ベルマーク運動説明会 5月13日(水)佐賀


(2015/05/22)印刷する

鳥栖市立弥生(やよい)が丘小学校

松田康子さん、谷川美和さん、岡亜紀さん、楠田幸江さん、草場幸絵さん(右から)

開校8年目 一世帯一役が定着、スムーズに作業

 本日は、このような機会をいただき、ありがとうございます。このような場は初めてですので、お聞き苦しい点もあるかと思いますが、どうぞよろしくお願い致します。

 さて、弥生が丘小学校は佐賀県の東部に位置し、背後には脊振山地をひかえ、筑後平野をのぞむ標高30~80㍍の丘陵地にあり、古くから交通の要衝として発展してきた地域です。学校の周辺には多くの公園が点在しており、自然に囲まれた環境でもありますが、学校の南側にはサガン鳥栖の練習場である鳥栖市北部グラウンド、西側には鳥栖プレミアムアウトレット、東側にはJR弥生が丘駅があり、自然・産業・交通などがあふれる街として発展しています。

 本校は平成20年度に創立され、8年目を迎えた新しい学校です。弥生が丘は新興住宅地のため、児童数が年々急増し、ついに県内の小中学校で児童生徒数が一番多い大規模校になりました。平成27年度は児童数が974名になり、まだまだ、増加傾向にあります。

リハーサルでも真剣な表情です

 弥生が丘小学校の教育目標は、「21世紀をたくましく生き抜く心豊かな弥生っ子の育成」です。人・自然・社会との豊かな関わりの中で、互いに助け合い自信をもって進む児童の育成を目指して~あいさついっぱい、げんきいっぱい、勉強いっぱいの弥生っ子を目標として、児童一人一人が成長していけるように、学校、保護者、地域の皆様との強固な協力体制で支えていきます。

 弥生が丘小学校PTAには、本会と7つの委員会があります。その中で、ベルマーク運動を担当しているのは企画委員会です。企画委員会には30名委員がおり、リーダー、副リーダー2名、会計が中心となって活動しており、ベルマーク運動を担当していますが、夏休みプール開放も担当しています。夏休みプール開放に備え、消防署と女性消防団の方々をお呼びして救命救急講習会を開催しており、児童の安全を見守っています。そのため、1学期は多忙な学期となります。

 年間活動としましては、4月にベルマーク集計作業日を決定致します。一昨年度から、6月、7月、9月、10月、11月、12月、2月、3月の第2火曜日、年8回作業しています。また、ベルマーク集計作業には一世帯一役という、1年に1回、PTA行事を1世帯につき1つお手伝いして頂いている方々にも参加していただいています。

 ベルマーク収集は、児童からの収集の他にも弥生が丘の地域を生かして、企業、スーパー、歯科医院など計9カ所にベルマーク回収箱を設置して、地域の方々にもご協力をいただいています。回収方法は、場所別に企画委員の担当を決めて、集計作業日に間に合うように回収してきます。

 年度初めには、前年度の点数報告とともにベルマーク収集についてのプリントとベルマーク一覧表を配布して、入学したばかりのご家庭にも活動内容が周知できるようにしています。

 児童への回収袋は各家庭の最年長児に配布し、クラスごとの回収袋に入れ、クラスの先生にお願いして、収集日までに回収していただきます。回収袋は色画用紙に印刷して、展開図のまま配布し、それぞれの世帯でのり付けなどして作成していただいています。回収袋を各世帯にしたのは、ベルマークは家庭で収集されていますので、世帯ごとに収集するということになりました。回収袋には毎回、ありがとうの意味を込めて、スタンプを押してお返ししています。

 毎回、一世帯一役の方々と企画委員会全員、50名前後で行います。一世帯一役を案内する企画委員がおり、ベルマークの作業の手順や道具の配布等をしていただきます。1週間前に回収袋を配布していただき、担当の先生から、クラスごとに回収された袋が入っているカゴをいただきに行きます。

 まず、ケースにベルマークを出して、番号ごとに仕分けしていきます。番号がついた箱にベルマークを入れていきますので、箱の周りは人でいっぱいになります。番号ごとに仕分けしたベルマークを切りそろえ、同じ番号、同じ点数のものを10枚ごとにテープでとめていきます。この作業まで、一世帯一役の方々にお手伝いをお願いしています。毎回、1時間~1時間半くらいの作業です。

 その後の作業は、企画委員のみで行います。番号ごとの袋に入れて点数を数え、チェックシートに点数を記入します。その際、点数の間違いがないようにダブルチェックをします。ここまでが、ベルマーク集計作業となります。

 ベルマーク集計作業のポイントとしては、

  1、番号ごとに仕分け

  2、同じ番号、同じ点数のものを10枚ごとにテープでとめる

  3、点数を計算して、ダブルチェックをする

 以上のことを特に注意しながら、集計作業を行いました。

 また、インクカートリッジの回収も行っています。ケースに集まったインクカートリッジを、新聞紙をひいた机の上に出し、ビニール手袋をして純正以外のものを除外します。その後、メーカー別に仕分けし、個数を数えます。各メーカー指定のダンボールがいっぱいになったら、随時、送付しています。

 次に、テトラパックの回収も行っています。まず、テトラパックのマークの確認をするとともに、汚れているか、乾燥しているか、展開されているかも確認します。10キロまでたまったら、テトラパック専用箱に詰めて送付します。

 ここまでの作業は、ベルマーク作業日にベルマーク集計作業と同時に、企画委員によって行われています。多くの方々に作業をお手伝いいただいているので、家に持ち帰っての作業はほとんどありません。一世帯一役というシステムが7年目にして定着し、委員会活動をスムーズにしていただいています。

 いろいろな方々のご協力のもと、昨年の6月には50万点を超え、ベルマーク財団より表彰状をいただきました。私たちの活動が表彰されたことをうれしく思っています。

 50万点に至るまでの今までの実績としては、御覧の通りとなっております。昨年度は、一昨年度より残念ながら点数が下がってしまいました。要因としては、収集活動をする近隣の幼稚園が増えたことや、学校にベルマークの収集箱を設置していないことなどが挙げられます。このことを考慮し、昨年度末には、学校にベルマークとインクカートリッジの収集箱を設置しました。その他には、プリントやPTAブログなどで、呼びかけをしております。

 1年を通して集めたベルマークの点数で、学校に必要な遊具や備品などを先生方と相談して購入する形をとっています。一昨年度は、一輪車と黒板消しクリーナー、昨年度は、各クラスにドッチビーを2個ずつ購入しています。私たちは、児童に外で、元気よく遊んでもらえることを願っております。

 私たち企画委員はベルマーク運動を通じて、改めて、ベルマーク1枚1枚の大切さを知り、今まで以上に興味を持って、購入する時から気にかけるようになりました。また、集計作業をしながらのおしゃべりは、情報交換の場となり、楽しく委員活動ができたこと、なによりもやってよかったと思っています。

 そして、保護者の皆様、地域の皆様のご協力に本当に感謝しています。学校生活をより良くするために、わずかな点数でも地道に集め、少しでも児童の助けとなる活動を続けていきたいです。

 以上、弥生が丘小学校、企画委員会ベルマーク運動の活動報告を終了致します。皆様、ご清聴ありがとうございました。

  

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(パワーポイントを使って発表)
=グランデはがくれ ハーモニーホール

  


  

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