをして持ち帰り、会社ごとに仕分けられた点数を集計します。

  

 子どもたちの収集意欲を高めるために、児童から集めたベルマーク枚数は年2回上位10位までをお手紙で発表し、達成感を味わってもらうために終業式には年間上位5名に表彰状を渡しました。

  

 26年度のベルマーク点数は約18万点ですが、まだまだ児童全員参加の活動ができていないと思っています。

 そこで今年度から児童によるベルマーク委員会が発足され、保護者主体だけではなく児童も一緒に活動することになりました。

  

 全校で集めたベルマークの点数を有効に使って、これまでたくさんの本や部活のユニフォーム、楽器などを購入してきました。

 今回児童のベルマーク委員会の立ち上げにより、子供たちにベルマークを集めたからこれが使えるんだ。だから大事にしよう!という気持ちや、被災学校やへき地学校への支援など…様々なことを考えるきっかけになればと願っています。

 ベルマーク枚数の提出量アップという事よりも、物が溢れている生活の中で、忘れがちな何かとても大事なことを感じ取ってもらえる、良い機会になるのではと思っています。

  

 振り返ってみると、私自身ベルマークをこんなにも意識した一年はありませんでした。

 それに0・5点、1点の積み重ね、ご協力頂いた皆さんの力が少しずつ集まればとても大きな力になり、日々の空いた時間でもこんなにも素晴らしい活動が出来たこと。

 それは子供からもらえたかけがえのない時間でした。

  

 まだまだ歴史の浅い学校ではありますが、校章のように中央のさくらっ子たちが満開の花の様な笑顔になるために、みんなで手を取り合いこれからの桜小学校を盛り上げていきたいと思っています。

  

(スライドを使って説明)
=千葉県教育会館新館1階大ホール

ベルマーク商品

ソプラノリコーダー 204A(G) / 205A(E)

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中