ベルマーク運動説明会 5月12日(火)盛岡


(2015/05/22)印刷する

盛岡市立青山小学校

久慈真由美さん、松田美樹さん(左から)

積み重ねてきた工夫、初心者もスムーズに活動

 本日は、盛岡市立青山小学校PTAベルマーク部の昨年度の活動を発表させていただきます。どうぞよろしくお願い致します。

  

 青山小学校は、盛岡市の北西部にあり、校庭からは岩手山の美しい姿を眺めることができます。1948年に開校し、教育目標は「みんなと力を合わせる子ども」「よく考える子ども」「明るくじょうぶな子ども」で、全校児童579名の子供たちが元気に学んでいます。

  

 本校のPTAには、総務部、広報部など6つの専門部があり、各学級から1名ずつ役員が選出されます。ベルマーク部もその中の1つで、昨年度は19名で、ベルマークの回収を9回、仕分けを7回、集計および発送を2回行いました。

  

 ベルマークの回収は、まず児童一人ずつに回収袋を作成し、毎月の集金袋と一緒に担任の先生に配っていただきます。年度初めには、一覧表とベルマークだよりを一緒に配布して、マークの切り取り方の注意点などをお知らせします。回収した袋は、子供たちにPTA会議室に運んでおいてもらいます。

  

 ベルマークの仕分けは、集金日の1~2週間後にPTA会議室で行います。協賛会社の番号を付けたプラスチックトレー、整理袋、端数と書いた整理袋を用意し、トレーにベルマークを入れていきます。初回は量が多くて大変ですが、慣れてくると10名前後で1~1時間半で終わります。

  

 仕分けたマークは自宅で台紙に貼ります。整理袋、端数袋、ベルマークの他にセロテープと台紙、間違って混入していたマークを入れる袋などを入れた作業袋を持ち帰ります。学校での作業に参加出来なかった人には、量の多いものを担当してもらいます。

  

 自宅での作業は、台紙に貼りやすいようにベルマークを切り、同じ点数ごとに10枚ずつセロテープで貼ります。この時、台紙の右上に貼ってあるマークの点数を書いておきます。10枚貼れた台紙は整理袋に、10枚に満たない台紙は端数用の袋に入れ、次回の仕分けに繰り越します。

  

 作業袋は1~2週間後に締め切り日を決めて学校に戻してもらいます。ベルマーク部の活動は、平日の日中に学校で行うことが多いため、お仕事などで毎回出席できない人もいますが、作業袋を通して関わっていただきました。

  

 集計は、9月と2月に学校で行いました。10枚ずつ台紙に貼ってあるので点数の計算は楽にできます。1回の集計で3万~4万点になりますが、1時間半程度で終わります。

 ベルマーク以外にテトラパック製紙容器とインクカートリッジの回収も行っています。昇降口に回収箱を設置して、回収日だけでなく児童が登校する際や授業参観日などに持ってきてもらいます。

 年に3回発行するベルマーク便りで回収の呼びかけをしています。回収量も少しずつ増えてきて、昨年度はテトラパックが5645点、インクカートリッジは3社合計で、9255点になりました。

  

 また、校外の活動として、近隣のスーパーなど4カ所に回収箱を設置させていただいています。昨年は、何十年も前にお子さんが青山小学校を卒業したという方から、ベルマークを送っていただいたこともあり、とても嬉しかったです。

  

 本校がベルマーク運動に参加したのは、1966年からです。今まで購入した主な備品には、サッカーゴール、インクジェットプリンター、DVDプレーヤーなどがあります。

 何十年もの活動の中で、回収方法や仕分け、集計の手順などは、工夫され変化してきました。その積み重ねがあったおかげで、初めて経験する人が多くてもスムーズに活動できました。

 今回このような機会を与えていただいたのも、諸先輩方の活動の結果だと思います。

  

 毎月の回収は大変ですが、ベルマークへの関心を高めることができると思います。ベルマーク部の活動を通して、小さなマークを集めてくれた子どもたちや保護者のみなさん、学校の先生や地域の方などとのつながりを実感した1年でした。

 今後は、さらに回収量を増やすために地域の方への呼びかけなどを検討していきたいと思います。今回の発表が少しでもみなさんのご参考になれば幸いです。

  

 ご清聴ありがとうございました。

  

(パワーポイントを使って説明)
=岩手教育会館2階第一会議室

ベルマーク商品

12粒 ミルクキャラメル

ベルマーク検収

今週の作業日:4/30~5/2
2/20までの受付分を作業中